こんにちは。
SACHI です
続きです。
自分の身内かも?と思い、実家に行き、
母に尋ねました。
母「実は、次男の下に子供が居たんや」
「産まれなかったけどな…」
と、哀しげな表情で話をしてくれました。
元気で1度も寝込んだ事が無い母が、
1度だけ寝込んだ事を思い出しました。
その時に赤ちゃんが天国に行ったそうです。
母の哀しさが感覚として伝わってきました。
身体の表面がピリピリ、心臓がギュと縮む、心が切ない…。
過去帳にも戸籍にも載ってない(T-T)
母「水子供養はした」と。
話を聞いて閃いたのは、
「男の子や!」
〇〇〇さんが言われていた男の子だわ!
涙ぐんでいた母に
「話してくれて有り難う」
母と、「もし産まれていたらどんな家族になっていたろう?」と、
楽しい空想をして笑っていました(*^^*)
1件、見つけた!
実家を後に歩いている時に…
何となく、ふと
「名前をつけよう!」
と思い立ち、〇〇と名付けました。
私には3人の弟が居たんや♪
食事をする時や、何処に行く時など、常に
「〇〇、一緒にね♪」
と、心で話かけていました。
残るは、2件!
婚家かも?
よし!本家に行こう!
この頃、子供に対して「子供が欲しい」
という気持ちは無くなっていました。
ところが!残る1割は…
「赤ちゃん」を見ただけで、泣けて仕方ありませんでした。
「1歳未満の赤ちゃん」限定!
外に出ると、見掛ける。
どういう訳か、公共の乗り物(バス、電車)に乗ると…
必ず隣に赤ちゃん連れが座る、来る!
時には向かい合わせに居る赤ちゃんが
私に手を伸ばして相手してくる!(^-^;
不思議だった。
心の中は
「赤ちゃんを見ているだけで、苦しい!
構わないで~。そっとしておいて~」
と、目を閉じて見ないようにしていました。
だのに、
「あばぁ~♪ん~♪」と
どの赤ちゃんも、私に笑顔で相手してくる~!
心は号泣、顔は笑顔の苦しい私でした。
新築マンションに入居した私達夫婦でした。
新婚さんが沢山、入居されました。
すぐ友達になり、みんなの家に呼ばれて、お茶していました。
次々と出産されて赤ちゃん誕生。
赤ちゃんを抱っこして、嬉しいけど哀しい複雑な心境でした。
毎日、赤ちゃんに囲まれた生活。
時には赤ちゃんを預かり留守番していたり(^-^;
赤ちゃんは可愛いもの
自宅に戻ると…
布団に頭を突っ込んで声をあげて号泣!
新婚さん達の妊娠、出産の細かな具体的な話を毎日聞いていました(^-^;
今思えば、
「擬似体験させてもらった!」
有り難かったな♪
なぁんて思えるが、
当時は八方塞がりな状況に思えた。
1度も妊娠したことが無い。
胎児の胎動は、どんなものか?
胎児の写真も飽きる程見たな~。
その内、妊婦さんが羨ましくなった!
あちゃあ
矛先が変わっている。
冷静に眺めている自分がいる、不思議な感覚。
「赤ちゃんに囚われていて、全体が見えていないよ~」
「今のSACHI には通じない」
「現実を自分で見るしかないな」
と…感じる。
ん?私、変かな?
こりゃ、早いこと本家に行って検証して、自分に納得させよう!
続く。