▲田園には各所で水が張られていました

 

 

この日も外房取材が早めに終わったので、

 

樹液探索しながらの帰り道。

 

 

 

 

夕方の気温は前回でかヒラタを採った時よりは

 

2度高い22℃。

 

 

 

 

前日が雨だったので、樹液の出はいいんじゃないかと想像。

 

 

 

最初はポイントは離れているのだが、

 

昨年チビヒラタペアを採った太めのニレへ。

 

 

 

楡の修復能力は高く、ヒラタペアのいた穴はすでに塞がっていた。

 

 

 

 

この生命力にはいつも驚かされる。

 

 

 

 

周囲をぐるっと見ると樹液は少なく、かろうじて染み出ていた浮き皮下にコクワ

 

が隠れていた。この樹液の量では暫くヒラタは期待できないかも・・・

 

 

 

 

 

 

▲綺麗なコクワ♂

 

 

続いては毎年豆ヒラタが付くトベラの樹へ。

 

 

 

農作業中の方がいたので怪しく思われないように網を持って近づく。

 

 

 

 

途中購入した赤セロハンを巻いたライトを照らすも

 

樹液は無しでカラッカラだ。。。

 

 

 

 

ダメじゃん。

 

 

 

 

次は年に1度くらいしか見にいかないポイントへ。

 

 

 

 

こちらは普通の公園なのだが、3本程の広葉樹が樹液を出しスズメバチを

 

呼んでいるのだ。樹の裂け目や浮き皮もあるので、

 

クワガタもいるはずなのだが、、、

 

 

 

 

予想通りスズメバチは数匹、あとはヒカゲ蝶の一種がひらりひらり。

 

 

 

 

 

▲コナラに集まるサトキマダラヒカゲ(名前あってるかな?)

 

 

いい感じなのだが、クワガタの姿はなかった。

 

 

 

 

ここは整備された公園なので、綺麗すぎて薄暗い夕方ではまだ隙間にいるのかも

 

しれない。いつの日か真っ暗な時に見てみたい。

 

 

 

 

 

 

ポイントはあってもシーズン前半、

 

ヒラタクワガタはそうそういるわけではない。

 

 

 

 

 

ここからは連続して3本の楡を見るが、やはり樹液が少なくて

 

コクワがやっといるくらい。

 

 

 

 

 

▲マテバシイで一瞬ヒラタ♀に見えたコカブト虫

 

 

実は3本目は前回千葉県ではデカヒラタの部類にはいる55mmを採った

 

木なのだが、こちらの樹液も少なめでコクワのみに終わった。

 

 

 

 

 

▲前回55mmを採った樹

 

 

前日が雨で本日が暑いくらいの晴天。

 

 

 

 

 

いいと思ったんだけどなぁ・・・まっ、それが自然か・・・

 

ここからは違う市町村へ。

 

 

 

 

 

こちらの樹は前回寄らなかったニレ。

 

 

 

 

 

どれどれ、体を小さくして樹表をなめるように見る。

 

 

 

 

 

「う~~ん、ダメか・・・」

 

 

 

 

「えっ」

 

 

 

 

「いた!!!」

 

 

 

目の前にいた。

 

 

▲幹這えヒラタ♂

 

 

目の前過ぎて分からなかったのだ。

 

 

 

チビヒラタだけど、これまた綺麗な感じ。

 

 

 

 

暗闇の中での確認だけど新成虫のような・・・

 

 

 

今期、この地域では初モノなので持ち帰る事にしよう。

 

 

 

 

綺麗だしね。。。

 

 

▲ゾウムシとコクワ♂

 

 

 

この後、計10本のニレポイントを回りましたが、コクワの出も少なく

 

「まだ早いかなっ」って思いながら帰りました。

 

 

 

 

▲千葉県東部ヒラタ♂38mm

 

次は月末あたりに回ってみます。