ミニバスケットの遠足、帰りはゴミ拾い | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 ミニバスケットボールチームの活動で、月に一回いろんなイベントをしています。4月は念願のスケート教室。5月は木曽三川国営公園への遠足です。日本で17カ所しかない国営公園が、歩いて行けるところにあるなんてありがたいことです。

 

 いつもの体育館に集合して、2キロほど先の公園まで歩きます。車の通らない田んぼ道を選んで歩くので遠回りになります。「僕らはみんな生きている・・」と歌い出しても、誰も付き合ってくれません。一人で歌い切ります。

 

 鳥が飛んできました。「あれは何かわかる?」「ツバメ!」「もっと大きい」「カラス!」「ヒントはサで始まる」「サギ!」「当ったりー」子供たちは話をするたびに振り向いて足を止めます。「立ち止まらないでぇ〜」

 

 目的地は二階建ての遊具がある探検ランドです。「10時45分まで遊びま〜す。時間になったら指笛を吹きますから集合してください。途中で試しに指笛を吹きますから、その時も一度集合してください」「は〜い」

 

 子供たちが一斉に遊具の方へ飛び出していきます。あまり間を開けずに「ピーピー」と指笛を吹きます。ほとんどの子が帰ってきますが、二人だけ知らんぷりして遊んでいます。見えるところにいるので、他の子が呼びにいきます。

 

 遊びに夢中になれば、指笛の大きな音でさえ聞こえません。その気持ちは良くわかります。僕は母親からも美しい妻からも良く叱られました。「本を読んでいると、何回呼んでも返事もしない」織り込み済みです。

 

 帰り道、のんびり歩き始めたら一人の子が、「ねぇ、空き缶落ちてるね。拾ってもいい?」と聞いてきました。「いいよ、袋があるから出すね」と答えれば、「私持ってる」と言いながら、何枚ものビニール袋を仲間に配ります。一本取られました。

 

 みんなで空き缶やペットボトルを拾いながら歩くと、すぐに袋がいっぱいになります。ゴミの多さに「どうして、捨てるの」と怒り出す子がいます。「ちゃんと持って帰ってよ」と叫ぶ子もいます。楽しい遠足でした。