この時は、ぬか床を冷蔵庫に入れていましたが、『常温ぬか床』にしてみようと、YouTubeでいろいろ勉強しました。
YouTubeで学んだことは、
* 産膜酵母のこと。酵母が多いぬか床は味がフルーティーになるとか。
* 美味しいぬか床を作るには、ビタミン、ミネラル等の栄養を生かした『生ぬか』と香ばしい『炒りぬ』をブレンドする方法もあるとか。
* ぬか床に動物性の物(肉・魚・鰹節など)を入れると腐敗する可能性があるので、肉や魚はジッパー付き袋に入れてぬかを塗り、冷蔵庫で1〜3日寝かせてから焼いて食べるとか。
*豆腐はしっかり水切りしてサラシなどの布で巻いてぬか床に入れるか、水切りしても水分が多い食材はジッパー付き袋に入れてぬかを塗り、ぬか床とは別にして3〜6時間漬けるとか。
容器についても、プラスチックは良くないとか、木製はカビが生えるとか…。
陶器もいいけどホーローがいいとか。
そこで、家に眠っていた可愛いホーロー鍋を思い出し、早速使ってみることに。
常温ぬか床は、必ず毎日かき混ぜる事が大事です。
でも、冷蔵ぬか床と違い、早く漬かるので、次の日に食べるものを漬けて、当日取り出し、明日食べる物をまた漬ける。
つまり、毎日1回出し入れするので面倒なことはありません。
また、水分が多くなって来ても、その水分を捨ててはいけません。
食材から出た旨みの宝庫なので、足し糠をするか、乾物を入れて調整します。
ぬか床の表面です。
水っぽいのが分かりますか?
赤いのは唐辛子(粗みじん)、黒いのは昆布(細切り)です。
乾物は、切り干し大根、高野豆腐、干し椎茸、乾燥米麹など。
乾燥米麹は一握りくらいをパラパラっと。
高野豆腐は小さい物しかなくて、切り干し大根もバラバラになると取り出すの大変なので、お茶パックに入れてそのまま埋めます。(写真右)。
干し椎茸もそのまま埋めます。(写真左)。
なるべく空気が入らないように埋めていきます。
そして、昔は鉄玉子というものを入れていましたが無くしてしまって。
新たにこちらを購入。
こちらは、鉄玉子より小さくて軽いし、ぬか床にずっと入れっぱなしでも錆びません。
昔の人は、ナスの色が綺麗になるように鉄の釘を入れていましたが、釘は手に刺さりそうで危ないから角が尖っていないものが良いです。
ナスの色ですが、鉄を入れるのと入れないのではここまで違います。
今回初めて、ジャガイモ、ゆで卵、コンニャクを漬けてみました。
ゆで卵は動物性だけどぬか床にそのまま入れました。
ジャガイモは皮をむいてから茹でて、コンニャクは湯通ししました。
ゆで卵はレンジで作りました。
魚に焼き目が付く容器に水250ccと卵2個入れてフタをして600W 8分ですぐに水につければ半熟に。
そのまま放置しておけば余熱で黄身まで火が通ります。


















