パラノーマル・アクティビティ2 | 映画熱

パラノーマル・アクティビティ2

びっくりするけど、恐くない映画。 …でも、エンディングはドキドキ?


前に紹介した「パラノーマル・アクティビティ2 TOKYO NIGHT」は、どうやら番外編だそうで、こっちが本家本元の2作目らしい。ただし、物語は1作目の前日譚だそうで、位置づけとしては、エピソードゼロといったところでしょうか。


監督は、トッド・ウィリアムズ。脚本は、マイケル・R・ペリー、クリストファー・ランドン、トム・パープスト。出演は、ケイティ・フェザーストーン、スプレイグ・グレイデン、ブライアン・ボーランド、ミカ・スロート。


さて、映画ですが、アメリカンに薄められた作品に仕上がりました。悪ふざけを駆使したコメディ映画…くらいの評価しか言えませんねえ。退屈ではないけど、安っぽい感じ。



俺的には、「TOKYO NIGHT」の方が面白かったと思うのですが、それはあくまでも日本人の感覚なのかもしれない。アメリカ人的には、本作の方がウケるのかもしれない。その辺はどうなんでしょう?


霊というものに対しての考え方とか、恐怖の感覚とか、盛り上げるための“間”とか、色々な要素があるんでしょうね。日本人が恐くても、アメリカ人は恐くない。あるいは、日本人が恐くなくても、アメリカ人は恐いとか…。



映画を見ていて意外だったのが、赤ちゃんが登場しているところ。これ、立派な虐待映画ですね~、いいのかな。そういう方面に厳しいアメリカで、よくこういう映画が撮れたなあって、ちょっと不思議な気分。


面白いと思って見ていると、細かいアラは気にならないもんですが、今回は色々考えちゃったなあ。防犯カメラをたくさん取り付けている割りには、防犯装置がなかったりして…。(だって、1回も作動しないよ)



う~む、この映画、あんまりオススメできないですね。これで恐がれる人は、よっぽど器用なんだと思う。


1作目では、幽霊はスケベオヤジだと思いましたが、今回のイメージは、単なるいたずらっ子。驚かして喜んでいる、薄っぺらいガキんちょって感じ。 …さあ、あなたの印象は?





【鑑賞メモ】

鑑賞日:3月1日(火) 劇場:T-JOY新潟万代 16:25の回 観客:約20人

女子高生とか多かったなあ。小さな悲鳴がかわいかった。

【上映時間とワンポイント】
1時間31分。エンドロール終了後に、“何か”があります。驚愕か?失笑か?


【オススメ類似作品】


「パラノーマル・アクティビティ」 「パラノーマル・アクティビティ2 TOKYO NIGHT」

とりあえず、この2本しかないでしょう。本作よりは面白いです。(記事も書いてます)