第12回 のあのあシアター レポート
大変遅くなりましたが、3月8日に開催されたシアターの記事をアップします。
今回のテーマは、「ショートムービーの魅力」。
今まで、特撮やアニメ、まんが祭りなどを企画して参りましたが、
見ごたえのある短編映画を中心に1回やってみようかと思いまして。
候補作は、全部で25作品くらいあったんですが、そこから厳選して、
尚且つ、鑑賞上でもバランスも考えて、9本の作品を選びました。
①「机上の空論」(2003年 28分)
若手監督たちの短編で構成されるオムニバス映画「ジャムフィルムズ2」の1本。
日本ではこうですよ的なハウツーものの教育ビデオスタイルで、外人の女性が進行役。
そんなわけねえだろ的なギャグを交えながら、講座編・実技編で進みます。
主演は、市川実日子。男性2人をお笑いコンビのラーメンズが演じています。
導入はインパクトがあって笑いが取れるものをチョイスしました。つかみはOK!
②「木を植えた男」(1987年カナダ 30分)
アカデミー短編アニメーション賞を受賞した、フレデリック・バックの名作。
1本目で力を抜いてもらった後は、見ごたえのある内容で気を引き締めます。
アニメーションですが、パステルを使った絵画的な色彩が、実にお見事。
セリフは主人公のモノローグのみなので、字幕スーパーは割愛して、
追悼の意味も兼ねて、三國連太郎の日本語ナレーションで楽しんでいただきました。
③「インテリア・デザイン」(2008年 35分)
東京を題材とした、外国人監督によるオムニバス映画「TOKYO!」の1本。
中盤まで普通の青春映画かな…と思いきや、突如として、不思議な展開になります。
監督は、フランスのミシェル・ゴンドリー。主演は、藤谷文子。
観客のみなさん、唖然としていましたね☆
④「人間椅子」(1994年 17分)
ご存知江戸川乱歩の傑作短編小説です。
今回採用したのは、TBSが放映したTVドラマ「乱歩 怪しき女たち」。
今までに幾度も映画化されているんですが、どれも盛り込み過ぎて、くどい。
それで、原作に忠実な本作をチョイスしました。ナレーションは、佐野史郎。
状態はよくなかったんですが、我慢して見ていただきました。
③を見てもらうと、④をやった理由がわかりますね☆
⑤「DAICONⅢ オープニングアニメーション」(1981年 5分)
知る人ぞ知る、傑作アニメーションです。
第20回日本SF大会において、これがOPに使われました。
ランドセルを背負った少女の素晴らしい戦いぶりを、じっくり堪能して下さい。
遊び心満載の、アマチュアによる素晴らしい作品です☆
⑥「DAICONⅣ オープニングアニメーション」(1983年 6分)
③の2年後、第22回日本SF大会で上映された、日本アニメの金字塔。
主人公の女の子も成長し、今度はバニーガールで登場。
今回は、スタジオぬえが前面協力したこともあって、グレードがスゴい。
俺はこの2本を、新潟市公会堂で高校生の時に見て、すごく興奮しました☆
⑦「電車男 オープニング」(2005年 1分)
フジテレビで放映されたドラマの、あのオープニングです。
⑤と⑥を見た後だと、なるほどなあって思いますよね。
大根の代わりに人参が登場するのが、何ともニクイ☆
⑧ 「陽だまりの詩」(2005年 13分)
オムニバス映画「ZOO」の中の1本。原作は、乙一。
他は実写なのに、これだけアニメだったので、印象に残っています。
作画のクオリティはアレなんですが、内容が面白いので採用しました。
人間の生と死を考える、ノスタルジックな作品です。
⑨「シェイキング東京」(2008年 約30分)
本当は新海誠監督の「ほしのこえ」を上映するはずだったんですが、
これを熱望していた常連のS君が欠席だったために、急遽プログラムを変更。
「TOKYO!」からもう1本。韓国のポン・ジュノ監督の作品を選びました。
題材は、ジャパニーズ「ひここもり」。主演は、香川照之。
これが非常に大ウケしまして、本日最高の食いつきとなりました。
さすがは「ほえる犬は噛まない」の監督ですね☆
蒼い優ちゃんのあのスイッチ、俺も押してみたいな♪
いやあ、9本もやると、さすがに俺が疲れますね(汗)
今までで最多でした~
一番長くて35分。短いのは1分。
やり過ぎかなあとは思ったんですが、やってみたかったんだよう。
おかげさまで、のあのあシアターも一周年を迎えました。
今回のお客様は4名。今までゼロだったことは一度もないのが嬉しい。
6ヵ月連続でやって、1ヵ月お休みという、7ヵ月サイクルでやりますので、
これで、第2シーズンが終了です。来月はお休み。
次回は、5月から再開することになると思います。
5月のテーマは、「格闘アクション」の予定。
ファンの皆様、毎回足を運んでいただいて、ありがとうございます。
第3シーズンは、強力なラインナップを用意しますので、どうぞお楽しみに!
今回のテーマは、「ショートムービーの魅力」。
今まで、特撮やアニメ、まんが祭りなどを企画して参りましたが、
見ごたえのある短編映画を中心に1回やってみようかと思いまして。
候補作は、全部で25作品くらいあったんですが、そこから厳選して、
尚且つ、鑑賞上でもバランスも考えて、9本の作品を選びました。
①「机上の空論」(2003年 28分)
若手監督たちの短編で構成されるオムニバス映画「ジャムフィルムズ2」の1本。
日本ではこうですよ的なハウツーものの教育ビデオスタイルで、外人の女性が進行役。
そんなわけねえだろ的なギャグを交えながら、講座編・実技編で進みます。
主演は、市川実日子。男性2人をお笑いコンビのラーメンズが演じています。
導入はインパクトがあって笑いが取れるものをチョイスしました。つかみはOK!
②「木を植えた男」(1987年カナダ 30分)
アカデミー短編アニメーション賞を受賞した、フレデリック・バックの名作。
1本目で力を抜いてもらった後は、見ごたえのある内容で気を引き締めます。
アニメーションですが、パステルを使った絵画的な色彩が、実にお見事。
セリフは主人公のモノローグのみなので、字幕スーパーは割愛して、
追悼の意味も兼ねて、三國連太郎の日本語ナレーションで楽しんでいただきました。
③「インテリア・デザイン」(2008年 35分)
東京を題材とした、外国人監督によるオムニバス映画「TOKYO!」の1本。
中盤まで普通の青春映画かな…と思いきや、突如として、不思議な展開になります。
監督は、フランスのミシェル・ゴンドリー。主演は、藤谷文子。
観客のみなさん、唖然としていましたね☆
④「人間椅子」(1994年 17分)
ご存知江戸川乱歩の傑作短編小説です。
今回採用したのは、TBSが放映したTVドラマ「乱歩 怪しき女たち」。
今までに幾度も映画化されているんですが、どれも盛り込み過ぎて、くどい。
それで、原作に忠実な本作をチョイスしました。ナレーションは、佐野史郎。
状態はよくなかったんですが、我慢して見ていただきました。
③を見てもらうと、④をやった理由がわかりますね☆
⑤「DAICONⅢ オープニングアニメーション」(1981年 5分)
知る人ぞ知る、傑作アニメーションです。
第20回日本SF大会において、これがOPに使われました。
ランドセルを背負った少女の素晴らしい戦いぶりを、じっくり堪能して下さい。
遊び心満載の、アマチュアによる素晴らしい作品です☆
⑥「DAICONⅣ オープニングアニメーション」(1983年 6分)
③の2年後、第22回日本SF大会で上映された、日本アニメの金字塔。
主人公の女の子も成長し、今度はバニーガールで登場。
今回は、スタジオぬえが前面協力したこともあって、グレードがスゴい。
俺はこの2本を、新潟市公会堂で高校生の時に見て、すごく興奮しました☆
⑦「電車男 オープニング」(2005年 1分)
フジテレビで放映されたドラマの、あのオープニングです。
⑤と⑥を見た後だと、なるほどなあって思いますよね。
大根の代わりに人参が登場するのが、何ともニクイ☆
⑧ 「陽だまりの詩」(2005年 13分)
オムニバス映画「ZOO」の中の1本。原作は、乙一。
他は実写なのに、これだけアニメだったので、印象に残っています。
作画のクオリティはアレなんですが、内容が面白いので採用しました。
人間の生と死を考える、ノスタルジックな作品です。
⑨「シェイキング東京」(2008年 約30分)
本当は新海誠監督の「ほしのこえ」を上映するはずだったんですが、
これを熱望していた常連のS君が欠席だったために、急遽プログラムを変更。
「TOKYO!」からもう1本。韓国のポン・ジュノ監督の作品を選びました。
題材は、ジャパニーズ「ひここもり」。主演は、香川照之。
これが非常に大ウケしまして、本日最高の食いつきとなりました。
さすがは「ほえる犬は噛まない」の監督ですね☆
蒼い優ちゃんのあのスイッチ、俺も押してみたいな♪
いやあ、9本もやると、さすがに俺が疲れますね(汗)
今までで最多でした~
一番長くて35分。短いのは1分。
やり過ぎかなあとは思ったんですが、やってみたかったんだよう。
おかげさまで、のあのあシアターも一周年を迎えました。
今回のお客様は4名。今までゼロだったことは一度もないのが嬉しい。
6ヵ月連続でやって、1ヵ月お休みという、7ヵ月サイクルでやりますので、
これで、第2シーズンが終了です。来月はお休み。
次回は、5月から再開することになると思います。
5月のテーマは、「格闘アクション」の予定。
ファンの皆様、毎回足を運んでいただいて、ありがとうございます。
第3シーズンは、強力なラインナップを用意しますので、どうぞお楽しみに!