さて、2022年10月3日午前6時ごろ、
小平市から見られた怪しい鱗雲は地震と
関係があったのだろうか?
では、いつものように怪しい雲出現から
約1週間以内に発生した主だった地震を
こちらに列記したいと思います。
期間を1週間としたのは日本地震雲研究会の会長を
取材しレクチャーして頂いた事から。
そして、取り上げる地震は震度3もしくは
マグニチュード4以上とします。
こちらは独自の考えからですが、雲に影響を与える地震であれば、
ある程度の大きさがあると考えました。
それに震度1や2は毎日のように全国どちらかで発生。
そんなものも含めると訳が分からなくなるからです。
下は2022年の10月3日午前6時頃~10月10日午前6時頃までに
発生した割と大きな地震です。
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2022年10月3日 12時07分ごろ | 秋田県沖 | 4.4 | 2 |
10月3日12時07分 秋田県沖 М4.4 最大震度2
2022年10月6日 4時04分ごろ | 宮城県沖 | 4.5 | 3 |
2022年10月6日 7時31分ごろ | 父島近海 | 4.4 | 1 |
2022年10月7日 1時36分ごろ | 沖縄本島北西沖 | 5.1 | 2 |
2022年10月7日 3時14分ごろ | 福島県沖 | 4.4 | 3 |
2022年10月7日 5時09分ごろ | 三宅島近海 | 4.7 | 2 |
2022年10月7日 21時09分ごろ | 福島県沖 | 4.0 | 1 |
2022年10月9日 4時44分ごろ | 父島近海 | 4.2 | 1 |
2022年10月9日 13時38分ごろ | 福島県沖 | 4.4 | 2 |
2022年10月9日 22時49分ごろ | 沖縄本島近海 | 4.1 | 2 |
データからは10件の地震がマグニチュード4もしくは
震度3以上を記録している。
これは1週間の記録としては多い方であります。
特徴としては6日~7日にかけては頻繁に地震が発生。
主に東北、東京都南方の島々、沖縄の3地域での地震が目立っています。
もし、今後同じような怪しさを感じる雲が出て、3~4日後に地震が頻発するという
同じパターンが何度も見られた場合。
似たような怪しい鱗雲を観測した場合は3日~4日後に
割と大きな地震が発生する可能性があるという事になります。
もちろん、何度もデータが重なった場合です。
今後も地道に前出し予測でアップしていこうと思います。
怪しい雲情報を送って頂いた小平の花さんに感謝いたします。