2024年5月30日(木)
非勤務日
先週のこと
チーム仲間のなほさんが
珍しく
「来週の木曜日
お山に行きませんか」
と誘ってくれました
いつもソロ活の登山なので
当然ながら大歓迎
場所をどこにするか悩んで
せっかくの
平日登山なので
土日では
混雑する人気お山が
良いよね
愛子様のお印の
シロヤシオ(ゴヨウツツジ)が
綺麗な
西丹沢の檜洞丸にしました
なほさんも 是非 見たいと
楽しみにしていました
コースはループで
西丹沢ビジターセンター
(以後BS)
2つ手前の
箒沢公園橋バス停から
山に入って
西丹沢BSに下山するコース
ちょっとハードだけど
ゆっくり行けば
大丈夫でしょう
ついでに
当日の変調を感じたなら
急登はあるけど
少し軽めな
西丹沢BSから檜洞丸の
ピストンも計画しましました
ギリギリまでに
どっちにするか
なおさんに
決めてもらいましょう
ちなみに登山届けは
両コースで
ネット申請をしときました
当日
小田急線 新松田駅
7:15 富士急湘南バス
30分前にバス停に並んだので
前から6番目
当然 小田急線の
電車を降りてからの~
ダッシュ
トイレINからの~
バス整列6番目
前列 確保成功
なほさんはJR御殿場線
早めに来たけど
マイペースで
25人目ぐらいかなぁ
2人席を確保しましたが
なほさんの位置でも
ギリギリ座れましたよ
増便ナシ
80%乗車率って感じでした
シロヤシオの咲く時期は
いつもこんな感じです
下車する予定バス停
ギリギリで
なほさんは
せっかく来たから
尾根の綺麗な区間が長い
ループコースを選択しました
今 思うと
私に対して
ピストンでは悪いと思って
配慮した選択を
したのかとも思うのですが…
聞けばきっと
「違う」と言うでしょうね
と言うことで
8:28 箒沢バス停 下車
登山口となる
箒沢公園橋には
トイレがありません
2つ手前の箒沢バス停には
トイレがあるので
ここで下車します
トイレに行って
ヤマヒル避けのスプレーを
シューズに噴霧
なほさんが用意したのは
虫除けの用途には
「ヒル」って
書いてあった予防スプレー
私のは
「ヒル下がりのジョニー」
8:32
トレッキング スタート
トイレから登山口までは
(バス停2つ分)
歩いても近いですよ
8分で到着です
8:40 箒沢公園橋
ここが登山口となります
夜のうちに
少し雨が降ったみたいで
序盤の
登山道は湿っていました
こうゆう状況はヒルがいそう
湿った落葉の堆積には
立たないで
休む時は
乾いている所で休んで
ヒルが上がって来てないか
こまめに靴を確認して
3項目を重点的に注意して
進みました
やっぱりヒルが
なほさんのシューズに
這い上がって来ました
1匹・・・2匹・・・
虫除けに”ヒル”と
書いてあっても効かない
私にはまったく
這い上がって来ません
だいたい
標高1000mぐらいまでは
ヒル注意しながら登らないと
いけません
箒沢からの登山道は
わりと急登で
バラエティーに飛んだコース
堰の4段タラップ
沢の渡歩
梯子の登り降り
崩落地のロープ場
初めは
色々な障害物を
こなす感じなので
なほさんの
得意とする分野だと感じました
私の方が苦手
それでも
前よりも慣れたし
なほさんを
引き連れているから
しっかりしないとって
思う気持ちもあって
割りと
順調に行けていました
しかし
急登が始まったら
なほさんが
遅れ始めました
少し登ると
息が切れるみたいで
手を膝に着いて
立っているのも辛そうな感じ
酸欠…
酸欠だと血中酸素濃度が
低下するので
身体に変調がおきます
脈拍の異常な速さ・動悸
「下山する」
「大丈夫…」
「この上は
もっと急になるし
戻るに戻れなくなるから
今のうちだよ」
「ごめん・・・
じゃ、降ります」
実際は
もう少し頑張るような感じで
登る事を数回したけど
駄目な感じだったので
決断した
「kuuちゃん1人で
シロヤシオ見に行って
私1人でも迷わないから」
・・・
そんなこと言っても
出来っこないよね
調子が戻らない友を
置き去りにするなんて…
1人で楽しむなんて
出来っこないよ
何かの異変を感じた時
撤退する勇気は
重要・必要だと思います
なほさんの靴に
まだ
ヒルが昇って来ていたので
「ヒル下がりのジョニー」を
噴霧し直した
その後は大丈夫だった
当然
下山後は靴を脱いで確認
障害物も
しっかりとクリアして
9:56 箒沢公園橋 到着
残念なことに
5分前にバスが通過して
しまった
なんと
この後のバスは
14時台にしか来ない
シマッタ・・・
バスに乗れていたなら
玄倉で降りて
なほさんも興味を持っていた
ユーシンブルーを見に
トレッキングが出来たのに
ユーシン渓谷なら
フラットに近いから
どうにか
楽しく歩けるかも
しれなかった…
バスが無い
こんな時
どうする?
どうする??
仕方がない…
どうにか
なほさんも大丈夫そうなので
西丹沢BSまで1.5キロ
歩いて行く事にした
10:15 西丹沢BS
お握りを食べながら
考える
急登は駄目そうだから
下棚・本棚ぐらいなら
ハイクが出来るかなぁ~
距離は
片道2キロも無いから
ゆっくりと歩いて2時間は
どうにかなる
一応 調子を見つつ
畦ヶ丸に
進んでもイイかなぁ~
時間的には
今から
登っても戻ってこれる
檜洞丸より少し楽だし
途中まででもイイとは思う
気になるのは急登で
同じ思いを
させたら可哀想だ
駄目だったら
林道を散歩したり
沢で寛いだり
とか…
色々と考えながら
下棚・本棚~畦ヶ丸アタック
OR
林道散歩で
どうにか14時台のバスまで
楽しむって感じで
考えをまとめてた
その時
1人の女性が下山して来た
「どこか調子でも
悪くなったのですか」と
声をかけた
『午前中のみの
散策だから
下棚を見て戻ってきた
これから
「ぶなの湯」に行くの』
おぉぉ~
思わず
『お願いです
もし良ければ
途中まで
載せてってください』
西丹沢BSに来たのは
車の人も居そうだからって
思ったのもあった
1台男性の車が出て行くのを
横目で見たけど
声は掛けられなかった
女性は
事情を聴いてくれて
快く
『イイですよ
ナビしてくれれば
数キロなんて
大したことないから
載せて行ってあげる』
って
ありがたや~
一気に好転
地図の上の赤丸が西丹沢BS
下の赤丸が玄倉
黄色の線が移動経路
ユーシン渓谷を拠点とする
玄倉までは10キロあります
車の中で
女性と色々と話をした
いつも車で山に来て
人混みが嫌いで
ソロで午前中だけハイク
横浜の方だった
お名前はカタギリさん
おいくつの方か
判らないけど
先輩ハイカーさんなのは確か
ユーシンブルーを
見に行こうと思うと言うと
『一緒に行こうかしら』
って話になった
玄倉駐車場に止めたのは
11:00ぐらいだと思う
午前中のみの
ハイクの方だったから
気になって
「ユーシンブルーだと
3時間はかかりますよ」って
一応聞いてみた
やっぱり判っていなくて…
お帰りになられた
お礼をしようとしたら
受け取らず
『これも縁だから』
って・・・
カタギリさん
本当に
感謝しかありません
ありがとうございました
あの西丹沢BSで
女性単独ハイカー
カタギリさんが
下山してこなかったら
私達は山に入っていました
一番はこの軌跡を
何と言いますか…
あの時間に
お逢いで来た偶然に
感謝しか無かったです
11:05 玄倉
ユーシンブルーへ出発
今回はココまで
次回に続く