人生は苦しいから | 真実は人を幸福にするか?

真実は人を幸福にするか?

桑田義雄が、うかんだり、もぐったりするブログ

今日、ある方の病気平癒を祈りに、神社に行って来ました。
その神社の祭神は天照大御神なのに、神社の中に、天照大御神(アマテラスオオミカミ)と豊受大御神(トヨウケノオオミカミ)の垂れ幕が、左右に同じように掲げてられており、
“外宮”として、常に脇役にされて来た豊受大御神も、さぞやお喜びだろうと思いました。
天照大御神は邪馬台国(“ヤマトノクニ”と呼ぶのが正しい)のヒミコの事であり、
ヒミコを継承した女王がトヨ(13歳で即位)であります。
このトヨを豊受大御神として、日本では崇めて来たのです。
天照大御神も豊受大御神も本来、同格なのであります。

兄妹か姉弟のうち、女子を巫女兼女王とし、男子を宰相とするのが「ヒメミコ制」です。
ヒミコの時代から大和朝廷の初期まで、ヒメミコ制は維持されました。
なぜ、女子を王とするのかと申しますと、女子は平和を望みます。
男子を王とすれば、武力に頼むのです。
また、神がかり状態となり、神の言葉をより正確に受ける能力に優れているのは、
男子よりも女子と考えられて来た為、女王を巫女として、神託を受け、それを政務に生かして来たのです。

韓国では、巫女(巫堂)が政治に関わっていました。
古代インドにて、墓場で身を売り生きるダキニと言われる女性が、
神がかり状態となって、神の言葉を、それを求める人(密教僧など)に提供したという事もあります。

日本だけではなく、女性は特殊な存在とされていたのでしょう。
子供を産み、育てるがゆえに、理性よりも、即座に物事を判断せねばならぬ局面が多く、
ゆえに女性は「直感」が発達するのであろうと思います。
そこから、女性崇拝が世界各国で生じ、日本では土偶として、女性を崇拝します。

ちなみに、巫女は現代でこそ、おみくじを売ったり、形式的な舞いをしたりしてますが、本来はシャーマンです。
明治維新で、巫女がシャーマンとなる事を禁じたのです。
何か、勿体ない話です。

アイドルは一種の巫女のような気がします。
昔は、各地域の神社で、お祭りの際に、巫女が舞い、人々の心を和ませました。
アイドルも、そのような役割を持っていると思います。
男女交際禁止、というのも、そこにつながっているのかなと。
これは余談であります。

家庭においては、男性が力を持てば、家庭は不和となり、
女性が力を持てば、家庭は平和になります。
それは妻が夫を尻に敷くという意味ではなく、
妻が賢明となり、その賢明となった妻を、夫が尊重するという意味です。
妻も賢明になる努力が必要なのです。
一方、妻に託す夫には、大きな愛と度量が必要となります。
ですが、それほど調和のとれた夫婦には、なかなかお目にかかれないというのが現実です。
私は、仲の良い夫婦となるには、間に神を挟まねばならないと考えております。
これについては、機会があれば、お話します。

さて、参拝後に神社でおみくじを買うのですが、
みくじ箱の手前に氷が張っていたものですから、滑って転びました。
おかげで、厄が落ちました(笑)
おみくじには、「いつも笑っていなさい。とげとげしい顔が、どれほど周囲の人を不快にする事か」。
とありました。
眉間にしわを寄せた険悪な顔は、周囲に不幸をまき散らします。
ですから、笑っていたいと思うのですが、なかなか出来る事ではありません。
それほど人生とは苦しいのですから。

だからこそ、祈りが必要と考えます。
神の導きが必要なのです。
神だけが、人生の苦悩を軽くしてくれるのです。

そうそう。
おみくじに「女難に気をつけよ」とありました。
あるんでしょうか?
今さら、女難が。



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