そんなわけで、
ジョンソン様からの電話を取る羽目になった私
どんなわけでの方は
いよいよジョンソン様との対決の日がやってきました。
いつものようにジョンソン様からのコール。
（電話を取る前にディスプレイをチェックするくせがついたです）
何しろ1回目は惨敗です。
今度は失敗が許されましぇん。
「ハロー 今日は元気かい？」
というジョンソン様に対して
すかさず
Good Evening, Mr.Johnson.
How are you today?
相手が名乗る前に相手の名前を呼びます。
ジョンソン様、
おおっ と言う感じで
「元気だよ。どうもありがとう。」
すこぶる機嫌がよろしいようです。
「先日は大変失礼しました。
ジョンソン様はこのレストランの
大切なお客様だから
失礼のないようにと
マネージャーからも叱られました。」
と言うと、
「そうなの？
ええと、君の名前はなんだっけ？」
「オルオルです。」
「あああ。オルオルだったね。
これからよろしくね。
どうもありがとう。」
超ご機嫌なジョンソン様。
おだて作戦はとりあえず成功
「それでは、
君のレストランの
一度食べたら忘れられない
大変新鮮で、
他に類を見ない
素晴らしい
マノアレタスのサラダを
僕の部屋に届けてくれたまえ。」
ん？ このセリフ 前にも聞いた。
「マノアレタスは
小さな葉のみ使ってくれたまえ。
ドレッシングはかけず、
半切りにしたレモンを山ほど
脇に添えてくれたまえ。
さらに
素晴らしくおいしい
クラブハウスサンドウィッチに
エキストラでマヨネーズと
エキストラでケチャップを
添え、
さらに
めちゃめちゃ新鮮で
素晴らしくおいしい
アボカドを
半分に切ったものを
脇に3個添えてくれたまえ。」
このセリフも聞いた・・・。
ってかさ、
この気持ち悪いしゃべり方で
この変な注文を毎回繰り返しておるってこと？？
な～～んだ。
じゃあ簡単じゃん。
毎日ぴったり同じものを注文するんだったら、
こんなに楽なことはありましぇん。
一回コツをおぼえれば、
後は子供でもできるじゃん。
とりあえずおだてておけば
機嫌もいいしね。
なんだ、楽勝だよ
んがっ、そうは問屋（ジョンソン様？）がおろしませんでした。
もう少し続く
Miso Salmon