2024年5月18日(土)
この晴天
激晴れを逃がすのは
勿体ない
今回のお山は
甲州の
三窪高原と笠取尾根
三窪高原は
青梅街道の最高地点である
「柳沢峠」の西方にあり
「関東の富士見100景」に
選定された
眺望の素晴らしい高原です
「ハンゼノ頭」と呼ばれる
標高1686mからは
富士山をはじめ
南アルプスや奥秩父の山々など
甲斐の山並みが望めます
この三窪高原に
来たいと思ったのは
2021年に
同じ柳沢峠から登れる
黒川鶏冠山に行った時に
今度は
三窪高原に来たいと
思うようになって
3年もかかってしまいました
JR中央本線 塩山駅 8:14到着
4両目後ろが
階段に丁度良い位置
ダッシュにて
バス停に並びました
甲州市民バス 8.30
落合(甲州市)行き
バスは
立ち乗車の人も居たので
70%乗車率
増便は無しです
西沢渓谷行きのバスは
増便ありで
かなりの混雑でした
両バスとも
確実に席確保を狙うなら
出来る事なら
余裕をもってバス整列が必要
または
駅に到着後ダッシュして
前に並ぶ事が必要です
私は
最後の3人で席確保
バスの中から
ビューティフルな富士山を
観賞
山肌の
藤の花が野性味あふれて
沢山 咲いているのが
見れました
東京都八王子市から
西多摩郡奥多摩町を経由して
山梨県甲府市に通ずる
国道411号線(青梅街道)は
3年前よりも更に
新しくトンネルが出来て
ループ橋
ツインループ
金運橋など
ツーリング族には
タマラナイ峠走が楽しめます
バスに乗っていても
観光気分で
1時間の乗車時間も
楽しいです
柳沢バス停9:21下車
トイレに行って登山準備
標高が高い場所からの
スタートなので
とても爽やかな気温でしたが
半袖Tシャツで用意
※これからの記録の
経過時間の後ろの( )は
計画時間を記載です
9:25(9:30)
柳沢峠(標高1470m)スタート
楽しみながら頑張りま~す
入山した途端
フイリフモトスミレ
(斑入麓菫)
との出逢い
それも
あっちにもこっちにも
咲いているじゃないですか
フモトスミレは見た事があるけど
フイリフモトスミレは
初めてです
葉脈上に白い斑が入っている
フイリフモトスミレです
おぉぉぉ~
お久しぶりです
ツクバキンモンソウは
花は白っぽく
葉脈の暗紫色が目立ちます
小さい株が沢山みれました
標高1500mなので
カラマツ林の若葉が美しい
コチラは
サクラスミレですね
日本産スミレ属の中で
一番大きいスミレちゃんです
だから巷では
スミレの女王と
呼ばれているようですよ
スギコケの芽
あちこちにスギゴケ絨毯
山土層の水分が豊なんですね
さすが三窪高原
あまりにも
フイリフモトスミレが可愛すぎて
激写タイムが増えます
こんなに咲いていると
超興奮状態になって
ついつい・・・
撮らずに居られない
フイリフモトスミレは
三窪高原の周辺で
ずっと
楽しむ事が出来ました
今度はいつ逢えるかなぁ
フデリンドウ
白峰三山だぁ
真ん中:左が濃島岳で 右が間ノ岳
樹林が邪魔なので移動して
下:北岳
そして~
9:58(10:06)
柳沢ノ頭(標高1671.2m)
今回の1座目
山頂から山々の展望は
見えなかった
手前の方が見えました
今回は
山頂でピースで揃えよう
遊歩道路線案内図
山頂にホコバスミレが1輪
5分滞在して先に進みました
少し下りると
驚いたことにゴミ籠
何故
撤去をしないのでしょーかね
中を確認すると
さび付いた缶もあったけど
新しいゴミも…
心が痛む…
自然環境指定地の柱
ゴミ籠と
環境指定地のギャップが
少しくだって
10:12(10:14)
三窪高原休憩所 分岐
この分岐は
休憩所と
地図では書いてあるけど
ベンチは無い
ここにもホコバスミレ
濃厚な紫が目を引きます
葉の形が細長いのが特徴
直ぐ傍にハイゼノ頭の道標
陽当たりが良い斜面の
歩きにくい階段を
避けながら登ります
上左:マルバタケブキの根元に
タチツボスミレ
上右:大き目なフデリンドウ
下:ズミの花
ピンクの花が
咲くと思いがちだけど
白い花
山頂間近で入山後の最初の
富士山美し~い
ハイゼノ頭は7分間の滞在
ここから折り返して
鈴庫山を目指します
鈴庫山は
三窪高原から少し東側に
ズレた場所にあります
登山道が三窪高原からの
1本のみなので
登頂したら
折り返しになります
三窪高原休憩所分岐に戻ったら
東に進みます
鈴庫山分岐を過ぎたあたりから
エゾハルセミの声
この声を聞くと山でも初夏
って感じなんだけど
早くない
エドマツの松ぼっくりが
こんな所に刺さってる
松ぼっくりは
三窪高原を抜けるまで
ずっと足元に
落ちていた気がします
山頂直下
鈴庫山の天然ヒノキ林
やまなしの森林100選
横にある檜は
木肌が剥げているし
見た感じは
100選に入る意味が
良く判らず…
ここから
少したけ急登が始まります
10:39(10:49)
鈴庫山(標高1600m)
山頂の広さは狭く
7m四方も無いと思う
山頂には
山神宮と彫られた石碑
いえ~ぃ本日3座目
『ゆぴてる』
コレ3月に行った
ざぜん草を見に行った時に
登った小倉山にあった
展望はこの通り
富士山と甲府盆地と
南側の風景が
ずっずい~ずい一望
その上
南アルプスが端から端まで
この山
めちゃめちゃ
イイ山じゃないですか
甲府盆地をズ~ムすると
この前登った
ざぜん草ついでに登った
小倉山
この山が好きになりました
小倉山から鈴庫山の
マイナーコースがあります
自宅に帰って調べてみると
どうも
コース中間にある高芝山が
私の苦手とするような
テクニカルな区間に
なるみたい…
駄目だ…
2座を結ぶ事が出来ないなぁ
無念・・・
ココで補給タイム
この山
断崖絶壁の先っぽなので
落ち着ける場所をチョイスして
補給しました
結構
休んだと思ったのですが
7分間の滞在でした
たぶん
下山時に乗るバスが
1本しか無いので
時間制限的な意識が
あったのだと思います
この
急ごうとする意識は
あとで
ヤマレコ確認方法を
間違えていたせいだったと
判るのですが…
鈴庫山から折り返します
今度は
笠取尾根方面へ行きます
三窪山から鈴庫山は
下り率が多かったのですが
今度は登ります
11:00(11:19)
鈴庫山・笠取山 分岐
ここに
笠取尾根の道標があったので
ヤマレコ地図と
照らして確認します
もっと先だな…
でも間違っていたみたい
窪地に戻って来た
たぶんココからが
三窪高原になると思います
11:05
展望地・鈴庫山・笠取尾根 分岐
2つ目の笠取尾根の分岐
またヤマレコ計画のマップと
照らし合わせて
大丈夫だと思って進んだ
少し進んだら
ヤマレコ君がミスコースの
アナウンスをしてきた
再度マップと確認します
さっき1つ目の分岐で
曲がれば良かったようですが
このまま進んでも
同じ所で合流するので
進みます
樹林に咲く花
オオカメノキ
鈴庫山に向かう時もあった
埋設ケーブが何だろうと
思ったのですが
正面に見えた
電波塔で判った
左手には南アルプスが
ずっと見ながら歩けます
防護柵は
レンゲツツジを
保護する為ですが
それでも
年々減少しているようです
11:13 三窪高原休憩所
屋根がボロボロの東屋
それでも
真夏は助かる日影です
この尾根は
陽当たり良好
東屋の裏には
三窪高原公衆トイレ
和式のドボンでしたが
トイレットペーパー完備の
綺麗なトイレでしたよ
この辺りは
ミツバツチグリが
満開でした
ずっ~と
ミツバツチグリのトレイルです
電波塔に着く手前で
計画コースに合流
ヤマレコ君から
『計画に戻りました』と
アナウンスがありました