もう少しで虹が出そうだけれど | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 前日からの雨が朝方上がりました。ニュースでは各地で大雨の被害を報道しています。東の方から青空が見え始め、洗濯物に強い日差しを当てます。窓から見上げる空には黒い雲もかなりの範囲を占めて、すっきりとした晴れとはならないようです。

 

 天気予報は曇り時々雨。いつ降り出してもおかしくない雨模様が、昼を過ぎて夕方まで続きました。そして、太陽が西に傾きかけた頃、とうとうこらえきれずにザアーっとひと降り。それが、本当にひと降りでサッと雨が上がります。

 

 まだ重たそうな雲が残りますが、空のあちこちではきれいな青空が広がっていきました。西を見ると太陽は雲に隠れていますが、今にも顔をのぞかせそう。あの雲さえどいてくれたら、東の空に虹が掛かるかもしれません。

 

 そういえば、もう何年も虹を見ていません。最後に見たのは、娘を駅まで送って行った帰りですから、3年ほど前の話です。あの時は、雨上がりの空がからりと晴れた朝、虹が掛かる予感に街を抜けて空が見渡せる場所へ車を走らせました。

 

 案の定、予想通り西の空にきれいな虹がかかります。車を停めてしばらく見とれていました。思いもかけない時に突然現れた虹は、大いに感激します。それより、期待が膨らんだ状態で見つける虹こそ、喜びもひとしおというものです。

 

 もともと虹はまん丸で、下半分が地平線で隠れ、上半分を見ているだけだとか。飛行機で空を飛んでいると丸い虹が見えるといいます。丸い虹も一度は見てみたいですが、虹を橋に見立てた夢物語はなくなってしまいます。

 

 虹がまん丸だと思えば、渡って向こう側へ行くという発想はできません。天地真理ちゃんの「虹をララララ渡り・・」も、オズの魔法使いの「Somewhere over the rainbow・」も、思い描くことはできなくなります。

 

 本物の虹はなかなかお目に掛かれませんが、庭に水を撒く時はシャワーで小さな虹を作ります。もちろん晴れた時だけ、太陽に背を向けてシャワーを上に向けます。背景が暗ければ小さな虹が現れます。ちょっとだけうれしい。