大人がハマる!国産オオクワガタ -2ページ目

大人がハマる!国産オオクワガタ

希少な国産オオクワガタのいろんな情報を発信しています。
飼育情報からオオクワガタビジネス思考までネタ満載!
子供の頃憧れた黒いダイヤ「幻のクワガタ」を手に入れ、
是非、童心に帰って飼育をお楽しみ下さい!

何かと忙しい夏がやっと終わった・・・って感じです(笑)

昨年と比べ今年は採集に関して皆さん好成績だったようですね^^。

「オオクワ捕れた!」ってメールをたくさん頂きました。


※基本的に天然物は流通しませんが、今年は特別に少し破格でお分けしています。
 ↓
どこからもリンクしていない秘密のページです


ただ、その逆と言うか。

毎年オオクワやクワガタ採集に行っていた秘密の?場所が他の採集者に荒らされてしまっていた・・・など、今年はクワ・カブ採集が盛り上がっていたようです。


私もよく行く採集場所がとうとう知られてきたようで、他の採集者が入った痕跡が多数見受けられました。

でも、そのお蔭?・・・で、新規採集場所開拓を積極的に行った結果、今年は天然オオクワが予想以上に捕れました^^。

ま~。大きさはたいしたこと無いですが、数が揃ったので上々です(^^v


で。

以前より、よく採集場所についてのご質問を頂くのですが、新規の採集場所については、もちろん誰にも明かすことは出来ませんし、よく知られているオオクワ採集場所についてもなるべく場所が特定出来ないようにメルマガやサイトでも配慮しております。


ほんとは、オオクワ採集に励む皆さん全てが良識がありマナーを守れる方々であるなら、採集ツアーなんかをやっても良いのですが、残念ながら中には「荒らし」になる・・・「荒らし」を誘因する・・・方もいます。

私も過去にオオクワ好きの方々を集め、新規開拓を含む採集ツアーをやった事がありますが・・・。

皆さんその時は「いい人、良識ある人」なんですが、その後は・・・って事が頻発しましたので、残念ではありますが考えを変えました。


ただ、人に聞かずとも、連れて行ってもらわずとも、自分だけのオオクワ採集場所を見つけることはそんなに難しいことではありません。

むしろ、一番難しいのは、ご存知の通りオオクワが居るとわかっている場所でも「発見~捕獲」までの技術でしょう^^。

ので。

今回はオオクワ採集場所を見つける基礎的なことに触れてみようかと^^。

これくらいならいいんじゃないかと(笑)




まずは、大前提から(笑)


一つは、クワガタやカブトムシ・・・いわゆる昆虫採集に出かけ、クワ・カブを採集(捕った)経験があること。

実際にクワガタやカブトムシを捕った経験の無い方が、オオクワガタを捕る事はまず不可能です(笑)


もう一つは、樹木の種類がわかること。

これは、実際の現場でクワ・カブが好む樹木がわかる程度で充分です。

「クヌギ」「コナラ」ですね。

これらどんぐりが実る木・・・いわゆる総称「樫の木」がわかればいいっス。


で。

クワ・カブ採集の経験がある方ならおわかりでしょうが、まずは樹液の出ている木を見つけることです。

そこにクワガタもカブトムシも集まってくるわけです。


見つける方法としては、広葉樹林でクヌギが比較的多く生えているところ・・・これは目で探せます。


樹液は匂いでもわかりますが、基本的にカミキリムシが表皮をキズつけた痕があれば、OK。

木の太さは太いほど可能性は高まります。


クワガタを見つけたり、採集するだけなら少し郊外に出ればこういった場所は比較的多く有ります。



では、オオクワガタは?・・・と言うとさらに条件が厳しくなります。


オオクワガタはご存知の通り局所生息型のクワガタですので、生息地域を探すと言うより、居る木を探す・・・と言ったほうが当てはまります。


もちろん、幼虫が成虫になるまでの過程を考えますと、広葉樹林でなければ
なりませんが、成虫が暮らせる木は限られてきます。


そこで、数々の「そんな木」を見つけてきた今までの経験から少々^^。


人里から離れた場所で、比較的標高の低い地域で、高低差があまり無い広葉樹林であること。

その中でクヌギの老木を探す・・・比較的太いクヌギです。

あればラッキー。


オオクワは、樹液の量より、隠れる(身を隠す)ところが多いクヌギを好むからです。


そういったクヌギが群生しているところがベストですが、数本あればオオクワが生息していても不思議ではありません。

樹液周りだけでなく、丹念にその木を調査しましょう。

オオクワは意外なところに隠れています^^。


それと。

これは、ギリギリの線だと思うのですが、近くにある程度の川が流れている・・・「河川」があること・・・です^^。


逆に言うと「山」よりも「川の流域」にある広葉樹林が狙い目です。


私は関西の在住ですので、近くで言うと兵庫県猪名川流域、滋賀県安曇川流域、滋賀県野洲川流域等、オオクワがたくさん捕れる木があるところは、実は川べりの広葉樹林なんです。

因果関係・・・不明です(笑)


ですが、私が新規開拓でオオクワを捕った場所はことごとく当てはまっています。

って言うか、こういう方法で探した方がオオクワと出会いやすい!


これが事実です。


有名どころを探し回るのも良いですが、あなたのご近所でも人知れずオオクワが生息している「木」がある広葉樹林があるかも・・・ですよ^^。


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さてさて、「大きさに拘る国産オオクワガタですが、実際のところギネス記録ってどのくらい大きさなんでしょう?」

ん。・・・。

素朴な疑問ですよね。


え~と。そー言えば・・・。私も正確なところは・・・ん?ん?・・・(笑)



ま~。でも。知っている限りでスポットを当ててみました^^。


昔は拘ってよく調べていましたが、最近は交雑種が多く、信用できない情報が多いため、あまり気にしていませんでした^^。

って言うか、大きさより国産オオクワガタの場合は型に拘る方々が多くなり、国産オオクワガタの価値もここ数年大きさよりも、型や産地に移行している為、ギネス記録は正確には知りません(爆)


野外(天然)では、77ミリ。飼育下では82ミリ。だったような・・・^^。



で。そう言えばこのギネス記録。

前からいろいろ黒い噂が絶えません。


飼育下では83ミリって言う情報もありますが、確かこの認定?って皆さんよくご存知の○○社発行の専門誌で紹介されたものが記録ってことになっているようですね。

最近ではタレント哀川翔さん飼育の国産カブトムシの大きさをギネス認定してましたね。


○○社が認定しないとぶら下がっている「うなずき学者」も認定しないような・・・。


この業界もお金や商売がからんでいるので、本当はもっと大きい個体が出ていると思いますが・・・。

ただ、その反面、自称ギネスの交雑種もたくさんいるからややこしい。



交雑種なら80ミリUPはそれほど難しくないですが、純国産となると・・・どうでしょう。80ミリUPは、やはり神ががり。

ショップ等の菌糸ビン宣伝でポンポン80ミリアップが出ているようですが、あれは交雑種(外国産オオクワガタとの掛け合わせ)。

本当はそう簡単には出ません(笑)


ネットで騒がれているギネス個体もどうなのか?って個人的には思います。

なぜなら写真つきのギネス個体で「お~っ。コレは国産だ!」って感じた個体は今まで無いっスから^^。


ま~。飼育下のギネス個体は、年々狸の馬鹿し合い的な感じで興味も薄れる所ですが、天然物となると気になりますね^^。

年々大きくなるどころか、かつての大きさなんて常識的に考えれば今捕れるとは考えにくいですから。

現在では、70ミリ台はほとんど捕れません。


一応、天然物のギネスは77ミリとなっているようですが、15年ほど前、四国で79ミリが捕れたって話を聞いています。

当時私のオオクワブレーンから「速報!!!」って電話もらいましたから(笑)


ただ、その友人も聞き伝えだったので、真偽のほどはわかりませんが、プロ達に話が回って来ることを考えると採集者や状況、プロ採集者の見立て等から信用に足りる情報だったのだろうと思います。

従ってこの時に採集されたオオクワガタが野外天然物の国産オオクワガタとしては最大なんだろうと私は考えています。


ただ、この時採集された国産オオクワガタがギネス個体として正式に認められていないと言うことは、○○社にとっておいしいネタではなかったのでしょう(笑)

当時既に○○社の飼育個体自体に交雑疑惑があったり、業界のリーディングとしての地位が揺らいでいましたから。

まっ。当時交雑作出をしていた私としてはこれ以上触れられませんが(笑)



ちなみに、私のギネスはと言うと。

裏技(交雑やオゾン)では当時から80ミリUPを何度も経験しておりますが、純国産オオクワガタは・・・。


え~と。・・・ですね。


飼育下では79ミリ。(ヘコミが多いややディンプル)

野外採集の天然物では74ミリ。ただ、成虫採集ではなく、材割り蛹での採集。

結構ショボイ・・・です。スミマセン^^。



ですので、基本的に大きさではギネスを語れません(笑)

重ねてスミマセン^^。





自作マットで飼育されておられる方々から結果や自慢のメールをたくさん頂いております^^。


結果が良かった方は大いに自慢して下さい!

あなた自身の実力です。スゴいっス^^。



で。

良かった方も悪かった方も・・・。

結果をもとにいろいろ検証し、次回の添加剤の選定や配合といったレシピを考える楽しさも自作マットならではですよね。


奥深いオオクワ飼育の醍醐味・・・きっと体感されていることでしょう。



自作マットで体得した「経験」「知識」「技量」はクワ・カブ飼育のベースとなりますので、菌糸ビン飼育や材飼育にも生かすことができます。

特に添加剤の知識、使用経験。


ので。

菌糸ビン飼育の弱点を補う「菌糸ビン飼育」とか出来ちゃいます(笑)

市販のマットでも添加剤を使用して自分なりのアレンジが出来ちゃいます^^。



いずれにせよ、今主流の購入した菌糸ビンにポイッっと投入しての薄っぺらい飼育では得られない実力が付きますよ^^。


で。

私はと言いますと・・・。


う~ん。。。

今年も。。。

何回測っても80ミリに届いて・・・いません(笑)


惜しい。。。


80ミリだったら・・・ノギスと共に写真をアップして自慢?しようと思ったのですが^^。


型はいいので、型自慢にしてアップしようとしたのですが写真がイマイチ。



腕が悪いのか・・・デジカメが悪いのか・・・。

と言うことで、頑張っていいアングルで撮ってそのうちブログにでもアップしようと思ってます!



毎年実験用検体は手元飼育していますが、、まったく同じ親虫から得られた幼虫をいろいろ分けて手元で飼育してみると良くわかります^^。


ちなみにマット飼育は室内常温管理。

今年はどう言うわけか、1年羽化なのに長持ちしました。

(暖房早め、クーラー早め・・・だったせいかも^^。)


昨年4月仕込みで、今年7月羽化が多かったです。その分多少デカくなったようです。



菌糸ビン(各種)は、ブリーディングルームにて定温管理。

菌糸ビンの方は飼育依頼品(新製品等)ですので、結果等詳しくはチョットご勘弁願いますが、ビックリするような結果ではありませんでした^^。

(小型で型悪でした^^。)



残念ながらマットでは今年も80ミリに届きませんでしたが、型はなかなかのもの(笑)


マットレシピは今回「養殖技術マニュアル」通り・・・ではなく^^、フスマをBCマックスに変更してみました。
(その他は「養殖技術マニュアル」通り)


BCマックスは5年前からいろいろ検体検証していますが、やはり・・・

・・・いいデキです^^。



目指すは、大きくてオオクワらしい良い型ですよね・・・。


今年もマット飼育・・・もっと頑張ります!(笑)




マット飼育は飼育技量の実力が出やすい分、オオクワ飼育の実力、技術ともに毎回レベルアップがはかれ、楽しいっスよ!



夏は自作マット作りには最適な時期です。特に暑い夏は^^。

大量生産の市販発酵マットも毎年6~10月に製作されています。

メーカーやショップも屋外や大きな倉庫でしか作れませんから(笑)


完成後、カラカラ(完全乾燥)に乾かして保管しておけば、いつでも使用時に加水するだけでスグに使用できます。



次の交換から使うも良し、秋仕込みに使うも良し、オオクワ以外でも良し^^。



まだ市販品で飼育しているって方!一度チャレンジされてみては?


飼育の楽しさ、奥深さ、醍醐味、達成感・・・自作マットで飼育すればきっと感じ取れますよ!


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