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日頃、セッションをしていると、
多くの方が、
「もっと絞り込まないと
いけないですか？」
と、ご質問されます。
多くのコンサルタント、
マーケッター、また、
うまくいっている先輩が、
「絞り込んだ方が良い」と言うので、
皆、
「確かにそうだな。
まだまだ自分の方向性は漠然としているな」
と、妙に納得して（笑）、
「う～ん、どうやって絞り込もうか･･･？」
と、考えあぐねています。
こういう時、私は、
絞り込めずに悩んでいるなら、
絞る必要はない、と言います。
すると、皆、ホッとします（笑）。
もちろん、絞り込んだ方が、
あなたのサービスはエッジが立つし、
分かりやすくなるし、
そうなるほど、選ばれやすくなります。
マーケティングで言うと、
差別化とか集中戦略というヤツですね。
では、なぜ、絞り込まずとも良いかというと、
その絞り込んだ結果、
うまくいくかどうかは、
その時点ではわからないからです。
そうです。
やってみなきゃ、分からないのです。
とは言え、
「分かりません。はい、終わり。」
では面白くないので（笑）、
もう少し、話を進めます。
まず、絞り込むとは、
一体、何を絞り込むのか？です。
普通に考えると、
絞り込むのはコンセプトです。
○○専門カウンセリングのように、
専門分野を絞り込む事ですね。
また、対象となるお客様を絞り込むのも
大事です。
例えば、働くアラフォー女性を中心にしようとか、
小規模企業の経営者にしようとか、です。
この辺りまでは、多分、
あなたも考えて来たと思います。
でも、もう少し考えると、
ターゲットと言っても、例えば、
・肉食系の人 ⇔ 草食系の人、
・都会派 ⇔ 自然派
など、お客様のキャラクターや
ライフスタイルによっても分けられます。
また、例えば、
こういうコンセプトやターゲットではなく、
・セッション時間を３時間にする
・毎朝ワンポイントアドバイスメールを送る
といったサービス形態で
違いを出す方法もあります。
更に言うと、
・ブログ記事を１日１０回アップする
・週１回でも高質なフェイスブック記事にする
などのメディアを絞る方法もあります。
どうですか？
色々あるでしょ。
色々あって、絞り込めないはずです（笑）。
一番、確実な方法というのは、
いくつか考えられる事を、
全てやってみる事です。
Ａという商品、Ｂという商品。
Ａタイプのお客様とＢタイプのお客様。
それを全て、出来れば同時にやってみて、
・一番、反応がある方法
・無理なく出来るやり方
に、徐々に絞って行くんですね。
それができない場合は、
何かをダントツ化させる事です。
ブログ記事の量が凄い、
メルマガがとんでもなく面白い、
見た事もない斬新なセミナーなど、
狭い範囲で抜きんでる事です。
すると、自然に絞り込めて来ますよ。
「絞る」というのは、
あなたの日々の活動で、
やる事とやらない事を
はっきりさせることです。
その時点で分からない事も、
やれば結果は出るので、
立ち止まっているのなら、
まずは進めてみましょう。
ここで大事なのは、
「進める事」ですよ。
特に、ブログやメルマガなどの
日頃のメッセージは、
蓄積がモノを言うので、
絞れなくてもやりましょう。
机の上で絞っても、
見込み顧客と接していなければ、
未来に何も起こりませんからね。
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