「SUITS」を見てホリエモンを思い出す | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 2ヶ月間つけていた人工肛門を元に戻す手術をしてから、ちょうど3年が経ちました。あの時は人工肛門の跡がなかなか塞がらず、退院が延びました。しかも、不完全腸閉塞が併発して、一時はどうなるかと思いました。

 

 ただ、入院生活自体は前回同様、多少の痛みも気にならないほど楽しいものでした。ハワイアンを流して、ウクレレを弾いて、連鶴を折って、映画を見て、小説を読んで、別荘暮らしを満喫しました。

 

 中でも、アマゾンビデオのハワイFIVE-Oは、ちょど良い気分転換でした。痛みのせいで本も映画も長い時間は続けられません。一本40分のテレビドラマが手頃な時間だったのです。

 

 近頃は、同じくアマゾンビデオのSUITSにハマっています。マンハッタンの摩天楼を舞台に、訴訟や買収が激しく展開されます。そこで思い出すのが、ホリエモンのライブドアのニッポン放送買収劇です。

 

 当時はまだそば屋が儲かっていた時です。自分もイッパシの起業家のような気分で、この無料公開活劇を見守りました。次から次へと名役者が現れ、一寸先が読めない、まさに息を呑むおもしろさです。

 

 ホリエモンがフジテレビを牛耳りたくて、ニッポン放送の株を買いあさります。フジテレビが防衛策でTOB(公開買い付け)を仕掛けます。片や時間外取引で、片や場外取引で互いに譲らず買い進みます。

 

 ホリエモンの持ち株比率が50%を超えて勝負あったと思いきや、フジテレビは、新株発行でホリエモンの持ち株比率を下げようと目論む。ホリエモンはすかさず、裁判所へ新株発行差し止め請求。裁判所が差し止め決定。

 

 結末はいかに。日本中が固唾を飲む。そこへ、絵に描いたような白馬の騎士北尾さんが登場。ニッポン放送が持つフジテレビ株の議決権を、北尾さんのSBIへ譲渡。ホリエモン万事休す。ああ、おもしろかったあ。