余裕

近くに相談相手がいて


助けてくれる人がいて


理解してくれる人がいて


お金に余裕があれば


自分に余裕があれば



虐待はない。




昨夜NHKで『虐待』がテーマの番組を見て


そう感じました。





離婚したシングルマザーが、夜のお仕事をしながらの育児


だんだん虐待していくまでの過程が再現VTRで…





可哀想


泣き叫ぶ子供が可哀想



と思う前に



私、このお母さんみたいになったらどうしよう


なるかもしれへん…


なりたくない


なれへん為にどうしたらええんや？



そればっかり考えてた。





さすがに隊長を叩いた事はないけど



『いつまで泣くねん！！何が悲しいねん！！泣くな！』



里帰りから、東京に戻って少し経ったころ


頭おかしい人みたいに怒鳴った事がある。




あの時の自分を知ってるから


昨日の番組は、人ごとじゃない。





再現VTRは、誰がみてもダメな母親やったけど


自分もこのお母さんと同じ生活なら…


考えただけで怖い。



スタジオには、昔虐待していた方や、今 虐待している方が色々話をしていた。




シングルマザーの方は


子供を食べさせていく為に、必死に働いてるのに


子供をほったらかして…と周りから言われ


頑張っても、頑張っても悪口言われるだけ


誰かから『頑張ってるね』の一言が欲しかった




虐待はしたことない、子供に手をあげるなんて考えられない


って方もいた。




長い間 虐待され続けた子供さんは


『子供は親の所有物だよ』






この台詞を、自分の子供には絶対に言わせたらアカン






虐待してしまってる方


ホンマにめっちゃ頑張ってるのに、うまくいかへんから辛いやろうね


国や市の機関に、悩みを相談してください。


私には、悩みを聞いてくれる人が近くにいる


けど


ホンマに悩んでる時ほど


相談できない。最低な人間やと思われるのが嫌やから


結局


子供よりも自分の事を考えてしまってるんや


冷静な今なら わかるのになっ。








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