ドラマ 「火の粉」がスゴい。 | 映画熱

ドラマ 「火の粉」がスゴい。

4月2日からスタートした、フジテレビの深夜ドラマが、昨夜で2回目でした。

これ、なかなか面白いですね~


最近は、TVドラマもあまり見なくなったんですが、

たまたま先週見たら、何だかハマってしまいました。

(きっかけは、木南晴夏が出演しているドラマがスタートすると聞いたから)





ユースケ・サンタマリアは、俳優としては俺的にはイマイチなんですが、

彼の怪しい風貌を最大限に生かして、“正しい使い方”をしていると思います。

(だって、いい人とか演じられると、嘘くせえんだもん)



劇場映画ではないし、これから見ようとする人のために、

今までのあらすじを、サラッとお教えいたしましょう。

(最初から見るつもりの人は、ネタバレがあるので読むのをご遠慮下さい)









隣りの家に、新しい住人が引っ越して来た。


幼い娘を育てている若い母親(優香)は、挨拶に来た彼に、最初は好印象を抱いた。

しかし、少しずつ、“何だか怪しい”と思うようになっていく。

彼は、ひとり暮らしで、庭にドーベルマンを放し飼いにしている。

その犬が、娘に襲い掛かろうとしてしまう。



母親の介護で疲弊している義母を見かねて、彼は家に上がりこみ、

義母の代わりに介護を手伝うようになる。

娘とも仲良くなり、次第に、家族に溶け込んでいく、謎の男…


実は彼は、殺人犯の容疑者として裁判にかけられ、無罪になった男だった。

その判決を言い渡したのは、義父だった…



『…いやあ、偶然ですねえ。まさか先生のお隣に住むことになるなんて。』

怪しい。確実にこいつ、怪しい。


毎晩のように、家でバームクーヘンを焼く男。

その炎が、パチパチと火の粉を飛ばす…


実は彼は、生活には困っていない。

世間での肩身は狭いが、裕福な暮らしぶりである。


優香のダンナは、無職で、ふらふらしている男…

演じるのは、大倉孝二!すげえ、全くそう見える!


このヘタレが、ユースケになつくんですなあ。

就職活動に役立つようにと、スーツをプレゼントしてもらったり、

支払いに困って、多額の金を借りたり…


う~む、もはや、ただの“隣人”ではありませんな。



優香は、自分のポジションをかき回されたような気分になり、イライラ。

彼女の仕事仲間を演じるのが、木南晴夏なんですね。

いいなあ、彼女。優香よりいい演技だと思います。



そして、ユースケの周囲を嗅ぎまわるジャーナリストに、佐藤隆太。

『…あの男に気を許すな。家族をメチャクチャにされるぞ!』

最初はしつこい、嫌な男だと思っていた優香も、何かに気づき始めるのであった。



昨夜は、あらかじめバームクーヘンを用意して(ヤマザキの安いやつ)、

家族で分け合って頬張りながら、楽しんで見ました。


くそう、土曜日の夜に、何でこんなドロドロなドラマを放映してんだ~

これじゃ、日曜の朝がさわやかにならねえじゃん~


今回から新しく始まった「オトナの土ドラ」という枠なんだそうです。

TVドラマと出会うのも、何かの縁ですからね。


しばらくは、土曜の夜に飲みに出るのは控えようと思います(笑)



ユースケ、君がこんなに画面で映えるのは、「ドッペルゲンガー」以来だ!