車椅子テニス、大活躍しているのにテレビ中継が少ない | kuwanakenのブログ

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 パラリンピックで車椅子テニスの選手が大活躍しています。ところが、予選から中継しているブラインドサッカーやゴールボールと比べ、テレビ中継が少なくてとても残念です。せいぜいニュースで数十秒といったところです。

 

 車椅子テニスといえば、国枝慎吾さんでしょう。四大大会の優勝50回は、ジョコビッチでさえ遠く及びません。パラリンピックでも四大会連続金メダルという輝かしい成績を残しています。20年に渡り世界を席巻してきたのです。

 

 さらに、国枝慎吾さんの後継者小田凱人選手は、17歳でグランドスラム達成という快挙を成し遂げました。どこまで高みを極めるか、想像するだけでわくわくしてきます。女子でも上地結衣選手が四大大会で優勝を重ね続けています。

 

 ご存知の通り、四大大会の中継は盛んにテレビ中継されています。しかし、車椅子テニスはニュースで結果を知るばかり。「錦織圭選手が敗退し、日本人選手は姿を消しました。ちなみに、国枝慎吾選手は優勝しました」

 

 世間では多様性とかインクルーシブとか、マスコミでも声高に叫ばれています。それなのに、マスコミ自体がパラスポーツの報道に尻込みするとは情けない。日本人選手が活躍すれば、視聴率だって稼げると思うのですが。

 

 小田凱人選手は、マスコミでよく取り上げられます。見るからにカッコ良くてスター性があります。そろそろ、「障害者がけなげにがんばっている」というステレオタイプを捨てて、車椅子テニス自体のカッコ良さを報道して欲しいです。

 

 小田凱人選手も「何のためにメディアに出て、演出してきたかわかんなくなりそうだけど、これが現実。試合で魅せます」と嘆いています。凱人君の歯ぎしりが聞こえてきそうです。確かに、試合を見れば魅力が伝わると思います。

 

 車椅子テニスに限らず、おもしろいパラスポーツはたくさんあります。我がミニバスケットチームでも、パラスポーツを盛んに取り入れています。車椅子ツインバスケット、ボッチャ、ゴールボールなどなど。メチャクチャおもしろいのになあ。