孫たちが小説を読み始めた、めっちゃうれしい | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 孫娘Lちゃんが春休みを利用して遊びに来ています。いつも、二週間くらい居てくれます。美しいグランマとおじいちゃんはうれしくて仕方がありません。毎日どこへ行こうか何をして遊ぼうか、ウキウキワクワクの毎日です。

 

 今回は、やってくる早々熱を出しました。ところが、38℃を超えても元気で動き回ろうとします。それを無理に抑え込み、居間のソファーで寝させます。お医者さんに診てもらおうと勧めても、頑として行こうとしません。

 

 どこにも出かけられないので、Lちゃんのために撮り貯めた吉本新喜劇を延々と見ました。僕らと笑いのツボが一緒なので、同じギャグを見ては三人で笑い転げます。二日後に熱は下がったので、早速グランマと買い物に出かけました。

 

 Lちゃんの滞在に合わせて、名古屋の孫息子Aちゃんも遊びに来ます。Aちゃんは近頃、小説に興味を持ち始めました。やってくるたびに「小説なら何冊でも良いよ」と買ってあげます。Lちゃんに勧めても「いらなぁい」

 

 それが、今回はLちゃんも「わたしも欲しい」とねだってきました。本屋さんへ出かけると、迷わず小説の棚を探します。お目当ては恋愛小説。「満月の夜に君を見つける」なんて、背中がこそばゆくなるような題名が並びます。

 

 Lちゃんはその歯の浮くような恋愛小説を、三冊ほど買い求めました。Aちゃんはというと、「星のカービィ」を一冊。内容はともかく、おじいちゃんとしては孫たちが小説を読んでくれるだけで、めっちゃうれしい。先が楽しみです。

 

 小説は主人公になりきったり、登場人物の心情を慮ったりしながら読んでいきます。そして、無意識のうちに自分の心の動きを確かめる作業もしています。それこそが、小説の醍醐味。Lちゃんは家に帰るなり本を開いて読み始めます。

 

 ご飯とお風呂以外はずうっと読みっぱなし。朝起きると顔も洗わず本を開き、パジャマのままでごろごろ読書。開いた本を左手に持ったまま、冷蔵庫を開け、イチゴを取り出し、片手で洗います。「イチゴ洗いながら、本読めないでしょ」「読めるの!」