バスケ車も子供にとっては遊び道具 | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 車椅子ツインバスケットの練習試合の審判をしてきました。春日井サンアビリティーズの体育館に着くなり、空いているバスケ車に乗って走り回ります。審判も好きですが、やっぱりバスケ車に乗ってプレイする方が楽しいです。

 

 バスケ車とは、バスケットボール用の車椅子です。暴走族の改造車のように、タイヤが八の字になっています。激しく動き回っても転倒しないためです。でも、たまに転倒します。僕も後ろ向きにひっくり返ったことがあります。

 

 車椅子は歩けない人が使う介護用品だと思っている人がいますが、そうではありません。車椅子は単なる移動手段です。自転車や自動車と同じく便利な乗り物なのです。車椅子で歩いたり、車椅子で走ったりするのです。

 

 そして、陸上やサッカーなどのスパイクや、スケート靴やスキー板のようなスポーツグッズでもあります。より速く走ったり、くるっと回転したり、急に止まったり、自分の思い通りに動きまくるための道具なのです。

 

 バスケ車はとても軽いので、スピードが出せて小回りが効きます。選手は自分の体型や機能に合わせた特注品を作ります。いわば改造車です。1台30万円以上する高価なものです。僕も1台欲しいですが高くて買えません。

 

 選手が子供を連れてくることがよくあります。先日も可愛らしい女の子が二人で、バスケ車に乗って遊んでいました。慣れているのでしょうか、楽しそうに乗り回しています。小学三年生のお姉ちゃんは一緒にゲームもしました。

 

 子供たちにとっては遊び道具になっています。遊園地で楽しく遊ぶ遊具と同じです。メリーゴーランドやゴーカートと同じ感覚で乗っているように思えます。そして、パパはバスケ車で走ってシュートを決める、カッコいいアスリートです。

 

 もっとも、バスケットボールはゲームをプレイするという言い方をします。つまり、大人にとってもバスケ車は遊び道具というわけです。その日は僕もゲームに入れてもらいました。楽しくって楽しくって、はしゃぎまくりました。