今年は竹の子の当たり年 | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 お隣さんから竹の子をもらいました。もう何度目でしょうか、数え切れません。竹の子は一年置きに豊作と不作を繰り返すそうです。桑名では今年が表年とか。我が家でも近年にないほど、大豊作の年になりました。

 

 竹の子は足が速いので、すぐに茹でなければいけません。急いでスーパーへ出かけて、精米機の裏に積んである米糠をせしめてきます。大きな鍋でぐつぐつ茹でて、アクを取ります。あとはいろんなあじつけで楽しみます。

 

 先日も美しい妻から電話がありました。「竹の子もらえるけど、まだ欲しい?」どうやら、妻は食傷気味のようです。構わず「はい、はい。欲しい」と二つ返事。僕は竹の子が大好きなので、飽きることがありません。

 

 桑名は東海地方随一の竹の子産地です。市内敷地の5パーセントが竹林。確かに僕の住む町にも竹林があちこちに。近所のNさんに「竹の子持ってく?」と声を掛けられることがあります。すかさず「欲しい」と返事します。

 

 そうすると、鍬を担いだNさんが出てきて、裏の竹林へ入って行きます。後をついていくと、スコンスコンと竹の子を抜いて渡してくれるのです。表年には、出てきて出てきて困るとか。持つべき友は竹林持ちです。

 

 竹は成長が速いので、手入れをまめのしないといけません。そうでないと、歩けないほど竹が生えてくるのです。桑名市の広報では、竹林の10%ほどしか管理ができていないそうです。つまり、残りの90パーセントは荒れ放題。

 

 そういえば、散歩道にも茫茫の竹林があります。足を踏み入れることができないほど密集していて、折れた竹がいくつも斜めに倒れているのが見えます。竹の子がいくら生えようが、採ることはできないことでしょう。

 

 桑名には300件の竹農家があります。太極拳仲間のHさんも、この時期にはとても忙しい思いをしているとのこと。手間を掛けた分だけ、ちゃんと儲けて欲しいと思うばかり。お金になってこそ、汗をかく気にもなるというものです。