長いこと採集を続けていると
えっ、ホントかよ~っていう場面に遭遇する事がある。
この日もそうだった。
6月18日、編集部に原稿を届けた帰りに
内房の樹液ポイントを回った。
2ヵ所樹液を見たが、コクワのみ。。。
そうそうヒラタはいない。
3ヶ所目、
幹にライトを当て、
徐々に角度を上げていく。
45度、60度、90度、110度と体を反らしたときだ。
な・なに~っ!!!
思わず、コドモ警察の福君の定番セリフが
口から飛び出してしまった(見てない人すみません)。
そこには・・・
↓
↓
↓
どーーーーん!!!
心の臓がドキッドキッドキッ、今風に言えば
胸がキュンキュンキュンだ!!!
ドでかいヒラタが、穴を抜け出し、のうのうと能天気に
樹液を嘗め回しているではないか(表現に問題アリ・番組倫理委員会より)。
暫し、ホントかどうか眺め回してから
網と掻き出し棒をくくりつけた竿で御用。
コイツだ↓
下から見てもデカカッタが、落としてみてもデカイ。
取りあえず、こいつをデジカメケースに入れて、他の樹液へーー。
今宵は、発生に適した気候なのか、
初ノコギリ、初カブト♀と
林は活気付いている。
でも、やはり、ヒラタはヒラタ、そう数は望めない。
私は房総中央部を通り、灯下を見ながら帰路に着くことにした。
気温はまぁまぁだが、落ちている虫は少ない。
とりあえず、コクワ♂は確認したが、その後が続かなかった。
でも、この灯下で恐ろしい初ものと遭遇。
日本マムシのマムちゃんである。
彼も灯下に集る虫を狩りに来たのであろうか。
外灯採集は危険が少なくて
コドモでも安心・・・という
方もいるが、自分は過去2度
外灯下でマムシと遭遇している。
今回で3度目。
一応、注意しながら採集を楽しんで
欲しいと思います。
さて、注意書きはこれくらいにして、採集したヒラタのサイズですが、
こんな感じでした↓