僕のショック | 暇人の愚痴

暇人の愚痴

今思ったこと小さなことから色々な意見を

・ 第一次大戦-世界戦に出て、知らない間に連合国側との侵略に挑み勝った日本

 日本の世界戦争は、欧米などからの自衛とアジアなどの解放という二面を併せ持った複雑な構図がある。自分たちのために侵略に加担したという意見と、アジアなどを傷つけなかったという意見などが互いにマスコミを賑わした。

 

・ 第二次大戦-連合国と対立し、世界を敵に回したまだまだ途上の日本

 太平洋戦争は、日本にとっても米国にとっても自衛の戦いともいえる側面を持ち、しかし戦後の米国の世界進出に対し、日本がどういうスタンスを取ったかという多様な側面がマスコミ上でも踊った。

 

・ 朝鮮戦争-米国が世界で勝てないことで、自信を取り戻した日本

 当時は戦争景気などと言う言葉もマスコミなどを握合わせ、また日本が戦場にならなかった事実がその後の安保情勢を作ったともいえる。しかしロシアや中国などに対する思惑は、簡単には受け入れられなかった。

 

 

・ ケネデイ暗殺-新しい世界に向けて壁が厚いことを思い知らされた米国

 テレビを始めて見た頃、若き米国の大統領が暗殺される現場が放送された。世界とはこんなものかという恐怖と期待が大きくなったのを覚えている。

 

・ ベトナム戦争-長い戦いで、軍隊だけでは世界を支配できないと分かった米国

 戦争で日本に勝ち、朝鮮で引き分け、ベトナムで負けるというパターンは、何よりゲリラ戦が大国軍隊に勝るというのは、不安な未来観以外の何物でもない。

 

・ オイルショックー枯渇する資源問題で、意見が割れた自由圏と世界

 イスラムなどの一部の新興国が、懸命に働かずとも生活できるということは、社会主義などに対する新しい見解を見る思いもした。

 

・ イスラム戦争-宗教戦争で進みすぎた実感を感じた世界

 欧州などの宗教が堂々と戦争の理由になるということは、逆に言えば民族の宗教などの違いで争うこと以上に、日本の危険を感じた。

 

 

・ バブル(崩壊)ショックー日本の急激な進化に驚き、その失敗に驚く世界

 いつもそうだが、日本は世界より早く色々な流行を生むが、それを必然として続ける力が大人にはなく、期待した世界をほとんど地獄に送り込む結果となった。

 

・ 民主党ショックー日本政治と世界政治の逆転驚くマスコミ

 国民に先んじて二大政党や政権交代など根拠の薄い報道を広げたマスコミが、一転口だけの政党と世論の形成を諦めた民主党などの言動に対し、国民は怒る情報さえ与えられなかった。

 

・ 社会党崩壊-ソ連崩壊の与える本当の危機に気がつく世界

 ましてバブル後の社会がとるべき姿として自社政権を評価し活かす政治的視点よりも、企業を含む民間経済に報道を絞ったことは、いかに戦後野党世代であってもきつかったようだ。

 

・ 自民党ショックー昭和神話がいよいよ本当になる日本政治

 金遣いの荒い自民安倍などへの批判が国会における民主などの批判の矢面に立つ中、本当に政治に必要な金や税金はどうなのか、民主などの考えも報道してほしかった。

 

・ 民主党分裂-新世紀に向け新しい展開を狙う民主党の意欲と努力

 何もできない、できなかったと言われ続けた民主党だが、地方自治に対しては対等かという期待も、東京都と民主の食い違いによる分裂というのは、よほど地方にとって大きな問題であった。

 

 

・ 小池都政-日本都市の先進化にストップをかけたかったのか東京

 地域、地方による政府を含む政治改革において、東京都政の大きな役割に対し、東京が政府とどう向き合うかどの政党と共闘するのかはっきりしないと、地方改革においても、大きな障害となる。

 

・ 橋下ショック-東京一極集中とどう戦うか大阪

 雇用や労働の両者、周辺に気を遣う橋下府政の成立は、一定の成果も人気もあった。しかしその後の維新の動向は、雇用側に偏った勤労否定の方向ともとられかねない偏りがみられる。

 

・ 維新ショック-大阪で急激な進化に合わせられるかの視点

 自らを律す、身を切ることを重要な改革視点とする維新の人気は、むしろそれまでの公務員制度への批判というより、民間などによる行政改革をも後回しにするように映っている。

 

・ 安倍暗殺-日本の昭和から平成の変化についていけなかった日本人

 自民党の一派の改革に徹し、国民のための政治を志向した安倍氏の暗殺は、日本国民やマスコミを含む対外的、民間向け、更に公務員改革に向けての公務員自身の改革を遅らす結果ともなった。

 

 

・ 自由主義-欧米の自由主義や資本主義の裏側を知った日本や世界

 大きな勢力、軍事、科学、政治などによる世界改革の目論見は、経済改革不在で問題をより大きくした。

 

・ 社会主義-中露やイスラムの台頭は社会主義、共産主義の形を変えた

 ソ連崩壊をロシアにおける社会主義の失敗と取るか、資本主義の世界での成否について十分大きな視点を求められる。

 

・ 民主主義-エリートインテリの支配から多数の支配に移りかわる世界

 民主主義という思考が政治的党派性なのか、社会のあり方の問題か、日本でも世界でも動揺が広がっている。

 

・ 民社主義-色々な主義、姿勢の間を繋ぐことで成功した日本

 労使協調、雇用労働共栄、管理職の意味合いなどを、一つの提案として取るか改革の実際と取るかが、大きな課題となった。

 

・ 日本共産党-外国の共産主義に異議を唱える自由主義日本共産党

 中国など共産党を否定、批判する日本の共産主義の展開は、大きな国の実際に大きな影響を受ける多数派ではない志向である。

 

・ 自公内閣-自民党の本当の姿を知らしめた自民連立政権

 非自民、反自民、親自民という展開の日本の改革は大きな逆転であり、それらの前後を是正する国民の言動が求められる。

 

・ トランプショックー政治家から人気者に転化した世界政治

 日本の90年代初頭のインフレ投機経済の米国進出に逆らったトランプ氏の功績を越える、米国世界進出の構図が見たい。

 

・ プーシンショックー歴史に迷うロシアの今の姿

 帝国から共産から社会へ、そして自由主義を模すロシアの重要性は、ロシア自身より世界的影響が大きい。 

 

・ 習近平ショックー共産主義否定に挑む帝国主義中国

 戦後からの脱皮を図る中国の政治経済文化などの分離は、おおむね第一段階を越えたように見える。

 

 

・ 民主党政治経済ショックー需要供給雇用労働生産消費などを混同したかのようなマスコミの民主党報道

 民主党の国民を中心とする、主導する方向は、日本のマスコミによって徹底的に破壊された。

 

・ 自民党政治経済ショックー不況という言葉を盾にして、国民に冷たくした自民党系政治

 これまで揺るがなかった平成の連立は方便だという本心は、非自民の無力を装う傾向に大きく揺らいでいる。