日本ではあまり大きく報じられていないのですが、ミャンマーが混乱しています。
今日はこの話題です。
ミャンマー政府は17日、ミャンマー北東部シャン州コーカン地区に、戒厳令を布告しました。
一体何が起きているのでしょう。
コーカン地区では2月9日に大規模な衝突が起き、以降、既に70人以上が死亡しています。
理由は、内戦です。
ミャンマー国軍と少数民族コーカン族が戦闘を激化しているのですが、始まりは、コーカン族がミャンマー政府の軍事拠点を占領しようとしたことでした。
コーカン族は、中国系の少数民族で、コーカン地区と国境を接しているのは、中国雲南省。
ここに、約3万人が避難したとの報道もあり、混乱しています。
ミャンマーの少数民族による内戦といえば、ミャンマー北部カチン州でも同じことが起きています。
2011年春に民主化したミャンマー。
それでも続く内戦。
「アジア最後のフロンティア」ミャンマーは、混乱を抱えています。