映画熱


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映画 「マイケル」

彼と同じ時代を生きたことを、幸運と思いたい。

 

 

この映画は、公開前からかなり期待値が上がっておりました。

 

ホントは初日に行きたかったのですが、諸事情ありまして、

 

公開3日目に、ようやく本懐を遂げることができました。

 

 

これは、いい! マイケルはやっぱり、かっけえ!

 

あらゆる世代に共通する、不滅のメッセージが伝わったことでしょう。

 

 

 

マイケルを演じるのは、ジャファー・ジャクソン。

 

ジャクソン5の三男、ジャーメイン・ジャクソンの息子なので、

 

マイケルにとっては甥。ジャファーは叔父さんを演じていることになります。

 

 

当然ながら、マイケル本人ではないので、別人極まりないんですが、

 

体型も、マイケルよりも骨太な感じがするんですが、

 

彼の、ナイーブな演技と、ダンスの再現度が、高度極まりなく、

 

映画の途中で、もう、マイケルが乗り移ったかのような錯覚を憶えました。

 

 

…ああ、今、ここに確かに、マイケルが降りて来ている…!

 

 

 

数々の名曲ともに、今宵、ひととき、「彼」の勇姿が甦ります。

 

 

 

 

監督は、アフリカ系のアメリカ人、アントーン・フークア。

 

デンゼル・ワシントンの映画が代表作だけあって、黒人文化に理解がある御仁。

 

プロデューサーは、グレアム・キング。

 

「ボヘミアン・ラプソディ」は、毒が少なくて、俺的は物足りなかったけど、

 

本作では、“悪役”の父親をしっかり描いているので、

 

スパイスが効いた仕上がりになってよかったと思います。

 

(たぶん、ホントはもっとヘビーだったのを、製作陣とモメながら撮ったんじゃないかな)

 

 

冒頭、製作会社のロゴが、続々と流れますが、

 

筆頭が、ライオンズゲートだったのが笑えます。

 

(二番手が、ユニバーサルだったかな)

 

日本の配給は、木下グループ。キノフィルムは今や、国内で第一人者なのかな。

 

 

ライオンズゲートといえば、「ソウ」をはじめ、ホラー映画で有名かと。

 

マイケルがホラー好きだったのを考えると、ナルホドなあ、って笑

 

 

 

 

 

 

ネタバレするつもりはないのですが、注意喚起だけ、一言。

 

虐待シーンがありますので、ご了承下さい。

 

 

 

 

子供の頃のトラウマというものは、大人になってからもいつまで残るので、

 

虐待中の親御さんたちは、肝に銘じて見ていただきたいところです。

 

俺も、体罰が当たり前の時代に生まれた人間なので、

 

幼いマイケルが「お仕置き」を受ける場面は、正視できませんでした。

 

しかしこれは、彼の物語を語る上で外せない、重要なエピソード。

 

 

大人も子供も、これから子育てをするカップルも、

 

自分たちのもとに生まれてくれた小さな命と、どうか真摯に向き合って欲しい。

 

 

こうしている間も、世界中で、痛ぶられている小さな魂に、

 

彼のメッセージが届くことを、切に願わずにはいられません。

 

 

青春映画であり、愛を見つける物語でもあり、

 

音楽と、ダンスパフォーマンスを通して、恨みや悲しみを浄化させましょう。

 

 

 

 

俺の世代だと、中学生で「スリラー」が発売されて、

 

FMラジオをカセットテープで録音して、聴いておりました。

 

高校生になった頃、レンタルレコード店がオープンして、

 

初めて歌詞カードとか、ライナーノーツを読んだ。

 

情報源は、「FMステーション」「週刊FM」「FMファン」の3誌。

 

 

当時流行っていたアイドルグループとかにはあまり興味がなく、

 

洋楽か、アニソンか、加山雄三の3ジャンルだったので、

 

当然ながら、そういう共通項を持つ友達はいませんでした。

 

 

でも、この年になって、

 

表面的な友達付き合いという、煩わしさがなかったからこそ、

 

自分の好きな音楽を聴くことができたのかもしれない。

 

 

劇中、マイケルご自身も、

 

自分は変わっている、と、つぶやいておられました。

 

 

人と違うことは、恥ずかしいことじゃない。

 

人と同じことができないかもしれないけれど、

 

人にできない、すごい仕事ができるかもしれない。

 

 

友達も、家族も、パートナーも、

 

みんな違って、組み合わせもみんな違う。

 

 

マイケルの音楽とパフォーマンスは、

 

あらゆる人々に、「何か」を与えてくれるのです。

 

 

その、尊いものを、受け取ったものを、

 

自分なりに、獲得したものを、

 

魂が震えたことを、愛する誰かに、伝えて欲しい。

 

 

あなたのパフォーマンスが、あなたの歌声が、

 

あなたの生き方が、それを証明していく。

 

 

誰かから、褒められることがあったら、

 

自分は、マイケル・ジャクソンのおかげで、今日まで生きてこられました。

 

そう、堂々と、胸を張って、言い放って欲しい。

 

 

あなたを愛する人は、あなたの好きな音楽に、興味を持つことでしょう。

 

 

 

 

少年少女のみなさんは、

 

大人が本気で夢中になっていることを、よく観察してみて下さい。

 

自分が将来、大人になった時に、生き方のヒントになることでしょう。

 

 

 

劇中、大物(?)俳優が出演しています。

 

若山富三郎に似ているなあ、思ったら、アイツか!

 

一発で当てられたら、かなりの映画通かも笑

 

 

 

最後に、主演の、ジャファー・ジャクソン。

 

彼の父親もまた、恋多き男だったようで、

 

彼は、父親の2度目の結婚で生まれた、2人の息子のひとりだそうで。

 

そんなの、どうでもいい~

 

 

現在、29歳。来月には30歳。

 

これから、モテまくり間違いなしでんなあ。

 

 

 

俺が生まれる前から、ジャクソン5はあった。

 

俺が物心ついた頃には、すでにマイケルがソロになっていた。

 

今思うと、フィンガー5も、ジャクソン5から生まれたのかなあ、って。

 

子供はみんな、世の中を知らないことばかりの状態で、音楽に出会う。

 

 

 

(ここで、愚痴を大量に書いてしまったので、20行ほど削除しました)

 

 

 

 

 

 

 

偉大な、マイケル。

 

マイケルは、天使の名前。

 

父親は、キリストの弟子の名前。

 

彼は彼に、どういう気持ちで、名前をつけたんでしょうね。

 

 

 

父親って、面倒くさい。

 

俺自身もまた、ロクでもない父親だけど、

 

自分の父親よりは、少しだけ、マシな父親でありたい、とは思う。

 

(最終的にジャッジするのは娘です)

 

 

 

自分らしく生きるためには、

 

過去の呪縛から、解き放たれなければならない。

 

自分の力で立ち上がり、足かせを破壊し、

 

勢いをつけて、スタートダッシュ。

 

誰にも追いつけないスピードで、駆け抜けなければならない。

 

 

 

そのための起爆剤が、志の原動力が、

 

人によって、違うのだ。

 

 

自分にとっての、それが何か。

 

まずは、見つけましょう。

 

それを、追いかけましょう。

 

つかまえたら、もう、離さない。

 

 

チャンスの神様は、前髪しかないらしい。

 

すれ違う前に、つかめ。

 

むしり取れば、奴の方から、追いかけて来る。(はず)

 

 

 

 

自分がやりたいことを、見つけた者は、幸いである。

 

彼は、神の子と呼ばれるであろう。

 

得たものを、分け与えて、共に、幸せになるべし。

 

 

 

これは、何だろう?

 

こんなすごいものが、この世にあるのか?

 

どうやったら、こんなことができるのか?

 

 

考えて、考え抜いて、エンジンがあたたまったら、行動開始。

 

走り出したら、もう、止まらない。

 

それで、いい。

 

 

 

…魅力を感じた瞬間を、どうか忘れないで。

 

 

 

 

 

 

映画 「箱の中の羊」

立ち直るための、前に進むための、きっかけになればよし。

 

 

是枝監督、最新作。

 

彼の映画を劇場で見るのは、これが8本目になりますか。

 

シンプルな構造だからこそ、深い精神世界を感じさせる作風にご注目。

 

 

 

物語の舞台は、近未来。というか、ほぼ現代。

 

幼い息子を失ってしまった夫婦のもとに、少年型ヒューマノイドが現れる。

 

最新の技術で生まれた「彼」を、夫婦は「七歳」に設定。

 

息子のようで、息子でない、奇妙な三人での生活が始まる…

 

 

 

翔(かける)くんを演じるのは、桒木里夢(くわきりむ)。

 

なるほど、お肌がつるんとしていて、ヒューマノイドっぽい。

 

 

“両親”を演じるのは、大悟&綾瀬はるか。

 

綾瀬はるかは、「僕の彼女はサイボーグ」の演技実績があるから、

 

里夢くんと親子に見える見える、見えまくり。

 

 

しかし、例えばここで父親が、井浦新だったりすると、

 

いかにも人間離れしたキャスティングで、SF色が強くなっちゃう。

 

 

そこで、千鳥の大悟が大抜擢されました。

 

ご本人も、本当にオレでいいのか、と悩んだらしいけど、

 

これには監督の、ちゃんとした意図があるらしいです。

 

 

数々の違和感は、映画が進むにつれて、何となく馴染んでいっちゃう感じ。

 

ちなみに映画のタイトルの意味も、劇中でわかるようになっています。

 

 

 

 

 

この題材は、俺的には、スピルバーグ監督の「A.I.」を思い出しますね。

 

人間とロボットの共存は、永遠のテーマ。

 

「禁断の惑星」のロビー。「宇宙戦艦ヤマト」のアナライザー。

 

「スター・ウォーズ」のドロイド。「キャプテンウルトラ」のハック。

 

「火の鳥2772」のオルガ。「コブラ」のレディ。「攻殻機動隊」のタチコマ。

 

最近では、「ミーガン」なんてキワモノもありましたが、

 

人間と仲良くしてくれるロボットは、いつでも大歓迎です。

 

「空気人形」の業田良家が描いた「ママジン」も、いい話だったなあ。

 

 

というわけで本作は、正面から向き合った、家族の物語です。

 

異質な存在を迎えたことで、家族が、より家族らしくなっていけるのかどうか。

 

観客ひとりひとりの、感覚と感性で、感じ取る世界観を楽しみましょう。

 

 

 

 

ロボット、アンドロイド、ヒューマノイド、人造人間、人工知能。

 

サイボーグ、改造人間、強化人間、義体。

 

ああ、なんて素敵な、ロマンあふれるSF用語。

 

 

 

是枝映画「空気人形」では、ダッチワイフが主人公だったから、

 

本作のような映画が生まれても、何の違和感もありません。

 

「幻の光」「ワンダフルライフ」の頃から、死生観をテーマにした作品は多い。

 

監督が今、作りたいと思う映画はこれなんですね。

 

監督・原案・脚本・編集の4役をこなし、やる気満々でございます。

 

 

 

 

生成AIの学習能力っていうのも、感覚的にはよくわからない。

 

妻も娘も、チャットGPTをうまく使いこなしているみたいだけど、

 

俺は…何だかコワい感じがする。

 

カラオケの採点を機械がするのも、何となく好きじゃないし…ね。

 

でもそのうち、AIに指示されて仕事したりするようになるんだろうな。

 

介護とか、食事や下の世話なんかも、ロボットが担当する。

 

機械に怒られるのって、イヤだなあ。違う“うつ”になっちゃいそう。

 

 

 

あと、ヒューマノイドを悪用した犯罪も増えることでしょう。

 

そうなると、戦うための武器が必要になるから、新しいビジネスモデルが続々と…

 

 

ロボット三原則とか、もう死語になってたりして。

 

役に立たない人間は、どんどん排除されていって、

 

ロボットができない仕事ができる人だけ、とりあえず生かされて、

 

それをやる技術が整うと、あっという間に廃棄されて…

 

 

ああ、いかん。物事を悪い方にばかり考えてしまう。

 

年寄り予備軍のおっさんの、悪癖ですな。

 

 

 

映画は、未来を見据えた終わり方になっています。

 

目に見えるものと、目に見えないもの。

 

はっきりしていないこと、ぼんやりとしたもの。

 

理解できないことがあるのは、決してダメじゃない。

 

余計なものだと思うことが、実は一番大事だったりするのだ。

 

 

翔くんと一緒に、感じ取ってみよう。

 

ご両親と一緒に、悩んでみよう。

 

共感。理解。納得。

 

 

同じものを見て、違う世界を感じる不思議。

 

違うものを見て、共通する感覚が通じ合う奇跡。

 

 

 

生まれたこと。

 

産み出されたこと。

 

いなくなること。

 

もう、会えない、ということ。

 

 

 

可愛い、と思うこと。

 

愛しい、と感じること。

 

美しいものは、儚くて、期間限定で。

 

忘れてしまったようでも、どこかに残っているようで。

 

 

生きる喜び、悲しみ、苦しみのひとつひとつが、

 

自分という生き物を形作っている。

 

自分が自分であるために、必要なもの。

 

 

いちいちAIに聞くまでもない。

 

己の心の奥底に、ちゃあんとしまってあるから。

 

心がごちゃごちゃしているから、見つけられないだけ。

 

 

それを整理して、きちんと片づけるために、

 

ロボットに協力してもらえばよろしい。

 

 

 

…人生の主役は、あくまでも自分であることを、忘れるなかれ。

 

 

 

 

 

 

 

映画 「スター・ウォーズ マンダロリアン・アンド・グローグー」

男一匹、賞金稼ぎ。 …気がつけば、相棒が傍らにいた。

 

 

 

もうシリーズ物はあまり見なくなったんですが、

 

やっぱりスターウォーズが劇場で公開されると、行っちゃいますねえ。

 

 

 

冒頭の20世紀フォックスのオープニングがないのと、

 

スターウォーズのテーマが流れないのは寂しいけれど、

 

それでも、この世界観に愛着があるので、充分楽しめました。

 

 

 

 

ダース・ベイダーが死んで帝国が崩壊した世界では、

 

別の巨悪がはびこる、無法地帯と化していた。

 

賞金稼ぎマンダロリアンは、元締めシガニー・ウィーバーから

 

依頼を受け、ミッションを遂行すべく、奮闘する。

 

 

 

監督は、このシリーズを手がけるジョン・ファヴロー。

 

本作は、配信されているドラマの続編だそうで。

 

それを見ていなくても、たぶん大丈夫。

 

何なら、SWを知らなくても大丈夫かも笑

 

 

それくらい、わかりやすい物語だと思います。

 

アクションもユーモアもあって、ひたすら楽しい。

 

 

使い込んだ感がある、リアルなメカニックも、

 

生臭い匂いが漂ってきそうな怪物たちも、

 

なかなか見せ場が多くて、おっさんもコーフンします。

 

 

往年のファンにはおなじみのパターンも、

 

フォース使い方も、何だか微笑ましい。

 

 

劇場へ行くなら、父親と息子か、じいちゃんと孫がちょうどいいかも。

 

見終わった後に、フォースごっこができて楽しいと思いますよ。

 

 

 

俺は、当然ながらドラマを見ていません。

 

すでにシーズン3まであるらしく、8話ずつだから、24本もある。うひゃー

 

 

 

 

 

 

 

ここまで書いてから、TVで放映されていた特番の録画を見ました。

 

ほうほう、このシリーズの位置関係は、エピソード6と7の間なんですね。

 

「ジェダイの帰還」(古くはジェダイの復讐)の後だから、

 

帝国崩壊後、という説明で合ってる、うんうん。←大丈夫か、桑畑

 

グローグーって、ヨーダと同じ種族の幼子、っていう設定なんだけど、

 

すでに50歳! 

 

そうか、ヨーダは900歳まで生きたっていうから、寿命長えんだわ。

 

(ちなみに旧約聖書のアダムは、930歳まで生きたそうな)

 

 

そうかあ、俺よりは年下だけど、同年代と言ってもいいのかなあ。

 

俺も、まだ幼子のように、純粋にのびのびと生きたいもんです。

 

 

マンダロリアンは、「マンドー」と呼ばれています。

 

劇中登場する、巨大なヘビが、俺的には、怪獣マンダ。

 

マンドー対マンダの対決も、どうかお見逃しなく。

 

 

 

地球人にとっては、異星人は怪物かもしれんが、

 

彼らにとっては、こっちがモンスター。

 

見た目や生活習慣が違っていても、仲良くできる可能性があるところが、

 

スター・ウォーズの世界のいいところ。

 

 

どんな国でも、どんな星でも、平和を愛する者たちによって、

 

英雄のサーガは、引き継がれるのだ。

 

 

 

遠い昔、はるかかなたの銀河系で…

 

 

物語は、続く。

 

我々が、生まれる前から、死んだ後も。

 

 

体験した者よ、語れ。

 

若者よ、語り継げ。

 

 

…英雄たちの、生き様を。

 

 

 

映画 「幕末ヒポクラテスたち」

やり方は違えど、人を助けたい気持ちは同じ。

 

 

ヒポクラテスとは、古代ギリシャのお医者さんの名前。

 

(ちなみに映画「怒りのヒポポタマス」は、カバ)

 

 

 

2022年に亡くなった大森一樹監督の遺志を継いで、

 

愛弟子の緒方明監督が、映画化を実現した渾身の一作。

 

脚本は、西岡琢也。

 

 

時は、幕末。舞台は、京都のとある村。

 

主人公は、佐々木蔵之介演じる、蘭学医のお医者さん。

 

内藤剛志演じる漢方医とは、犬猿の仲であった。

 

ある日、ならず者の青年がどなり込んで来て…

 

 

 

大森監督といえば、「ゴジラVSビオランテ」で有名ですが、

 

「ヒポクラテスたち」(1980年公開)が、本作の原点。

 

京都医科大学卒業という経歴を生かした、輝かしい1本。

 

本作に登場する柄本明、内藤剛志も、この映画に出演しています。

 

(さらに真木よう子は、「風に立つライオン」で、主人公の恋人役でした)

 

 

 

医療映画というと、俺的には「赤ひげ」の印象が強い。

 

山本周五郎原作、黒澤明監督という、素晴らしい傑作でした。

 

この映画での加山雄三の役が、本作の藤原季節にあたるんじゃないかと。

 

彼が、精神的に成長していくことで、観客も一緒に医療に参加していくことに。

 

 

 

本作は、誰が何と言おうと、いい映画だと俺は思います。

 

物語もシンプルで、わかりやすい。

 

そして、人間の葛藤や弱さを、堂々と描いている。

 

不器用だけど、熱い心が通った、ぬくもりのある作品に仕上がっています。

 

 

 

 

俺も今までに、病気やケガで何度か医者にかかったけど、

 

人間だから、行き違いも間違いも勘違いも見落としもいっぱいある。

 

特に、歯医者がヤブで、長いこと苦しんだっけなあ。

 

でも最終的に、いい主治医に出会えればいいのです。

 

 

 

漢方医でも蘭学医でも、患者にとっては、

 

治してもらえるんなら、どちらでもOK。

 

うつ病の治療でお世話になったT先生も、

 

整体治療でお世話になったK先生も、もう、この世にはいないけど、

 

今でも、感謝の気持ちでいっぱいでございます。

 

 

 

医者が、患者を診る。

 

看護師が、病人を看る。

 

人が、人を見る。

 

そして、観客は、映画を見る。(観る)

 

 

見て覚えて、実践して、身に付けていく。

 

人を癒すのも助けるのも、人であり、

 

人だからこそ、助けたくなる。

 

 

助けて下さい。

 

助けましょう。 可能な限り。 力の限り。

 

 

人を助けた業績があって、

 

不幸にして救えなかった数多くの命があって、

 

その上に、今の医療がある。

 

 

使えるものは、何でも使いましょう。

 

助けられる命を、ひとつでも多く救いましょう。

 

 

 

…医者も患者も、限られた命なのだ。

 

 

 

 

映画 「蒸発」

耐えるか、戦うか、それとも…?

 

 

桑畑です。何とか、生きております。

 

しばらくサボっておりましたが、そろそろ復活しようかと。

 

見た映画が3本たまったので、順番にアップしていきます。

 

 

 

本作は、日本を舞台にしたドキュメンタリー映画。

 

監督・撮影は、ドイツ出身のアンドレアス・ハートマンと、森あらたの共同。

 

邦画でありながら、洋画でもあるような、不思議な雰囲気の映画です。

 

(「PERFECT DAYS」や「ロスト・イン・トランスレーション」みたいな)

 

 

日本では、毎年、失踪者が8万人いるという。

 

そのうち、数千人が、完全に姿を消してしまうらしい。

 

ちなみに自殺者は、3万人。(これは、“成功”した数)

 

自殺するよりは、逃げて、新しい人生を生きるのもアリなんじゃないかと。

 

 

 

若い頃読んだ本に、「失踪マニュアル」というのがあった。

 

今住んでいるところから逃げ出し、違う場所で、違う人間になる、というもの。

 

 

世の中には、これを手助けするチームが存在するらしく、

 

映画は、「逃げた側」「逃がした側」「逃げられた側」の

 

マルチな視点で、被写体を追い続けます。

 

 

 

人が突然いなくなることを、一般的には「失踪」と言いますが、

 

日本には、「蒸発」「神隠し」といった独特の言葉が存在します。

 

「JOHATSU」は、有名な日本語として、世界に認知されているらしい。

 

 

 

本作で、注目したいのは、「AIディープフェイク」という手法。

 

普通、プライバシー保護のためにボカシやモザイクを入れる場面で、

 

CGで別人の顔に加工してしまうという、大胆な映像表現。

 

 

あれ、顔出しして大丈夫なの? と思いきや、

 

よく見ると、何だか、人工的な顔になっていることに気づく。

 

最初は変に感じたけど、慣れてくると、これはこれで面白い。

 

今の時代ならではの、前衛的な試みなんでしょう。

 

 

これだと、細かい表情とかが読み取れて、なるほどなあ、と思いました。

 

 

 

 

愛する人が、家族が、友人が、いつの間にか、姿を消してしまう。

 

何故? どうして? 何で黙っていなくなったの?

 

理由もなくいなくならないと思うので、何かしら原因はあったのでしょう。

 

 

去られた側にしてみれば、言ってくれないとわからない、と。

 

言わないから、理解しようがない、勝手にいなくなった、と。

 

 

去った側にしてみれば、言ったところで、わかってもらえるはずもない。

 

そもそも、理解しようとする気がない。

 

そんな奴らとは、距離を取って当たり前。

 

そんな奴からは、さっさと逃げるべし。

 

 

服従して、我慢して生きるか。

 

戦って、力で撥ねつけるか。

 

静かに、逃げてしまうか。

 

 

「逃げる」って、消極的なようにも見えるけど、

 

ある意味、一番穏便な解決法なんじゃないかと。

 

「兆し」という字を、しんにょうに乗せている。

 

てへんに添わせれば、「挑む」になる。

 

手足を総動員して、行動を起こすことが、「逃げ」なのだ。

 

 

そこが危険な場所ならば、いち早く避難せよ。

 

そこが居心地悪い場所ならば、他に、自分の居場所を探してみよう。

 

その人といると気持ち悪いなら、距離を取って、被害を最小限にすべし。

 

 

地獄の苦痛に耐え続けても、寿命が縮んでいくだけ。

 

ダメになる前に、精神病になってしまう前に、

 

そこから、逃げてしまえ。

 

 

 

後悔。トラウマ。フラッシュバック。

 

逃げても、居場所を変えても、変わらないものは変わらない。

 

しかし、そこで命が消えてしまう前に、

 

自分を見失う前に、行動できてよかった。

 

 

自分なりの戦いに挑んだからこそ、今の自分がある。

 

自分が必死に戦ったからこそ、今の居場所を勝ち取ったのである。

 

 

人生は、ひとつじゃない。

 

色んな生き方があっていい。

 

人生は、一度きりなんだし。

 

 

自分による、自分のための、ホントの生き方見つけよう。

 

 

逃げるが勝ち。失踪上等。

 

逃げるか卑怯者、と罵る輩には、舌でも出してやればよろしい。

 

行方くらまし天狗、ここに見参。 どうだ、ざまあみろ。

 

 

 

…自殺するより、絶対マシ!

 

 

 

 

 

映画 「炎上」

気がついたら、ここにいた。

 

 

 

これもまた、強烈な1本。

 

出演俳優の事件で色々あって、お蔵入りになりかけたけど、

 

何とか公開に踏み切った英断に、一映画ファンとして感謝します。

 

 

 

主人公の樹理恵は、宗教にのめり込む両親のもとで育った。

 

厳しい躾、として長年にわたる体罰が続き、彼女は、体も心も限界。

 

ある日、意を決して家出。歌舞伎町のトー横広場で、“新しい仲間”と出会う。

 

 

 

監督・脚本は、長久充。 彼の映画を、初めて見ました。

 

いや~ すごい才能ですなあ。

 

サンダンス映画祭で2回も受賞し、本作もオリジナル脚本だそうな。

 

リアルで切ない、しかしながら、心に突き刺さる秀作です。

 

 

 

 

主演は、森七奈。

 

彼女の演技は何度か見ましたが、本作は、なかなかの熱演。

 

タイトルがアレなだけに、演じる温度が、次第に上がっていくのがいい。

 

 

アオイヤマダは、見覚えのある名前だなあって思ったら、

 

「PERFECT DAYS」の、カセットテープの女でしたね。

 

印象に残るまなざしが、メガネをかけると余計に強調されるように感じます。

 

 

“悪役”として、古館寛治と一ノ瀬ワタルが絶品。

 

こういう役柄をやると、二人とも冴えまくりでんなあ。

 

 

劇中、オリジナル曲(たぶん)が何曲か流れるんですが、

 

一ノ瀬が弾き語りで歌う歌が、シンプルで切なかったなあ。

 

チワワの歌は、もう、爆笑しかありませんでした。

 

(「ストキン」で、女子バンドを聴いたばかりってのもプラスに作用かと)

 

 

 

宗教団体が出てくる映画といえば、「カナリア」を思い出す。

 

谷村美月が、冷静にしたたかに生き抜く様が、とてもよかった。

 

「星の子」では、芦田愛菜が、バランスを取りながら生きている空気感が秀逸。

 

「八日目の蝉」「赤い文化住宅の初子」「めがね」でも、効果的に登場。

 

あ、そうそう、「濵マイク」シリーズにもあったっけ。

 

 

宗教ってのは、のめり込む本人は真面目なんだけど、

 

周りに迷惑をかけている自覚が乏しいところが厄介なので、

 

親がハマっていると、子供はいい迷惑ですよね。

 

 

10代の女の子が、地獄から抜け出すために行動するのは、

 

相当な勇気が必要だったことでしょう。

 

駆け込む場所がいかんかったけど、逃げるために必死だから、

 

どうしようもなかったのかもしれない。

 

 

途中で引き返すチャンスもあったけど、

 

彼女は、初めて居心地のいい場所を見つけた、という実感があったから、

 

思いが推進力となって、初めての友達と一緒に「行動」するのです。

 

人生において、思い切って動き出す時が、ロックなのだ。

 

 

 

 

 

彼女の名前は、樹理恵。

 

初めての仲間に、名前は?って聞かれて、

 

吃音があるから、じゅ、じゅ、じゅ…って、ドモってしまって、

 

じゃあ、ジュジュでいいじゃん、ということになりました。

 

 

(ジュジュといえば、俺的には「タクシードライバー」の映画館の売店のお菓子)

 

 

 

 

 

にぎやかなようで、寂しそうで、

 

楽しそうで、苦しそう。

 

おかしくもないのに、笑うことしかできないのも、かわいそう。

 

何を言っても怒られるから、子供はいつしか、黙ってしまう。

 

 

何も言わないからといって、服従しているわけじゃないんだよ。

 

おとなしいから、弱いってわけじゃないんだよ。

 

 

 

PG12。 103分。 5ヶ月間の、逃亡生活の物語。

 

大人たちよ、あたしの生き様、よく見てて。

 

 

JUJU。呪術。柔術。純情。ジュジュの奇妙な冒険。炎の少女ジュジュ。

 

パパ活、援助、炎上、三遊亭圓丈。 …Let’s,Enjoy!

 

 

 

 

映画 「ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。」

面白いから、夢中になる。

 

 

これは、イキがいい。音楽好きにはたまらない1本。

 

自分でバンドを組んだ経験がある人には、ぜひオススメ。

 

「アイデン&ティティ」がお好きな方には、超オススメ!

 

 

原作は、写真家・地引雄一の自伝的エッセイ。

 

舞台は、1978年の東京。

 

日本のパンク・ロック黎明期の歴史を、映画で学べます。

 

 

 

仲野太賀が冒頭から、ぶちかましてくれます。

 

彼の振り切った演技が素敵過ぎて、もう、笑うしかない。

 

お上品な方々は、ここで退場するのもよし。

 

ここで始まっちゃうところが、パンクでいいじゃん!

 

 

 

養豚場で働くユーイチは、写真家としてくすぶっていた。

 

休憩中に流れていたラジオから、セックス・ピストルズが流れ、

 

開眼した彼は、ロックの世界に飛び込むことに。

 

ミニコミ誌のカメラマンとなり、大きなライブを手掛けるようになる…

 

 

「アイデン&ティティ」と同じく、

 

監督は、田口トモロヲ。 脚本は、宮藤官九郎。 主演は、峯田和伸。

 

「アイデン&ティティ」のバンドメンバー4人も全員出ています笑

 

 

若葉竜也、吉岡里帆、間宮祥太朗、中島セナ、中村獅童たちの、

 

自分というキャラの出し方が、いちいち魅力的でヤバい。

 

個性のぶつかり合いが、ガツンとロック。

 

画面狭しと、爆走しまくりの130分です。

 

 

 

俺は、楽器を演奏できる人を、尊敬します。

 

ましてや、バンド組んで、自分で曲も書いて、パフォーマンスするなんて、

 

神業以外の何者でもありません。

 

 

面白いから、夢中になる。

 

夢中になるから、楽しくなる。

 

楽しいから、仲間ができる。

 

仲間が増えていくから、世界が広がっていく。

 

 

 

「自分だけの音」を見つけるのって、大変なんだろうなあ。

 

暗闇をさまよって、もがいて苦しんで、たどり着いた時は、

 

至福のひとときなのでしょう。

 

 

抑圧された魂を鷲掴みにし、暗闇を抜け出して、信じる道を突っ走り、

 

迷宮を突破する勇気があるからこそ、美しい領域に入れるのだ。

 

 

 

インディーズ・レーベル。

 

ロック・フェス。

 

オール・スタンディング。

 

これらの言葉が生まれた時代を、彼らと一緒に体験できるひととき。

 

 

あなたの心が求めている音が、映画の中にあるかも。

 

笑って、泣いて、心をかきむしって、飛び込んで、溶け込んで。

 

 

 

熱い心が、みなぎる魂が、パンクしそうな青春の光と影が、

 

ギンギンのサウンドにのって、宇宙空間に突き抜ける。

 

 

…やる気スイッチが入った瞬間が、ロックだ!

 

 

 

映画 「津田寛治に撮休はない」

どこを切っても、津田寛治。 …まるで、津田寛治アメのような映画。

 

 

津田寛治が、津田寛治を演じます。

 

ええと、津田寛治という俳優が、津田寛治という俳優を演じます。

 

おんなじかぁ、シンプルだけど、ややこしいですね。

 

 

監督・脚本は、菅野孝幸。 彼は、只者じゃありませんな。

 

しましまあ、よくも、こんな映画を撮ったもんです。

 

かなりの天才かもしれませんね。

 

 

 

俳優が自分を演じる映画といえば、思い出すのが

 

「その男、ヴァン・ダム」。あれは、いい映画だったなあ。

 

 

 

日本映画でも、「鎌田行進曲」とか、

 

今流れているシーンが、実は撮影でした、という場面展開がありました。

 

最近だと、「宮松と山下」での香川照之が、記憶に新しい。

 

こういうパラドックスって、映画マジックって感じで、面白いんですよね。

 

 

本作は、俳優としての自分を演じて演じて演じまくって、

 

いつの間にか、境界線がわからなくなってしまう、まさに「迷宮」。

 

今この役を演じているのは、俳優としての自分なのか、

 

この役そのものが、本来の自分自身なのか、それとも…

 

 

 

職歴が浅い俺が言うのもなんですが、

 

仕事っていうのは、最初は必死で無我夢中だけど、

 

ある程度覚えると、自分なりの考えを反映するようになる。

 

仕事が身に付いてからが、自分で、仕事を面白くしていくのだ。

 

 

映画の主人公は、俳優としてはプロフェッシャルな達人。

 

どんな要求にも応えて、完璧演じられる男。

 

デキるもんだから、次々と仕事を増やしまくり、

 

たくさんの役柄を、同時並行で演じ続け、いつしか、撮休を取らなくなってしまう。

 

 

そんな生活を続けていたら、脳がおかしくなっちゃいますよね。

 

案の定、宍戸錠、彼は、次第に混乱していくんですねえ。

 

 

昔、スケジュール帳がびっしり、の状態で充実感を感じる時代があったけど、

 

今それだと、ゾッとしてしまいます。

 

過ぎたるは、及ばざる如し。何事も、ほどほどがよろしい。

 

 

 

演じる、という行為は、実は、誰もが日常的にやっていること。

 

この人の前では、このキャラ。

 

あの人の前では、あのキャラ。

 

知らない人の前では、とりあえずこんなキャラ。

 

意中の人の前では、勝負キャラで。 といった具合。

 

 

混乱するのは、今ここで、自分はどんな顔したらいいのか、わからなくなる時。

 

場の状況が理解できず、笑ったらいいのか、泣いたらいいのか、無言がいいのか。

 

 

よかれと思ってしたことが、裏目に出たり、

 

身に覚えのないことで、突然感謝されたり、

 

予想外の展開に、リアクションがとれなかったり…

 

 

行動でも、思考でも、ヘビーな混乱が続くと、

 

いつしか、自分の中で、迷子になる。

 

ここはどこ? わたしはだれ?

 

この映画を見ている、あなたはだあれ?

 

 

 

映画を見た後、トイレに行ったら、鏡の中の自分をよく見てみましょう。

 

そこに映っているのは、ホントにあなたですか?

 

もしかして、津田寛治になっていませんか。

 

ぜひ、なったつもりで、ニタァっと笑ってみて下さい。

 

 

 

…迷いの森に足を踏み入れたら、もう、出られない!

 

 

 

 

映画 「夜勤事件」

無音、ワンオペ… このコンビニ、やっべえ。

 

 

 

1時間23分というコンパクトさがお手軽なので、

 

頻尿の方も、安心してご覧下さい。

 

 

原作は、Chilla’s Art(チラズアート)の、ホラーゲーム。

 

監督は、永江二朗。 脚本は、赤松義正。

 

 

 

主人公は、深夜のコンビニでバイトする、若い女性。

 

舞台は、コンビニ。以上、実にシンプルな構成。

 

 

昼の勤務は男性1人。夜の勤務は彼女1人。

 

店長は、連絡が取れない状態が続いているらしい…

 

このコンビニ、大丈夫か?

 

 

ある日、コンビニの地下室で、死体が発見される。

 

第一発見者である彼女は、警察の事情徴収を受けることになり、

 

その供述の中で、身の回りに起こった“怪異”について語り出すのだった…

 

 

 

主演は、南琴奈。映画初主演だそうで、フレッシュな人材。

 

恐怖場面に際しても、肝が据わったような、腰が強いイメージがある。

 

不穏な空気から、だんだんとヤバい領域に入っていく段階で、

 

次第に、女の子らしい怖がりぶりも見せてくれるのが、楽しい。

 

 

 

それにしても、このコンビニは、異常だ。

 

基本、コンビニって、音楽が流れているもんだと思ってたんだけど、

 

ここは、全くの無音状態。

 

 

ただ、入口の、“いらっしゃいませ的なメロディ音”だけは、しっかり流れる。

 

このセンサー、非常に鋭敏らしく、“人間以外のもの”にも、反応してしまう。

 

 

色んな“お客様”が、色んなところから来店しますので、お楽しみに。

 

 

 

 

昭和のおっさんとしては、ツッコミたいところがチラホラ。

 

①怪しい配達物が、こまめに届く。

 

 どこかで見たような、恐怖新聞だなあ。

 

②「呪いのSDカード」なるものが登場。

 

 どこかで見たような、リングですなあ。

 

③体育座りの少年が、やたらに現れる。

 

 どこかで見たような、呪怨だよなあ。

 

 しかもこの少年、トシオ君と違って、体格がいいところが、

 

 何だかいいもの食ってそうで、イタイタしくて泣かせます。

 

 

 

そんな、魅力的な要素が盛りだくさんの内容なので、

 

ワクワクしながら楽しいひとときをお過ごし下さい。

 

 

ゲームだからたぶん、展開や終わり方にもいくつかパターンが

 

ありそうなものだから、

 

ひねりの効いたラストも、それなりに色々と組み込んだんでしょう。

 

エンドロールが終わってからも、重要なオマケ映像がありますので、

 

最後までしっかりと見届けましょう。

 

 

 

生まれたからには、生きねばならぬ。

 

生きるためには、働かねばならぬ。

 

働くためには、職場を見つけねばならぬ。

 

きっとそこは、何か縁があって、たどり着いた場所なのかも。

 

 

 

俺はこの映画を見て、無性にコンビニに行きたくなりました。

 

音楽が流れているかどうか、確認したくなったのです。

 

映画の後によく立ち寄る、あのコンビニに…

 

 

 

あなたの最寄りのコンビニは、音楽が流れていますか?

 

女の子がひとりで働いていませんか?

 

 

…あなたが入る時に、あのメロディが流れますか?

 

 

 

 

 

 

映画「ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編」

一番狂ってる奴が、最強。

 

 

せっかく1作目を見たので、しっかりドラマを全部見てから、いざ映画館へ。

 

いや~ 冒頭から爆笑でしたねえ。

 

全然知らないで見た人は、そういう映画なの?と思ったかも。

 

まあ、そういう映画なので、しょうがないけど。

 

 

莫大な財宝をめぐっての争奪戦は、いよいよ網走刑務所へ舞台が移る。

 

ラッコ料理で精力をチャージした主人公チームは、いざ本拠地へ。

 

 

そこは、まさに要塞。

 

どうやって潜入するか、どう戦うか。

 

物語が進む上で、色んな人との関係が、接近したり、いがみ合ったり。

 

利害一致による協定、裏切り、寝返り、多様な戦い方。

 

 

よく食べ、よく寝て、たくさん歩いて、思う存分戦い、殺し合う。

 

出会って別れ、愛して愛され、信じて騙されて、人は、強くなる。

 

 

ううむ、映画の説明になってないかもしれませんが、

 

内容をクドクド言ったところで、面倒くさいし、他の人の方が上手。

 

俺は、俺の感覚で、俺が見た映画を、心の栄養として吸収すればいいのだ。

 

 

不死身の杉元、アイヌの少女アシㇼパ、占い師インカラマッ、スナイパー尾形など、

 

個性豊かな登場人物たちが、ガチでぶつかり合う。

 

白石の体の柔らかさは、レインボーマンの月の化身のようだ。

 

山田杏奈のすばらしい頬骨は、接近戦で人を殴れるぞ、真横からヘッドバッド!

 

狂人・鶴見と、彼を慕う変態チームは、血の通った最強の兵隊!

 

 

 

こんなに濃ゆい面子が大挙してぶつかって、面白くないはずがない。

 

走れ! 飛べ! 撃て! 突き刺せ! ぶった斬れ! そして、仲間を守れ!

 

体力無限、欲望の塊、血しぶきあげて、突進せよ!

 

 

ここは~ あばぁしぃり~ ばん~がぁいぃちぃ~

 

 

 

物語は、まだまだ続くらしい。

 

じゃあ、俺からひとつ、頼みたいことが。

 

 

…土方歳三を演じる舘ひろしが存命なうちに、どうか決着をつけてくれ!

 

 

 

 

 

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