2023年6月28日(水)
有給休暇を取得して
お山へ
今回のお山は
何処へ行こうか悩んだあげく
前々から
ハセツネコースの
未踏区間を
繋げたかったので
お山へ
行く事にしました
ハセツネとは
正式名称は
日本山岳耐久レース
(24時間以内)
長谷川恒男CUP
通称
ハセツネCUP
もしくは
ハセツネ
1993年より
毎年開催されている
東京の
山岳地帯を走る
総距離71.5kmの
トレイルランニング
累積標高差4582ｍ
日本トレイルランニング界の
パイオニアとして知られ
日本最高峰レース
名称は
日本の登山家
長谷川恒男に由来する
日本では
最も古くから行われて
継続されている
トレイルランニングレースの
ひとつ
私自身
ハセツネは
1度もチャレンジした事が無く
もっぱら
応援オンリー
コースは奥多摩エリアを
1周71.5キロ
その9キロほどが
まだ未踏
さぁ
いよいよ
未踏のエリアに出陣です
東京都あきる野市
JR武蔵五日市駅
西東京バス
都民の森行
8:22
普通なら
大行列になるバスですが
平日の
梅雨の合間だったせいか
このバスに乗った乗客は
私を含め5名だけでした
9:20
東京檜原 都民の森
到着
自転車ゆりーと像
奥多摩湖周辺は
自転車の聖地ですね
都民の森は
標高1531mの
三頭山の登山口ですが
今回はスルー
目指すのは御前山です
1つ目のポイントは
鞘口峠
9:25
都民の森
(標高990m)
スタート
出合の路を登ります
ウッドチップが撒いてある
トレイルは
フカフカで気持ちがイイです
フタリシズカ
鞘口峠の見晴台から
富士山が見えるはずだけど
今回は天気が曇りなので
見えません
9:43
鞘口峠
(標高1142m)
この峠から右方面
御前山を目指します
この峠から
未踏の区間になります
1000mを越すと
周辺からエゾセミの
カエルのような鳴き声
エゾセミは
1000mの高知に生息するセミ
このセミのコーラスと聞くと
夏山だなぁって思う
ハセツネコースなので
走りやすいトレイルだなぁって
初めは思いました
一気に200m標高を稼いで
10:11
砥山
(標高1302m)
この下りに少しビビる
ガレ場
高めの段差
短い距離なのに
研がれた山
名の通りかな
トレイルにも大きな岩が
すっくと立っている
トレイルは
狭くなる場所もあり
ラン仲間が話してくれた場所は
ココかなって
思いながら歩いてました
話とは…
ハセツネで
夜ここを通過している時
前のランナーさんが
スッと居なくなったらしい
走りながら
サイレン音を聞いて
誰か滑落したんだと思ったら
その時の
ランナーさんで
お亡くなりになった
そうです
そんな話を聞いていたから
いつまで経っても
ココを走る気になれなかった
山奥深い区間
ハイカーさんも少ない
熊も居そう
単独だと自信がない
魅力がある山が無い
などなど
未踏のままにしていた理由
10:26
浅間尾根分岐
(標高1249m)
この分岐から
浅間尾根に行きたいと
考えていたのに
分岐に
「この先悪路にため通行注意」
そうなんだ…
単独だと危ないかな
今回は左の
「風張峠 月夜見山」へ
好きな花
コアジサイ
この薄紫色が
写真だと出ないなぁ
トレイルには白い花
上を見ても花は全くない
花の時期は
終わってしまっていました
10:34
風張峠
(標高1147m)
下には
奥多摩周遊道路が見える
ハセツネの40キロのポイント
月夜見山まであと1.7キロ
ギンギョウソウ(銀竜草)
腐生植物としては
もっとも有名なものの一つ
別名ユウレイタケ
いつも下を向いているので
正面を撮るのは初めて
目玉おやじみたいだ
突如として
道路に出たのでビックリした
間違えたのでは無いかと
地図を確認すると
間違ってなかった
この区間は
周遊道路に並行して
トレイルがある
10mぐらい道路を走って
またトレイルに入る
この辺りは
巻道に進むべきなのか
尾根筋を目指せばいいのか
良く判らない
月夜見山で
巻道に
進んじゃったんだよね
大きな岩が現れて戻ろうかとも
思ったのですが
地図を見ると
抜けてしまって
逆側から
登った方が良さそうなので
無理に突破した
1/3ぐらいは
道筋が不明瞭だった
逆側の山頂へ続くトレイルは
広々としてて
なんと気持ちがイイ事か
ミスコースするなら
このトレイルを
駆け下る
ミスコースをしたいぐらいだって
思ってしまった
気持ちよすぎて
凄～い
下までいちゃいそうだけど
11:11
月夜見山
(標高1147m)
杉だらけだけど
気持ちの良い空間の山頂
補給タイム
お握り1個
ブヨがいっぱい飛んでいて
落ち着かなかったので
ウロウロしながらの補給
いい空間なのに残念…
檜エキスのスプレーを撒いた
この時間から太陽が出てきて
暑さが増してきました
1000mは気持ちがイイけど
暑かった～
8分間の休憩をして
先に進みます
下った先は
11:25
月夜見第二駐車場
(標高1090m)
ここは
ハセツネ40.09キロ地点
第二関門所
トレイルに直ぐに入ると
「東京水道水源地」の柱
カバノキ
月夜見第二駐車場からは
尾根筋と巻道があります
尾根筋には
2つの山頂があるみたい
ピークに行くか
巻道に行くか
迷う…
1045m山頂は
巻道を行ってしまったので
ちょっと後悔
もう来ないかもしれないから
全部 尾根筋を
通過すれば良かったかな
ここで未踏区間の
2/3近くまで来ている
全体的な印象は地味目
普通のトレッキングなら
選ばないコースだよね
2つ目の山頂
11:53
水窪山
(標高1050m)
下ると直ぐに
11:54
小河内峠
(標高1050m)
いい空間の峠
休みたくなるなぁ
左に下ると奥多摩湖
右に行けば
武蔵五日市駅へ行くバス停
バスは
ほとんど無いから注意
ついに目的場所の惣岳山が
出てきた
1.7キロ 惣岳山
2.3キロ 御前山
その登りの間には
1200mの山頂があるようだ
今度は尾根筋を進もう
写真では緩い登りのように
見えますが
長～い登り
尾根筋と巻道の分岐で
巻道に進む案内
尾根筋は通行止め
巻道は
落葉堆積物でふかふか
細い道なので注意が
必要な所もあったような
印象的なコースでは無いので
記憶が
曖昧になってきてしまう
またお逢いしましたね
ギンギョウソウ
今回はとても多く見ることが
出来ました
抜けた所には
1200mの山頂方面の
通行止め看板に
「土砂崩壊のため」
となっていました
トレイルは
だんだんと
厳しくなってきました
地図のビックリマークが
気になっていた
そろそろ通過のはず
確かに
根が蔓延っていて
テクニカルなコース
痩せ尾根では無かったので
高所嫌いな私でも
通過が出来た
惣岳山の登り
我慢忍耐顎に汗が落ちるのは
今シーズン初めて
暑い～
湯気が出るぅ
イイ感じの風景の場所
白い花の群性が見えました
クサタチバナ
キツイ登りだから
山野草に癒される
スタートしてから
1人として
出逢わなかったのに
やっと
1人のトレイルランナーと
すれ違いました
山頂直下
12:40
惣岳山
(標高1348.5m)
やった～
未踏区間を突破過去の軌跡と繋がった
今回はココまで
次回に続きます
