2013年10月11日(金)
朝7時半頃起きて トイレに行くと
おりものシートがビチャビチャ
もしかして…高位破水？
隊長の時は ザ・破水でわかりやすかったけど…
病院に電話して
小原さんと旦那に連絡
ハピくるのスタッフさんにも連絡
（関西テレビのハピくるで密着取材をしてくれた ）
昼頃には産まれるかな？
二人目は早いっていうし
なんて考えてた
ご飯を食べ 病院に行く準備
メガネママ
『龍くんお母さん 赤ちゃん産まれるから病院行ってくるからな 後であーちゃんと来てな』
隊長が走って何かを手に私に渡してくれた
隊長
『ママ～ お腹空いたら食べてね♪』
メガネママ
『ありがとう』
優しい隊長
涙で栗がよく見えへんかった
玄関で
メガネママ
『龍くん行ってくるわな 龍くんもうすぐお兄ちゃんなるよ』
隊長
『ママ 泣かないで』
隊長と二人の時間が もう終わる寂しさと
隊長がお兄ちゃんになる嬉しさで泣けてきた
隊長をギュッと抱き締め 家を出た
ジィジの車で病院へ
この時 陣痛の痛さは全くなく
生理痛みたいなのが たまにあるくらい
病院に着くと 松ちゃん（ハピくるの女性スタッフさん）がカメラを回していた
メガネママ
『朝早くからありがとう～ お腹押さえながらアァ～って感じやと思ったやろ？全然痛くないねん～』
ひとまず 陣痛室へ
助産師さん
『高位破水やねっ 24時間以内には陣痛が来るはずやから』
24時間以内かぁ～
ってか生理痛みたいなんも なくなってきた感じ…
経産婦という事で なんにも痛くないけど陣痛室で待機
お昼ご飯を完食♪
なんとなく痛いけど まだまだ感満載の為
病室へ移動
メガネママ
『朝早くから来てくれたのに 産まれる気配なくてごめんなぁ～』
松ちゃん
『全然 気にしないで下さい～』
松ちゃんは 関西テレビへ戻った
そして私は
関西テレビ ハピくるを見る
小原さんが くわばっさん破水して病院です
と言ってくれた
全く痛くないし 出れたんちゃう？なんて考えていた
先生が来て
24時間以内に陣痛が来なかったら促進剤で進めていく話をしてくれ
促進剤の書類にサインした
あぁ～ 促進剤使わんでいいようになりたいけどなぁ～
夕方に会社を早退した旦那が来てくれた
軽く陣痛ちっくな感じやけど まだまだやわぁ～
なんて話をしてたら
マネージャーも来てくれて
みんなで お喋り
あまりにも まだまだやから みんなには一旦帰ってもらった
まだまだやぁ～ってブログを更新した直後
病室に助産師さんが来た
助産師さん
『あれ？痛くない？けっこうな陣痛きてるはずやけど』
陣痛のモニターには けっこうな陣痛となってるらしい
メガネママ
『痛いですけど 全然我慢できる痛さで まだまだやと思いますけど～』
助産師さん
『けっこうな陣痛やでこれ 陣痛室いっとこ～』
けっこうな陣痛らしく 陣痛室へ
内診してもらったら
子宮口 4㎝
助産師さん
『いっきに来る可能性あるから点滴しとくわな、すぐ分娩室ってなるでぇ～二人目は』
経産婦は あっという間に子宮口全開になる人が多いらしい
へぇ～
たいして痛くないのに けっこうな陣痛って言われるし
ほとんど痛くないまま 産まれるんかなぁ♪
旦那に すぐ産まれるかも知らんから早く来て～とメールした
顔が少し赤い旦那到着
メガネママ
『飲んでたん？』
旦那
『飲んでないよ』
メガネママ
『ふぅん』
旦那は お酒弱くないねんけど 缶ビール半分で顔真っ赤になるタイプ
なぜ嘘をついたん？
陽気なジィジ けっこう飲んでる感満載。
待合室で みんなでペラペラお喋り
けっこう痛くなってきたから
11時過ぎに陣痛室に戻る
ふぅ～ ふぅ～
なかなか痛くなって来た
でも全く痛くない時は
赤いペンで富士山を書いた（子宝のジンクスがあるらしく）
一時間後
赤いペンが出なくなり 富士山終了。
この時 かなりの陣痛の痛みの中 痛くない時に書きました
松ちゃん
『陣痛きてない時と 陣痛の時の落差すごいですね！』
メガネママ
『ホンマやなぁ～ あっ 来る来る来る あぁ～あぁ～あぁ～ はぁ～ 行った～ハッハッハ～』
松ちゃん
『嘘みたい…』
深夜12時過ぎ
内診 子宮口6㎝
メガネの助産師さん
『経産婦さんは子宮口8㎝で分娩室行くからね』
もうすぐやなぁ～
かなり痛くなってきた
もう子宮口8㎝ちゃう？と思ってると
助産師さん
『エコーでお腹見るわなぁ 見える？赤ちゃん』
メガネママ
『見えます～ 目が２つ♪可愛い～』
このエコーの赤ちゃんがもうすぐ産まれる♪
助産師さん
『ん～ 赤ちゃんの顔が今見えたらアカンのよ～ エコーした時に 赤ちゃんの後頭部が映らなアカンのに 顔見えてるやん？』
メガネママ
『えっ？』
助産師さん
『赤ちゃんが くるっと回らんと分娩室に行かれへんのよ』
内診
助産師さん
『今 私 赤ちゃんの頭を触ってるんやけど、ペコペコしてる部分が触れるねん、赤ちゃんがくるっと回れば このペコペコがない位置にいった証拠やのよ』
メガネママ
『どうやったら 回るんですか？』
助産師さん
『お腹の上から 回るようにさすったり…とにかく回るの待つしかないわ』
メガネママ
『うそやぁ～ いややぁ～ うそぉ～』
凄い痛みの陣痛が来る
わぁ～～～～～～！あぁ～あぁ～～～～！
ついさっき あと２㎝子宮口が開いたら分娩室やと思ってたのに…
子宮口関係なく 赤ちゃんの回り待ち
いつ回るん！？私どうなんの！？
８分おきに凄まじい痛みが来る
メガネの助産師さん
『私も 回らへんかったんよ ６時間かかったわぁ』
リアクションもできへん
ちょっと待ってよ
これが この痛みが６時間！？
私は何時間になんの！？
来る来る来る
あの痛みがまた来る
『わぁ～～～～～！あぁ～～～～！アカン…助けて～助けて～あぁ～～～～！』
心が完全に折れた
この痛みが あと何十回？あと何時間？
涙が止まらへん
助産師さん
『陣痛来たら 体を丸めて 回りやすくなるから』
メガネママ
『はい！』
また来る
激痛過ぎる激痛
助産師さん
『体丸めて～！頑張れ！』
メガネママ
『でけへん！あぁ～～～～！あぁ～～～～！いやぁ～～もう いやぁ～～～！助けて！』
体を丸めたいんやけど
痛すぎて丸められへん
逆に のけぞってしまう
精神面が どうにもこうにも 無理
旦那も大丈夫 頑張れと腰を強くさすってくれるけど
なにが大丈夫なん？何を頑張ればいいの？
ずっと思ってた
松ちゃんは カメラを置いて歯を食いしばっている
何も出来ず すいませんという表情
今度は 陣痛が来る度に
助産師さんか 指を入れてグリグリグリ～
赤ちゃんが回るように手助けしてくれる
ただ
これが とんでもない 激痛過ぎる激痛
私も少しで体を丸めようと頑張る
うわぁ～～～～～～～～～～～～～～！
これを何回繰り返したか わからん
陣痛が来ない間は
ずっとお腹を 回れ～回れ～頑張れ～回って～お願い～
と強くさすった。
だんだん 自分なりの 回りそうなたいせいをとる
変に足をクロスしながら
お腹をさすった。
グルン！
えっ？
メガネママ
『先生！動いた！今 グルンてなりました！』
助産師さん
『ホンマ！？』
内診
メガネママ
『お願いします 回ってて下さい！お願いします！お願い！』
内診しながら
助産師さん
『はい ない！ない！どこもない！分娩室行こう！頑張った！良かった！』
やっとや
やっと分娩室や
助産師さんが ない！と言ってたのは
ペコペコした部分がない。回った証拠。
フラフラ歩きながら分娩室へ
時計は ３時
コメント欄に２回いきんだら産まれたって何件もあった
3時15分までには産まれるやろな…
やっと いきめる…
あぁ～～～～～～！
助産師さん
『声出したらアカンよ 逃げるから 声出さんと』
よし 一回いきんだぞ
次で産まれる！
声出さんように
んん～～～～ぁぁぁぁぁぁぁぁぁがぁぁぁぁ！
助産師さん
『上手や！上手上手！』
えっ？上手って…
２回いきんだら産まれるんちゃうのん！？
また 心が折れる
心は折れても また来る
んんん～～～～～ぁぁぁぁがぁぁぁぁんんん～～！
何回かいきみ
メガネママ
『出てきた？』
助産師
『見えてきたよ！頑張れ！』
まだ！？見えてるだけ！？
握っている棒を見た
棒に巻いているスポンジのビニールが切れている
たくさんのママが 棒を力いっぱい握り ねじれて切れたんや
みんな ここで この分娩台で頑張ったんや！
そんな事を考えながら また
んぁ～～～～ぁぁぁぁあ～～～～がぁ～～ん～！
助産師さん
『出てきた 出てきたよ!』
メガネママ
『痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い！』
今までと違う激痛
まさかの
頭が出てくる途中で止まってる…
助産師さん
『次 いきんだら産まれるから！』
次のいきみ？
３分後！？
無理無理無理無理無理～
３分無理！
勝手に いきんだ
とにかく この途中で止まってるのが痛過ぎる
あぁ～～～！
まさかの 勝手ないきみに 助産師さん慌てる
助産師さん
『はい！はい！はい！出てきた！産まれたよ！』
ふぅ～～～
産まれた…産まれた…産まれた…
時計を見た
3時38分
んぎゃーんぎゃーんぎゃー
元気や…泣いてる…元気や…良かった…
旦那が優しい笑顔で 頭を撫でてくれた
旦那
『頑張ったね。ありがとう。』
お腹の上に 赤ちゃんを乗せてくれた
メガネママ
『かわいい…はぁ～ かわいい…』
正三角形の口で泣いてる
ありがとう～ありがとうございますと助産師さんに小さい声で言った
メガネママ
『居てくれてたん。お母さんのお腹にずっと居てくれてたん。ありがとう。ありがとう。ありがとう。』
隊長の弟…
龍～お兄ちゃんなったで！
メガネママ
『英ちゃん…』
黙って 涙目で何度も頷いて 優しい笑顔。
はぁ～ 無事に産まれてよかった…
来る来る来る
えっ？また陣痛！？
もしかして双子！？
ずっと隠れてて妊娠７ヶ月で双子ってわかったママの話を思い出した
えっ？ また出てくるの！？
また 痛いん！？
メガネママ
『先生～ また陣痛来た～』
助産師さん
『えっ？胎盤。』
胎盤かぁ～い！
ビックリさせやがるぜっ
2013年10月12日 午前3時38分
52.2㎝ 3618g の福隊長が無事に産まれてくれました。
二人目の出産やからスポンと産まれると思ってた
全然違うかった
でも
喉が痛くなる出産でしたが
２回も出産を経験できた事に感謝です。
松ちゃん 素敵な編集ありがとう。
一生忘れへん思い出になりました。
英ちゃん ずっと陣痛中からありがとう。
心強かったです。
あ～ちゃん
『お疲れ様でした。頑張ったね お姉ちゃん…』
ジィジ
『さぶろく、十八や！なぁ～理恵！3618g さぶろく十八！お父さん すぐ気がついたで！さぶろく十八！』
よっぽど さぶろく十八に気付いたのが嬉しかったんやね
出産直後の娘に
さぶろく十八を連呼してました…
朝7時半頃起きて トイレに行くと
おりものシートがビチャビチャ
もしかして…高位破水？
隊長の時は ザ・破水でわかりやすかったけど…
病院に電話して
小原さんと旦那に連絡
ハピくるのスタッフさんにも連絡
（関西テレビのハピくるで密着取材をしてくれた ）
昼頃には産まれるかな？
二人目は早いっていうし
なんて考えてた
ご飯を食べ 病院に行く準備
メガネママ
『龍くんお母さん 赤ちゃん産まれるから病院行ってくるからな 後であーちゃんと来てな』
隊長が走って何かを手に私に渡してくれた
隊長
『ママ～ お腹空いたら食べてね♪』
メガネママ
『ありがとう』
優しい隊長
涙で栗がよく見えへんかった
玄関で
メガネママ
『龍くん行ってくるわな 龍くんもうすぐお兄ちゃんなるよ』
隊長
『ママ 泣かないで』
隊長と二人の時間が もう終わる寂しさと
隊長がお兄ちゃんになる嬉しさで泣けてきた
隊長をギュッと抱き締め 家を出た
ジィジの車で病院へ
この時 陣痛の痛さは全くなく
生理痛みたいなのが たまにあるくらい
病院に着くと 松ちゃん（ハピくるの女性スタッフさん）がカメラを回していた
メガネママ
『朝早くからありがとう～ お腹押さえながらアァ～って感じやと思ったやろ？全然痛くないねん～』
ひとまず 陣痛室へ
助産師さん
『高位破水やねっ 24時間以内には陣痛が来るはずやから』
24時間以内かぁ～
ってか生理痛みたいなんも なくなってきた感じ…
経産婦という事で なんにも痛くないけど陣痛室で待機
お昼ご飯を完食♪
なんとなく痛いけど まだまだ感満載の為
病室へ移動
メガネママ
『朝早くから来てくれたのに 産まれる気配なくてごめんなぁ～』
松ちゃん
『全然 気にしないで下さい～』
松ちゃんは 関西テレビへ戻った
そして私は
関西テレビ ハピくるを見る
小原さんが くわばっさん破水して病院です
と言ってくれた
全く痛くないし 出れたんちゃう？なんて考えていた
先生が来て
24時間以内に陣痛が来なかったら促進剤で進めていく話をしてくれ
促進剤の書類にサインした
あぁ～ 促進剤使わんでいいようになりたいけどなぁ～
夕方に会社を早退した旦那が来てくれた
軽く陣痛ちっくな感じやけど まだまだやわぁ～
なんて話をしてたら
マネージャーも来てくれて
みんなで お喋り
あまりにも まだまだやから みんなには一旦帰ってもらった
まだまだやぁ～ってブログを更新した直後
病室に助産師さんが来た
助産師さん
『あれ？痛くない？けっこうな陣痛きてるはずやけど』
陣痛のモニターには けっこうな陣痛となってるらしい
メガネママ
『痛いですけど 全然我慢できる痛さで まだまだやと思いますけど～』
助産師さん
『けっこうな陣痛やでこれ 陣痛室いっとこ～』
けっこうな陣痛らしく 陣痛室へ
内診してもらったら
子宮口 4㎝
助産師さん
『いっきに来る可能性あるから点滴しとくわな、すぐ分娩室ってなるでぇ～二人目は』
経産婦は あっという間に子宮口全開になる人が多いらしい
へぇ～
たいして痛くないのに けっこうな陣痛って言われるし
ほとんど痛くないまま 産まれるんかなぁ♪
旦那に すぐ産まれるかも知らんから早く来て～とメールした
顔が少し赤い旦那到着
メガネママ
『飲んでたん？』
旦那
『飲んでないよ』
メガネママ
『ふぅん』
旦那は お酒弱くないねんけど 缶ビール半分で顔真っ赤になるタイプ
なぜ嘘をついたん？
陽気なジィジ けっこう飲んでる感満載。
待合室で みんなでペラペラお喋り
けっこう痛くなってきたから
11時過ぎに陣痛室に戻る
ふぅ～ ふぅ～
なかなか痛くなって来た
でも全く痛くない時は
赤いペンで富士山を書いた（子宝のジンクスがあるらしく）
一時間後
赤いペンが出なくなり 富士山終了。
この時 かなりの陣痛の痛みの中 痛くない時に書きました
松ちゃん
『陣痛きてない時と 陣痛の時の落差すごいですね！』
メガネママ
『ホンマやなぁ～ あっ 来る来る来る あぁ～あぁ～あぁ～ はぁ～ 行った～ハッハッハ～』
松ちゃん
『嘘みたい…』
深夜12時過ぎ
内診 子宮口6㎝
メガネの助産師さん
『経産婦さんは子宮口8㎝で分娩室行くからね』
もうすぐやなぁ～
かなり痛くなってきた
もう子宮口8㎝ちゃう？と思ってると
助産師さん
『エコーでお腹見るわなぁ 見える？赤ちゃん』
メガネママ
『見えます～ 目が２つ♪可愛い～』
このエコーの赤ちゃんがもうすぐ産まれる♪
助産師さん
『ん～ 赤ちゃんの顔が今見えたらアカンのよ～ エコーした時に 赤ちゃんの後頭部が映らなアカンのに 顔見えてるやん？』
メガネママ
『えっ？』
助産師さん
『赤ちゃんが くるっと回らんと分娩室に行かれへんのよ』
内診
助産師さん
『今 私 赤ちゃんの頭を触ってるんやけど、ペコペコしてる部分が触れるねん、赤ちゃんがくるっと回れば このペコペコがない位置にいった証拠やのよ』
メガネママ
『どうやったら 回るんですか？』
助産師さん
『お腹の上から 回るようにさすったり…とにかく回るの待つしかないわ』
メガネママ
『うそやぁ～ いややぁ～ うそぉ～』
凄い痛みの陣痛が来る
わぁ～～～～～～！あぁ～あぁ～～～～！
ついさっき あと２㎝子宮口が開いたら分娩室やと思ってたのに…
子宮口関係なく 赤ちゃんの回り待ち
いつ回るん！？私どうなんの！？
８分おきに凄まじい痛みが来る
メガネの助産師さん
『私も 回らへんかったんよ ６時間かかったわぁ』
リアクションもできへん
ちょっと待ってよ
これが この痛みが６時間！？
私は何時間になんの！？
来る来る来る
あの痛みがまた来る
『わぁ～～～～～！あぁ～～～～！アカン…助けて～助けて～あぁ～～～～！』
心が完全に折れた
この痛みが あと何十回？あと何時間？
涙が止まらへん
助産師さん
『陣痛来たら 体を丸めて 回りやすくなるから』
メガネママ
『はい！』
また来る
激痛過ぎる激痛
助産師さん
『体丸めて～！頑張れ！』
メガネママ
『でけへん！あぁ～～～～！あぁ～～～～！いやぁ～～もう いやぁ～～～！助けて！』
体を丸めたいんやけど
痛すぎて丸められへん
逆に のけぞってしまう
精神面が どうにもこうにも 無理
旦那も大丈夫 頑張れと腰を強くさすってくれるけど
なにが大丈夫なん？何を頑張ればいいの？
ずっと思ってた
松ちゃんは カメラを置いて歯を食いしばっている
何も出来ず すいませんという表情
今度は 陣痛が来る度に
助産師さんか 指を入れてグリグリグリ～
赤ちゃんが回るように手助けしてくれる
ただ
これが とんでもない 激痛過ぎる激痛
私も少しで体を丸めようと頑張る
うわぁ～～～～～～～～～～～～～～！
これを何回繰り返したか わからん
陣痛が来ない間は
ずっとお腹を 回れ～回れ～頑張れ～回って～お願い～
と強くさすった。
だんだん 自分なりの 回りそうなたいせいをとる
変に足をクロスしながら
お腹をさすった。
グルン！
えっ？
メガネママ
『先生！動いた！今 グルンてなりました！』
助産師さん
『ホンマ！？』
内診
メガネママ
『お願いします 回ってて下さい！お願いします！お願い！』
内診しながら
助産師さん
『はい ない！ない！どこもない！分娩室行こう！頑張った！良かった！』
やっとや
やっと分娩室や
助産師さんが ない！と言ってたのは
ペコペコした部分がない。回った証拠。
フラフラ歩きながら分娩室へ
時計は ３時
コメント欄に２回いきんだら産まれたって何件もあった
3時15分までには産まれるやろな…
やっと いきめる…
あぁ～～～～～～！
助産師さん
『声出したらアカンよ 逃げるから 声出さんと』
よし 一回いきんだぞ
次で産まれる！
声出さんように
んん～～～～ぁぁぁぁぁぁぁぁぁがぁぁぁぁ！
助産師さん
『上手や！上手上手！』
えっ？上手って…
２回いきんだら産まれるんちゃうのん！？
また 心が折れる
心は折れても また来る
んんん～～～～～ぁぁぁぁがぁぁぁぁんんん～～！
何回かいきみ
メガネママ
『出てきた？』
助産師
『見えてきたよ！頑張れ！』
まだ！？見えてるだけ！？
握っている棒を見た
棒に巻いているスポンジのビニールが切れている
たくさんのママが 棒を力いっぱい握り ねじれて切れたんや
みんな ここで この分娩台で頑張ったんや！
そんな事を考えながら また
んぁ～～～～ぁぁぁぁあ～～～～がぁ～～ん～！
助産師さん
『出てきた 出てきたよ!』
メガネママ
『痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い！』
今までと違う激痛
まさかの
頭が出てくる途中で止まってる…
助産師さん
『次 いきんだら産まれるから！』
次のいきみ？
３分後！？
無理無理無理無理無理～
３分無理！
勝手に いきんだ
とにかく この途中で止まってるのが痛過ぎる
あぁ～～～！
まさかの 勝手ないきみに 助産師さん慌てる
助産師さん
『はい！はい！はい！出てきた！産まれたよ！』
ふぅ～～～
産まれた…産まれた…産まれた…
時計を見た
3時38分
んぎゃーんぎゃーんぎゃー
元気や…泣いてる…元気や…良かった…
旦那が優しい笑顔で 頭を撫でてくれた
旦那
『頑張ったね。ありがとう。』
お腹の上に 赤ちゃんを乗せてくれた
メガネママ
『かわいい…はぁ～ かわいい…』
正三角形の口で泣いてる
ありがとう～ありがとうございますと助産師さんに小さい声で言った
メガネママ
『居てくれてたん。お母さんのお腹にずっと居てくれてたん。ありがとう。ありがとう。ありがとう。』
隊長の弟…
龍～お兄ちゃんなったで！
メガネママ
『英ちゃん…』
黙って 涙目で何度も頷いて 優しい笑顔。
はぁ～ 無事に産まれてよかった…
来る来る来る
えっ？また陣痛！？
もしかして双子！？
ずっと隠れてて妊娠７ヶ月で双子ってわかったママの話を思い出した
えっ？ また出てくるの！？
また 痛いん！？
メガネママ
『先生～ また陣痛来た～』
助産師さん
『えっ？胎盤。』
胎盤かぁ～い！
ビックリさせやがるぜっ
2013年10月12日 午前3時38分
52.2㎝ 3618g の福隊長が無事に産まれてくれました。
二人目の出産やからスポンと産まれると思ってた
全然違うかった
でも
喉が痛くなる出産でしたが
２回も出産を経験できた事に感謝です。
松ちゃん 素敵な編集ありがとう。
一生忘れへん思い出になりました。
英ちゃん ずっと陣痛中からありがとう。
心強かったです。
あ～ちゃん
『お疲れ様でした。頑張ったね お姉ちゃん…』
ジィジ
『さぶろく、十八や！なぁ～理恵！3618g さぶろく十八！お父さん すぐ気がついたで！さぶろく十八！』
よっぽど さぶろく十八に気付いたのが嬉しかったんやね
出産直後の娘に
さぶろく十八を連呼してました…