2023年5月10日、知人宅の頼まれ仕事を終わらせて
夕刻の帰り道は自然とクワガタポイントへ。
日中の気温は23℃程。
令和元年には5月8日にオオクワを採っているので
ほんの少しですが、期待が膨らみます。
まずはいきなりのメインクヌギから
ガサガサと笹薮を分け入ります。
樹液は・・・?
地上4メートルほど上の蔦巻部分でじんわり。
う~ん、まだ早いかな。
クヌギをぐるりと1周しますが特に怪しい影は無し。
ただ、唯一のじんわり樹液の隙間に
クワガタらしき影。
小さいのでコクワでしょうけど、今年最初の樹液回りなので
カリカリと掻き出すとポロッと落下。
まっ、コクワだからいっか。。。
這い上ったクヌギからゆっくりと降り、
たまたまライトを照らすと葉っぱに隠れようとする黒虫。
ありゃと葉っぱをどかすと
落下したコクワでした。
コクワなのですが、真っ暗な中で探し出せた事に喜びを感じました。
今年のクワ探索能力を占う1頭というワケです。
今度はムシムシした夜に来てみよう。
次は私以外はほぼ見ないであろう高台の1本クヌギ。
20年近く昔はこの樹でもオオクワが採れたみたいですが、
その後はさっぱり。年々、オオクワガタは減っているのか、新たな
ご神木を探せない自分が悪いのか・・・
この樹ではキマダラカミキリを確認しただけ。
また来ます。
ここからは大木が転がる空き地。
暗闇の中、朽ちた大木からオオクワが脱出していないか、もしくは卵を産みに
来ていないを探します。
これもかなり昔の話ですが、ご神木の根元をカリカリと木くずを落とす
オオクワらしき虫を取り損ねたり、椎の木のサルノコシカケに止まっている
オオクワ♀を偶然に見つけた経験があるため小さな可能性を探るわけです。
でも、今宵見られたのは10匹ほどのキマワリたちでした。
ラストは数年前に見つけた樹液を出す白樫。
樹液は垂れていましたが、くわカブの姿はありません。
大した成果はありませんでしたが、、装備を用意する手際や
闇の中での目を慣らす訓練には役立ったと思います。
また、そのうち立ち寄ります。。。