30年越し親子三代で作るダイヤモンドゲーム | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 押入れにしまってある手作りゲームを、次から次へと引きづり出して遊んでいます。30年近く前に、まだ幼かった子供たちと一緒に作ったものです。しまい込んで、長く日の目を見なかった物も出てきました。

 

 この間、7人制ダイヤモンドゲームが出てきて、美しい妻と懐かしがっていました。さらに妻は、通常の3人制ダイヤモンドゲームもあったはずだといいます。そういえば、あったような無かったような、うろ覚えです。

 

 そこで、押入れの中をもう一度探してみます。手前に積み重なった段ボールを出すのは億劫です。無理やり手を伸ばしたり、懐中電灯で照らしたり。孫娘が、おじいちゃんの肩越しに興味津々で覗きこみます。

 

 諦めかけた頃「私の方がちっこいから、中まで入れるよ」と助け舟。それならばと頼めば、段ボールを乗り越えて奥まで入っていきます。ほどなく、埃をかぶった箱の中に、それらしきものを見つけてくれました。

 

 箱を開ければ、オセロとダイヤモンドゲームが出てきます。どちらも盤は木製です。オセロの駒は紙粘土製ですが、すでにボロボロでゴミ箱行きです。ダイヤモンドゲームの駒は見当たりません。

 

 ダイヤモンドゲームの盤は三色に色分けしてありますが、緑色がはみ出しています。そういえば、緑色は年端もいかない息子が塗ってくれたところです。二歳年上の娘が塗ったところは綺麗に仕上がっています。

 

 にわかに、あの頃の記憶が鮮明に蘇ります。息子は「自分も塗れる」といっぱしのことを言います。色がはみ出すと娘がぶつぶつ文句を言います。親としては一緒に出来た事がうれしくて、失敗したところを直しませんでした。

 

 今回は駒を新調します。クラックビーズに爪楊枝を刺します。孫娘が、1組のビーズの片面だけピンク色に塗り、マニュキアで仕上げをします。デザイナー気取りの孫娘の発案です。30年越しに、親子三代で物作りです。