この島の問題点のひとつに、建設の範囲が、

住宅や施設など、全体の建造物の2割程度に過ぎず、

プラント等は建設に含まれず、法令自体も

変わってしまうところ。

ドイツなど海外では、すべて建設に含まれている。

含まれないことで、責任の所在もあいまいにされやすい

土壌が生じる。

工場やコンビナートの周辺地域では、かなりの危険があるわけだが、

そのせいで、危険が共有されない。

また、設計についての不備についても、

諸外国のように追及されず、江戸時代のおかっぴきのように、

御用、御用と、現場の人間の責任を追及するのに、

エネルギーのほとんどを費やす慣習のため、

構造的に原因を明確にすることが少ない。

さらに、これには、力関係もからんでいるから、

なおさら、力の弱い、人間や組織に責任のほとんどが

かかることになる。

隣の独裁大国を批判するが、実はこの島のほうが、

仕組みとしては、非常に危うい仕組みのように思える。