2018年5月2日水曜日 有給休暇
今回はマイナーコースのお山遊びです
甲州の”権現山”と言っても
関東の人でも、ピンとこないほどに
知れ渡って居ない、影の薄い山である。
山容も素晴らしく地図上も目につく山なのに、
何とも不幸なお山様なのよね。。。
私がこのお山に惹かれたのは
2年前、大月市の「秀麗富嶽十ニ景」の
クリアを目指していた終盤でのことだった。
クリア目前で次に行く山を地図で眺めていて
どうも気になる存在あるピークがある。
尾根も立派で、ずっと目を着けていた
しかし、秀麗富嶽がクリアした時、
もうこの地区の山へ行くのは暫く期間を空けたくなった
やはり同じ地区のお山は
同じような苦労をすることも大なり小なりある。
その苦労に、少し疲れたのかもしれません。
もう1つ、、、
単独でマイナーな山を走り回る危険度を感じたので
ブレーキを掛けるようにしたのも確かです。
そんな奥まったお山に
今回行く機会を頂けたのは
山トモのM氏が、次に行く山の計画を相談された時だった。
GW、どこも混雑が酷い。
できたら静かな山歩きがしたかった時期で
そんな願いを言った訳ではなく
「マイナーな山へ行こう」と言っただけだったのですが、
相棒から「権現山」が出たのです
実はビックリしましたね
昨年、夏に秋山トレランを行った時に
「あれが権現山」と指さしてもスルーされたのに
相棒は、そこからメキメキと山知識を増やし走り回り、
今では頼りがいのある山トモに成長を致しました。
権現山を計画に上げてきたのにはマジ、びっくりです
なかなか目の付け所があるじゃな~い
GWの三立のトレラン企画の1本として
「権現山 北尾根 縦走トレラン」決定
今回はGWの中日、平日だったので
イベントも限られたメンバーさんに招待したけど
人数は集まらず…
平日・マイナーコース・集合が比較的遠い、
などの理由からだろうと推測される。
結局、M氏と私の2人。
でもその方が融通が効くことも多い。
実は、おボケなコンビは、
高尾駅乗り換えで
お喋りに夢中になり予定をしていた電車を見送ってしまった
しかし、大月駅から始発バス乗車予定を
1個手前駅の猿橋駅(途中バス停)から
乗車で同じ予定のバスに間に合うと判った
運良が良かったな~
なんせ気がついたのは20分も経ってから(笑)
こんな時、大人数の集合だったら
予定をズラす事が難しく
次のバスで行くことのなる。
少人数や単独だと行程(時間や行き先)を
変えれるのが楽
猿橋駅でバス乗り込みまで5分の間にトイレに寄り
バス停に行く。
予定の時間にバスが来る。
乗車客は一人も居ない。
運転手さんが「どこのお山へ行きますか?」と聞かれ
西原峠から権現山、と答える。
その意味が後で判った。
バス停ではなく登山口で下ろしてくれたのです
ほんの少し、山へ入る時間を早める事が出来ました
9時1分、トレランスタートです
シャワーミストを感じるので涼しいかった。
登山道を進むと民家がある。
少し迷ったが、GPS軌跡の通り右手に進んでいく。
あまりに怪しく、地図を確認すると
「登りは民家の左から裏へまわる」と書いてあったので
相棒に「左って書いてるよー」と声を掛けた。
が、GPSの軌跡の上に位置を示しているから、と進んでいく。
しかし、これが教訓となることになった
道は獣道。
たぶん、登山者も沢山、ミスコースをしていて足跡がある。
しっかりした登山道ではない。
斜面を直登していくことになる。
富嶽十ニ景を走り回っていた時を思い出す。
幾度もこのような滑り落ちる斜面を横切ったり下ったりした。
この地域の特徴で乾燥土。
ズリ落ちる登山道。
グリップの良いシューズじゃないと苦労する土質。
迷走するマイナーコースの恐さ。。。
相変わらずだな、甲州のお山は。
経験があったので慌てることも無かった。
急な斜面に不気味な花が咲いていた
とても手に触る気には慣れないし、
匂いを嗅ぐ気にも慣れなかった。
(帰ってから調べてみると、こんにゃく芋の花だった。
驚き
こんな急斜面にこんにゃく芋
Facebookの山野草のコミュでアップすると
凄い盛り上がった
色々な情報を頂けました。
情報を知れば知るほど、
見れて良かった~と思った
)
斜面を上へ直登する藪こぎ、ズリ落ち
これで安全とホッとした
悪戦苦闘のタイムロスは15分。
実際は、もっと時間がかかったような疲れを感じた。
序盤から色々とあるなー、大丈夫か?この先。。。
教訓
某サイトのGPS軌跡は登山者が多いほど
赤ラインが太くなっていくようですが、
それが本当の正規ルートとは限らない
マイナーコースは案内がちゃんと無い場所も多い。
データGPSは、正規コースとの見比べを
ちゃんとしてから入山する事が必要
登山道はぐねぐねと登っていく。
見晴らしのよう場所に到達。
プチッとミスコースを修正して、進んでいくと
登山道は快適
気温も私には丁度良かった
ぽちりぽちりと花が見受けられる。
10時32分、西原峠に到着。
おぉぉー
大菩薩連嶺が見えるー
尖っているお山は牛奥ノ雁ヶ腹摺山かな
山道は車の轍がある林道になっている。
それにつられて進んでいく。
新緑の高木。トチだと思ったら違う。ホウキノかな
葉が透けていて素晴らしい彩り。
プチッとミスコースを修正して、進んでいくと
眩いばかりの新緑にうっとり

のっぺりしたピーク、小寺山(標高1165m)の標記は
高木にテープが張ってあってマジックで記載してありましたー
10時59分、到着。
12分のランニング

山道の足元にはフモトスミレが揺れいました。
スミレの種類は覚えるのが苦手。。。
計画案にあった尾根だね。
この尾根も良さそう~
山頂に着くと眺望が目に飛び込んできます。
それはそれは素晴らしい眺望だった
グラデーションの山々。
その真中には富士山が裾野を広げて鎮座する。
富士山の山肌には浮かぶ雲が模様になっている。
この風景をブログで語るには、なかなか通じる文章力は無い。
今、この時の光と空気と…
この瞬間に居合わせなければ成り立たない
風景を目で確認する
天候が気になった今回のトレランでしたが
来て良かったーと、この時に確信した瞬間でした。
それほど、この山頂の風景は格別。
なぜこの山頂が評判にならないか
不思議なぐらいですが…
単に山の奥の奥だから。
風景と逆に違和感があったのが
大きな飾り縁の鏡が樹に下がっている。

誰が荷上げしたのか摩訶不思議な鏡。
魔女が舞い降りたのか(笑)
思わず覗いてピースしてしまった
しばしの山頂展望を堪能して先を急ぎます。
ここからコースが厳しくなります。
痩せ尾根・急登…


















