子供にクラシック音楽は難しそう?

そう思う方が多いのではないでしょうか。

でもそんなことはありません。

 

 

子供にクラシック音楽は理解できない、楽しめない。

そう思っている方が多いのではないでしょうか。

確かに、テレビやYoutubeなどに溢れるポップでキャッチーな音楽に比べると

クラシック音楽は難しいかもしれません。

ならば、難しそうだからもっと知りたい!と子供が思えるように

上手にプレゼンしたい!!と私は思っています。

難しいと決めてしまって触れさせなかったり、噛み砕いたものしか与えないのではなく、本質に目が向くような形で触れさせてあげることが大切です。


 

レッスンでも、普段から子供にはできる限り本物に触れてほしいと思っています。

本物に触れることが、こどもの視野を広げてくれるし、発想力を育ててくれると思うからです。曲選びの時も、名曲の有名な部分のメロディーだけを抜き出して子供でも弾きやすいように編曲したようなものは使わないようにしています。

大人から見て子供には難しく思えるものでも、本物に丸ごと触れることが子供を育ててくれるから。

ヴィヴァルディやドヴォルザークなど有名な作曲家が音楽を学ぶ子供のために作曲した素晴らしい曲もたくさんあります。決してわかりやすい音楽ばかりではなく、でも子供の感性を刺激してくれる魅力的な作品です。瑞々しい感性の子供達にはぜひこのような音楽に触れてほしいと思います。

 

本物の芸術を丸ごと、でもわかりやすく親しみやすくしてくれる。

そういう作品を一つご紹介したいと思います。

 

ディズニー映画『ファンタジア』

 

ご存知の方も多いと思いますが

ディズニーアニメーションの金字塔として名を残す名作です。

なんと公開されたのは80年も前だそうで、時を経ても色褪せない高い完成度と芸術性を持った映画です。

 

映画の中で数々のクラッシックの名曲がアニメーションによって視覚的に表現され、

クラシック音楽のとっつきにくさを感じさせません。

中でもストラヴィンスキーの『春の祭典』は複雑なリズムと不協和音で構成された難解な音楽ですが、曲に合わせて地球の誕生から恐竜の絶滅までを生き生きとしたアニメーションが展開されるとすっと心の中に音楽が入ってきます。ちっとも難解な曲には感じられません。

ちなみに、演奏者の視点から言うとこの曲は難曲中の難曲です。

 

ディズニー映画『ファンタジア』は本物のクラシック音楽に丸ごと触れさせてワクワクドキドキさせてくれる作品です。

 

既にご覧になっている方はぜひもう一度、まだ観たことのない方は

是非是非ご覧になってみてください。

 

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