2024年5月26日(日)
 
今回は
山のお友達doh君
参加している
石割山の補修活動
参加したしました
 
クローバークローバークローバー
 
はじめに
 
石割山について
 
山梨県南都留郡山中湖村
同忍野村
都留市の
境界にある標高1412mの山
山頂東側
八合目の石割神社には
割れ目のはいった大岩があり
山名の由来となっている
 
ご神体の大岩の隙間を
時計回りに三度まわると
運が開けるという
山頂での富士山など
ロケーションの良さや
気楽な登山が楽しみめる事から
人気が高い山であります
しかし人気と伴い
登山数が多い中
急斜面の
水や踏圧に寄る浸食が激しく
登山道の崩壊での危険や
自然形態浸食されて
来ていました
 
石割山登山補修
過去の活動
 
30秒かからない動画です
登山をしない読者様にも
判りやすいです
YouTubeでどうぞ

 

石割山

登山整備前1か所目

 

石割山

登山整備前2か所目

 

石割山 登山整備後

この

八の字で組んだ

丸太の工法は

近自然工法」と

言われます

この地にある材料のみで
全て賄い
(釘やボルトはいっさい使いません)
整備と共に
自然を復活させる工法
なります
 
指導者に
北海道大雪山で
活動をしている
大雪山 山守隊
の代表
岡崎 哲三 氏
から
伝授を受け
2022年から整備
開始しております

整備をした事により

環境や状態の

モリタリングを実施

生態系の復元と

植物再生による土壌安定を

目指しています

 

クローバークローバークローバー

 
この話は
かねがね
doh君から聞いていたので
実際に
見てみたいと思っていました
 
登山道整備に関しては
非力な自分に自信が無く
良いと思っていても
参加ができませんでした
 
整備としては
過去に
北丹沢登山道整備に
参加はした事が
あるだけですダウン
 
足手まといに
ならないように
頑張れればイイけど…ショボーン
 
クローバークローバークローバー
 
当日 8:00
 
山中湖周辺
ある宿泊地の駐車場
集合
 
doh君の車で行きましたバス
 
石垣山登山道整備
主催者
富士トレイルランナーズ倶楽部
 
トレイルランナーでしたら
知っている人も多いかと
思われます
 
ウルトラトレイル・マウントンフジ
(UTMF)
開催するための
立ち上げた団体です
 
担当者Kさん
急遽参加となった
私の名前を
直ぐに憶えてくれていて
とても
感銘を受けましたブルーハーツ
 
宿泊地の駐車場から
数台の車に便乗して
石割山駐車場に移動しました
 
8:15 石割山駐車場
 
主催者の説明
 
総勢25名 各自挨拶
 
皆さん
各地からの猛者が
集結した感じタラー
 
このプロジェクト参加の
意味を理解し
意識が高いアップ
 
荷揚げする装備を分担
ヤシ繊維土嚢袋
背負子にセット
1枚約630gが13枚だとしたら
8.2キロ汗うさぎ
 
担当者のKさんから
登山道整備の看板を持って
荷揚げしてくださいと
お願いされました
何をしていいのか
判らないので
有難き目配りお願い
 
石割神社の鳥居をくぐると
403段の階段が
待っていますアセアセ
8キロ以上の重量を
分担荷揚げしていますから
階段を登り切ると
暫しの休憩ダッシュ
 
呼吸が落ち着き
汗が冷える前に
移動開始
 
この林道の一部に
水切りがしてあって
悪い例としての説明
よくよく見てみると
法尻を掘って
丸太を渡していますね
 
本来の自然再生に基づくと
これは良くない
(整備をしたのは
所有者関係の方のようです)
 
ましてや
所有者の許可を取らず
自分の所に流れている水を
他の敷地に流し込むのは
後々に
トラブルになる事も注意
 
全て円滑に行くように
整備調整していくのが
地域密着での活動となります
 
整備側が
一番苦労する所は
お願い・許可・連絡・調整
なんですね上差し
 
許可を行わずに
整備をしてしまう事例は
良くあるのが
本当のようですが
ここの主催者は
大事にしておりましたキラキラ気づき
 
9:19
土流堰 横
整備用具倉庫に到着
この用具入れから
更に
荷揚げが増えます
 
整備プロジェクト1回目の時は
写真矢印の
堰に溜まった土を
利用して
整備に使いました
 
植生も
少しづつ復活しております
 
9:32 石割神社通過
ここからが
過去2年間整備した
登山道となります
 
石割山に
2年以上前に
行った事がある読者様は
登山道の変わりように驚くと
思います
 
モリタリング開始と説明
 
今回の整備は2日目で
主力メンバーさんは
もう既に
モルタリングを
済まされているようでした
 
整備としては
一番参加人数が多い事も含み
過去の参加している
メンバーさんの為にも
観察と説明が大事です
上記写真は
矢印の所で
水切りをしています
 
その水の流れによって
浸食を防ぎます
 
この一帯は
神社が所有者なので
許可は
全て受けておりまして
ある意味では
活動しやすい条件のようです
 
当然ながら
水の流れを防ぐために
土嚢を置いた場所も
沢山あります
 
ヤシ繊維土嚢
繊維が土に変わります
 
今では
その土嚢から
植物が生え始めていますクローバー
この植物が
根が張る事により
更に
安定した土壌と変化します
 
この場所は
最初に見てもらった
YouTube
登山整備前2か所目
登山道の左側となります
全て丸太を荷揚げし
組み上げた整備です気づき
 
矢印の樹の根元は
水で洗掘されて
部分的に
浮いてしまっている
状況でした
 
これ以上浸食されると
樹の倒壊とともに
崩落が起こる事も
想定されるので
指導者岡氏の助言により
整備範囲となりました注意
 
登山道だけではなく
その周辺全てを
見て整備しなくては
自然再生とはなりません!
 
将来は
ココにも植生が回復し
緑の斜面となり
土壌が更に強化するのを
願って…お願い
 
実際に見ると驚きと圧巻!
 
ただ普通に
山に登るだけじゃなく
安全に登山できたり
山野草を楽しめたり
山で癒されたり
出来るのは
こうした活動があるからこそ
だと思うんですよパー
 
10:14 石割山に到着
この整備プロジェクト
2030年までの
中長期目標となっています
今度は
子供たち参加イベントも
あるそうです!
 
今回の整備範囲
石割山 山頂
東側
です
 
山頂の状況
 
山頂に4m四方ぐらいの
立入禁止場所注意
土流を食い止めるのと
植生回復の為に
ヤシ繊維シートが
一面に引いてあります
 
山頂の
土流が東側へと続いており
その流れを留めたい注意
杭を見ると
目測30~40cmの
地盤が落ち込んで
東側の傾斜が
一気に下がっておりました
過去の整備で東側の法尻に
土嚢を整備し
土流を抑えましたが
まだ足りない魂
 
主催説明 M氏
子供たちが
山頂でハンカチ落としを
遊べるぐらいの広さ
戻したい赤ちゃん音符
 
山頂杭の地盤面から
東側の整備した法尻までの
落差は
ざっと見積もっても
2m以上はある!
 
今の山頂は
斜度が増していて
滑ってしまう場所もある注意
 
土嚢で高くして行くのは
さすがに
人力も居るし
現実的ではないバツレッド
 
皆で知恵を出し合って
未来の山頂を想像するキラキラ
 
意見から
何となく見えて見た
イメージは
整備した土嚢の法尻から
2mほどの通路をあけて
土嚢を配置
高さは60cm
長さは8~10m?
 
実際に
最終的な
イメージ整備の想像は
大変な労力で
この時間から この人数で
出来るのか?
と思ったのが
正直な気持ちでした魂
 
だいたいの位置が決まり
そこに
ヤシ繊維シートを広げます
ここから
荷揚げ作業に入ります
 
私は主催者Kさんから
登山道となる1箇所に立って
「通行できる・足元に注意して」
など伝える
通行整理員をお願いされました
 
荷揚げ部隊は
2種類2か所から
木っ端と土!!
 
木っ端
木や枝などを拾い集めて
荷揚げします
 
山頂から
300mぐらい下に
環境に影響のない場所の
土を
集め荷揚げします
 
木っ端の丸太を荷あげする
整備参加者
荷揚げした木っ端を
チェーンソー
裁断する指導者の岡崎氏
その裁断した木っ端を
ヤシ繊維シートの上に
置きます
 
通行整理員の
役目でしたがが
通行登山者が居ないので
この作業から
土嚢作業に加わりました
荷揚げした土を広げた
木っ端に上に
程よく広げます
 
また木っ端を
土の上に載せました
 
登山道場所は
最後に手際よく
木っ端・土・木っ端
 
全員そろって
一気に巻いて
紐で縛り
広がらないようにします
シートが重なるのは
10cmぐらいですが
まるで土嚢のり巻きですうずまき
 
それを掛け声合わせて
縛った側を
下にひっくり返しますくるくる
これで
1段目の土嚢は完成!
 
今回はココまでパー
次回に続く右矢印
あなたもスタンプをGETしよう