今月の新テニは発売前から色々と話題になっていたようですが、実際に読んでみたら確かにすごかったです。
先月は平等院さんが徳川さんの放った巨大な光る球を打ち返し、コートの後ろの壁にバカでかい穴をあけたところまででした。(事実を述べているのにいまいち意味がわからないあたりさすが)
今月はその続きから始まるのですが、壁に穴をあけたボールの判定は普通にアウトで、1セット目は徳川さんが先取します。
これに対して平等院さんは、「ちっ、アウトかよ」と悪態をつきますが、おそらくコート内に入れるつもりは更々なくて徳川さんに直撃させて粉砕するつもりだったんだと思います。
インターバル中に鬼さんの「すまねぇ、俺が奴の海賊を目覚めさせちまった…!」という妙にじわじわくるセリフがあって2セット目に入りますが、流れは当然平等院さんペース。
「異次元のテニスを体感するがいい!」というセリフから、平等院さんの更なる必殺技が繰り出されるのですが…。
徳川さんが船上で骸骨の海賊に刺されて倒れました。
…事実を述べているのに全く意味がわからないあたりさすが。
さて、とりあえずこのオカルト現象について真面目に考察を行っていきましょう。
今までのテニプリであれば、つい最近もボールが巨大化したり、鬼の幻影が見えたりなどの不可思議要素がありましたが、これらは打ち合いの中で一瞬描かれたもので、迫力を出すための演出としては理解できるものでした。
しかし今回のこの技。船上で徳川さんと骸骨が戦闘、徳川さんが刺されて倒れ、6-0で平等院さんがセットカウントを奪っています。
つまり、この状態は1セット中続いており、しかもその間ラケットやボールなどのテニス要素が一切描写されていないことになります。
少なくとも今までの技は、ちゃんとラケットなどを用いてテニスに近いことをやっているということはわかるので、テニスでなくともテニヌと呼ばれるほどにはテニスに近かったわけですが、これはもはや全くテニス関係ないですからね。
テニスをしていたはずがいつの間にか船上に飛ばされ、骸骨と戦闘し刺されて倒れ、気付いたらセットカウントが奪われていた…恐ろし過ぎる技です。
3セット目に入ってもなお徳川さんがボコボコにされているのですが、周囲から見ると先程の技もこういう風に見えているんでしょうかね。
どうやら平等院さんは、鬼さんに敗北したことで相手を徹底的に痛めつけ、再起不能にするプレイスタイルに変貌したとのこと。
前回の徳川vs平等院のときも同じようにリンチをしていましたが、入江と鬼さんが止めに入って助けたことで完全に心を折ることはできなかったと判断したようです。
一方的にやられる徳川さんですが、ここでこの試合に命を懸けると宣言したことを思い出し、回想が始まります。
その内容は、対平等院さん用に鬼さんが伝授した切り札に関するもので、その名も「ブラックホール」。
効果はスイングをすることで空間を削り取り、どのような打球も止めてしまうということ。
使用条件は強靭な肉体・柔軟な筋肉を持っていることと、体に大きな負担が掛かる為、もって30分ほどしか使用できないこと。
この技に関しても、スイングで空間を削り取るという、テニヌ技の原理説明の定番である「回転」や「気」をもってしても説明できないフレーズを使ってきました。
またしても一線を越えてきた感のある技ですが、とにかくこのブラックホールを使えば平等院さんの骸骨攻撃も攻略できるようです。
骸骨の剣をブラックホールで受け止め、平等院さんの足元にリターンを決める徳川さん。
最後は決め顔で「ブラックホール」とつぶやき、次号へ続きます。
というわけで、今月は平等院さん、徳川さんともに新たな次元のテニヌ技を披露するという非常に濃い内容でした。
特に徳川さんが骸骨に刺されて倒れ、審判がセットカウントをコールするシーンは非常にシュールで何とも言えない味わいがあるので、ぜひとも本誌で確認して欲しいところです。
「崖の上で特訓した平等院が異次元の強さを手に入れて戻ってきた」という入江の発言が比喩ではなく本当に異次元のことを指していたとは…。流石テニプリと言わざるを得ません。