芳月健太郎です。
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誰も教えてくれなかったコンセプトづくりの過程が書いてあります。
私はよく、ビジネスは
大企業でも個人でも
――
コンセプトを決めて、
売るモノをつくって、
それを欲しい人に届ける
――
事には変わりはない、
とお話しています。
実際、このたった３行を形にするのは、
中々、骨が折れるのですが、
でも、やっぱりそうなのです（笑）。
３行と言うより、
３段階と言った方が現実的ですね。
でも実際、人生の転機とか、
自分らしさを形にするとか、
自分のブランドを創るといった、
事になってくると、
いきなりコンセプトって、創れません。
コンセプトの段階は、既に
自分の強みとか方向性が
ある程度、頭の中に浮かんでいなければ、
「コンセプトワーク」は出来ないわけです。
では、まだそこまで行かない場合は、
どうすれば良いかと言うと、
実はコンセプトの前に、
もう２段階やる事があるのです。
それは、
①自分を正しく観る
②自分の価値観を知る
という段階です。
自分を正しく観るというのは、
何か現状がうまくいかなく感じるとか、
実際に変わらざるを得ない状況になったとか、
変化の入り口に立った時、
起こっている事を正しく捉えるという事です。
例えば、リストラにあった、
離婚したと言った不幸な出来事が起こる時、
それは、新しい成長の階段に
乗り換える必要があるサインですね？
こういう一見、不幸の皮を被ってやってくる
成長の機会を正しく捉えるのが
まず、最初の段階です。
まぁ、こういう時は非常に苦しい時で、
正しく捉えているのかどうかも
中々、分からないものですが、
起こっているネガティブの中にある
ポジティブをしっかり見出して、
冷静にバランス良く自分を捉えないと、
次に進めないよ、というわけです。
そして次ですが、自分を正しく観たら、今度は、
そもそも自分はどうしたかったのだろう？
これまでの人生に一貫して起こっている
メッセージとは何だろう？
私の人生の使命とは何だろう？
と、深く自分の内側に深く入っていくわけです。
私はこれを「自分の価値観を知る」と
表現しますが、
この価値観を外した所に、
あなたのコンセプトは存在できません。
よく儲かりそうだからと、
自分に合わない事を続けて、
ちっとも成果が出ないというケースがありますね？
これは、この価値観とずれているから、
価値観に合った事をしている人には、
絶対、敵わない。だからうまく行かない、
という事なのです。
このように、本当は、
①自分を正しく観る
②自分の価値観を知る
③自分のコンセプトを創る
④自分の売るモノを創る
⑤それを欲しい人に届ける
という５段階を経て、
あなたのライフワークが
出来て行くわけです。
因みに、言い方は異なっても、
企業のＣＩやブランディングも
基本的には同じだと思っています。
企業で言えば、①は、
置かれている現状を正しく把握する事だし、
②は、自社らしさ、自社に一貫しているものを
改めて見出す事です。
そういう価値観の上に、
様々な事業が乗っかって、
それぞれにコンセプトがあって、
その上に商品が色々あるわけです。
話は個人に戻って、
私のメニューは、主に
コンセプト、売るモノ、欲しい人に届ける活動を
企画コーチングしますが、
この①や②についても
具体的なメニューを考えていく予定です。
（中々、手をつけられないですが）
コンセプト以降は具体的なワーク中心ですが、
それまではインナーワークですね。
目に見える結果にはなりませんが、
でも、とても重要な段階です。
ここを間違えると、
変な方向に行っちゃいますから。
まぁ、言える事は、
自分の価値観以外の所で、
自分の方向性を決めてはいけない、
という事ですね。
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