母校の女子バスケットボール観戦をして来ました。相手は宿敵上智大学です。コート上の一番前のかぶりつき。こんな席で見るのはコロナ前ですから3年ぶりです。以前はミニバスケットボールのコーチとして、ベンチに座るのが常でした。
でも、今のチームはJBAの登録をしていないので、大会に出ることはありません。コロナが明けてもバスケットを見るのは、せいぜい2階の観客席くらいです。久しぶりのかぶりつき観戦は、やっぱり迫力が違います。
チームベンチの反対側観客席最前列に陣取ると、選手が目の前で練習をしています。今年のルール変更により、ベンチ側のゴールで練習をすることになったのです。タイマーのカウントダウンが進むほどにワクワクしてきます。
ティップオフ直後はおもしろいようにシュートが決まります。10点近くリードしますが、すぐに追い越されて接戦になりました。3ポイントシュートをポンポン打ちますが、ことごとく外してリバウンドを取られます。
一緒に見ていたT君M君Mちゃんと「あれだけ外してるのによく打つわ」「ええ根性しとるなあ」とぼやき続けます。フリースローもよく外しました。シュートは入りませんが、ゴールに向かっていく姿勢は素晴らしいものがあります。
3ポイントシュートをポコポコ入れる日本代表の富永啓生選手でも、フリースローを外すことがあります。今日は特別調子が悪いのか、元々3ポイントシュートの入らないチームなのか。まあ、打たなきゃ上達しないので打つしかありません。
ゲームは接戦のまま進みますが、なかなかリードすることができません。それが、最終第4クォーターで逆転します。俄然、観客席も大盛り上がり。「調子いいよ!その調子!その調子!」と大声を張り上げます。
ところが、すぐさま再逆転され、その後もシュートミスが重なりタイムアップのブザー。それでも、選手を讃える拍手が鳴り続けます。ほどなく、興奮冷めやらぬままコートを後にしました。ああ、楽しかったぁ。勝ったらもっと良かったのに。