ウオータースライダー、子供の遊びは危険と隣り合わせ | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 千葉県稲毛海浜公園プールのスライダーで、8歳の子が左足太ももを骨折しました。原因は、水の流れが速くスピードが出過ぎたとの発表です。きっと、怖くなって足を広げたら壁に引っ掛かり、そこへ体重が乗ったのだと想像します。

 

 2歳の孫娘Mちゃんとちびっ子ウオータースライダーで遊んでいる時も、ちょっと怖いなと思いました。Mちゃんは怖いもの知らずです。一人でも平気で滑ります。横向きになって水の中に落ちても、大喜びで起き上がります。

 

 怖いと思ったのは、横向きで落ちる時、壁に足が引っ掛かりそうだからです。スピードも遅く体重も軽いので事なきを得ていますが、何かの拍子でケガをするかもしれないと思ったのです。美しいグランマも「ちょっと怖かった」と言います。

 

 そもそも、滑り台はスピードとスリルの遊びです。そこにはケガと隣り合わせの危うさがつきまといます。ミニバスケットでは、堤防の坂滑りをする時があります。段ボールをお尻に敷いて、堤防の坂を滑り降りるのです。

 

 枯れ草の生え加減でスピードが違います。石ころもごろごろしています。途中でつまづいて転がり落ちるのはザラ。うまく滑ってもすり傷は当たり前。たくさん用意したバンドエイドが売り切れもしばしば。自然は危険だらけ。

 

 僕も子供時代、崖で遊ぶことが流行ったことを覚えています。文字通り「スリル」と呼んでいました。もしそこに大人がいたら「やめろ」というに違いありません。子供だけで危険スレスレのスリルを味わうのですから。

 

 これが、大人の管理する滑り台となると、責任問題が絡んできてややこしくなります。ブラジルでは点検中のパイプの途切れたスライダーに子供が落ちて死亡しました。柵とテープで立ち入り禁止にされていたとか。それでも、訴訟問題は必至です。

 

 大人は子供がケガをしないように注意を払わなければいけません。それと同時に、危険の線引きができる能力を子供に教えるべきです。この表裏一体の難問は、常に意識しなければいけません。人の責任を糺すよりも重要です。