6月9日、この日は涼しい和菓子の取材。
定番以外にオリジナルの和菓子も堪能。
そんな取材を終え、帰り道はいつもの県東ポイントへ。
今日は「尻ヒラタ」を攻略したるぜ!!
「えっ、何尻ヒラタって」
「いきなり~」
と思われるアメブロ読者のみなさん、すみません。
この尻ヒラタとの遭遇記事は
ライブドアブログの方で書いていました。
気になる方はコチラへ↓
簡単に申しますと、尻だけでヒラタと判別できたヒラタクワガタを
逃がしちゃったというお話です。
夕方になると、ぽつりぽつり雨が降り出しました。
「よし今日は逃がさないぞ」
先日ヒラタが逃げこんだ洞をそっと見ます。
「ありゃぁ、いない・・・」
「・・・・・」
引っ越ししたのだろうか?
洞をよく見ると雨が入口に当っている。
そうか、これでは隠れ家が濡れてしまう。
いないはずだ。
どこか別の樹に移って行ってしまった。
「そういう事だ。きっと・・・」
私はちょっとがっかりして、うなだれた。
「ありゃ」
うなだれついでに目に入って来たのは、膝くらいの高さにある土のつまった大きな洞。
土詰まりの洞に何かいた!!!
「げっ、ヒラタだ!!!」
あまりにも不意を突かれたので反射神経が鈍る。
もぐもぐ、モグライダー
あっという間に土に潜っていってしまった。
掻き出したが更に下に続く穴に落ちて行ってしまったらしい。
また、逃げられた。。。
今見た感じだと50ミリくらいはありそうなヒラタ。
千葉ではデカヒラタの部類だ。。。
「くぅ~~~、残念~」
次回で仕留めよう、そうでないと交番勤務に戻される(教場かいな)。
そこから期待の出来る樹液を数カ所まわるも
ノコギリとコクワのみ。
今日はヒラタ無しで帰宅かな・・・
夏の伐採の終わったマテバシイを見上げると
黒い個体がざわざわと動いた。
「おっ、ヒラタか!!!」
ライトを当てて、よく見ると、それはややデカいコクワ♂だった。
10年くらい前だと上の方に大きいヒラタがいたんだけどなぁ・・・
この辺りもずいぶんとヒラタが減ったものだ。
次は以前カブトが群がっていた写真を載せた3.5メートル程の楡。
そっと、そ~っと
近付き、赤いライトをそーーーっと当てた。
にゃんとカブト登場。
くわ好きのみなさんのSNSではすでに多くのカブト目撃が載っているが、
ついに私の目の前にも現れた。
写真では分かりずらいけど♂です。
「う~~ん、ここでもダメか・・・」
とがっかりしながら下を見ると木の股の窪みにヒラタがいた。
今日はがっかりするとヒラタが現れるようだ。。。
掻き出し棒で軽くつついて手前の幹側へ。
やや小さいけど美しい。。。
取り敢えず車に持って行って測ってみよう。
もしかしたら他にもいるんじやないか?
そんな感じがしたので根際をカリカリやってみた。
いつもはそこまではしないのに・・・
コロン!!!
掻き出し棒が何かをはじく。
「おっ、こりもヒラタだ」
小さいので確認後リリース。
おそらく30ミリ後半。
さて、さっきのヒラタをミニノギスで測ってみる。
41か42mmというところだ。
手の平で十分観察してから
この子もリリース。
次回、尻ヒラタとの決着はつくのでしょうか。
お楽しみあれ