Bちゃんはもう2年近く仕事をしていません。
前から膝が悪く、歩くときには足を引きずっていました。
今は背中、首、腰、膝の全てが悪くて、
あまり歩けましぇん。
調子のいい日は家の中のこと
やってくれるですが、
ずっと立ち続けることができないので、
休み休みです。
最近朝ご飯はBちゃんの担当ですが、
作っておる途中で調子が悪くなり、
ソファに座ってお休みすることもよくあるです。
そんな時は気分も落ち込むらしく、
心身ともにダメダメになったりするです。
というわけで、
この2年ほどは私が家計を支えておるです。
パートナーがこんな状態なのは大変ではありますが、
本人の方が辛い思いをしていると思うので、
私は知らん顔しておるです。
いや、知らん顔って言い方も変ですが、
まず一緒に落ち込むわけにはいかないですし、
かと言ってあまり励ますのもよくないです。
「大丈夫?」とか
「頑張って」とか言うと、
もっと落ち込むですからね。
というわけで、
「あまり気に留めていない」という感じで
淡々と普通に日常生活を送っておるわけです。
話は変わるですが、数日前に
Bちゃん、知り合いと電話で話しておったです。
私は別の部屋にいたんですが、
たまたま会話が聞こえてきました。
「うちのワイフは
ホテルの中のレストランで働いていたんだよ。
観光客が多いところなんで、
本当に毎日心配で心配でたまらなかったよ。
でもついにハワイがロックダウンしただろう?
彼女の職場もクローズになって、
彼女も今は仕事行ってないんだ。
州は正しいことをしたよね。
本当にほっとしたよ。
このまま働き続けていたら、
どうなっていたかと思うと
生きた心地もしなかったよ。
本当によかったよ。」
とBちゃん。
これを聞いて、目からうろこでした。
私は正直仕事が無くなったのはショックでしたし、
なんてついてないんだ
と思っておったです。
観光業、飲食業についていない人たち
(今でも普通に働けておる人たち)のことを
なんてラッキーなんだ
とまで思ったりしたです。
私がBちゃんの立場だったとしたら、
「いや~~ 私が働けないのに、
パートナーまで仕事なくなったら、
この先やばいよ~~~~。
あ~~~ どうしよう~~~。」
って、
ますます落ち込んだと思うです。
でも物はとらえようで、
今はBちゃんも私も安全な状態なんだから、
それでよしとするしかありましぇん。
病院関係者とかスーパーの店員さんとか
危険にさらされながら働いておる人たちも
沢山いるわけですからね。
Serenity Prayer
God
grant me the serenity to accept the things I cannot change,
courage to change the things I can,
and wisdom to know the difference.
神よ 変えることのできないものを受け入れる心の平穏と
変えられるものを変える勇気と
その違い(変えられるものと変えられるもの)を見分ける賢さを
私に与えてください。
大好きな言葉なので、
最後はserenity prayer で締めくくってみたです。