「オルオルさんて英語お得意なんですね。」
と何度かコメントでいただきましたが、
全然そんなことはありません。
いやいやご謙遜を。
と言われるかもしれませんが、
実は、「私って結構いけてるかも」と激しく勘違いすることは多々ありますが、
現実を知り、撃沈することも多々あります。(こっちのほうがはるかに多し)
結構イケてると思う理由は、
「(日本に生まれて、日本で生きてきたわりには) 英語がとてもうまいですね。」
とほめられるからです。
がっ、
ここはかっこの中が重要。
ハワイには日本人顔のローカルは山ほどいます。
(日系人山ほどいますから)
でもって彼らは、まあローカルなまりではありますが、(人によっては理解不能なほどなまってます)
普通に英語を使って、日々暮らしているので、
もちろん何の不自由もないわけです。
でもって、私はといえば、黙っていればローカルだと思われるでしょうが、
一言話すと、激しい日本語なまりと、テンポの悪さ、スピードのなさ、
リズム感の悪さなどから、
「ああ、日本から来た日本人ね」と一発でわかるわけです。
それで、日本から来た日本人は英語が話せない。
と思う人が多いせいで、
「どこで覚えたの? 」
「すごいね。」
といわれるわけです。
私はとてもおしゃべりです。
で、男性と二人で会話するときは、
(恋人とは限らず)、
相手がネイティブスピーカーでも、
ほぼ半々のペースで話しています。
ないしは、私が一人で話し続けていて、
相手はもっぱら聞いているだけのときもあります。(おとなしい人の場合)
がっ
これが女性とだとどうなるか。
というと、
ちっとも話が盛り上がりません。。。( ̄_ ̄ i)
一対一でもかなりイタい状態ですが、
これがネイティブスピーカー数人に囲まれて、
私一人日本人という状況だと、
さらに悲惨です。
「こういうことを話しているのかなぁ。。」と推測しつつ、
たまに口を挟もうと試みるも、
会話のテンポが一気に崩れるのが怖くて、
口が出せません。。
10分に一回くらいのペースで
誰かが気を使って 「オルオルはどう思う? 」と話を振ってくれて
初めて、もそもそと発言したりする情けなさ。
というわけで、 私には親しいローカルの女性の友達ができません。。
SATCのようにいつも女友達とつるんで、
男の愚痴を言ったり、悩み相談したり、バカ話をしたり
っていうのに限りなくあこがれていましたが、
とっととくじけました。![]()
ま、今年は学校に行ってたので、
日本人の友達はできました。
非英語圏ということで、ヨーロッパの友達もできましたし。。
そして、「せっかくハワイにいるんだから、日本人とばかりつるむより
やはし地元の女友達がいたほうが、かっこいいし、
何より勉強になるよねっ。」
なんて、そんな大それた、生意気な野望はとっくに捨てて、
「女友達は日本人が一番だよっ。
わかりあえるし、気楽だし。楽しい。
別にわざわざつらい思いしてまで、アメリカ人の輪に入らなくてもいいや。」
という結論に達しました。
で、ここでハタと気づいたのは、
何で男だと英語でイケるのに、女とは会話ができないか。
やはしこれは、男だと私の下手な英語にペースをあわせてくれるから。
ってことだったんだなぁ といまさらながら。。
まあこれを「下心」と呼んでしまうと、身もふたもありませんが、
ここに恋愛感情が入ると、
激しくなまっている英語も、とんちんかんな文法も、
「可愛い
」と思うのではないかと思います。
たとえば、ママが五歳児を遊ばせていたとします。
「あのね。みーちゃんねっ、幼稚園に好きな子がいるの。
マー君ていうんだけど、すごくかっこいいから、好き。」
なんていう 低レベルの会話でも
ママにしてみたら、「んまあ。 みーちゃん、よかったわね?
それでマー君とはどんな話したの? 」
なんて感じで、会話は成り立つわけです。
成り立つどころか、ママにしてみたら、
「うちのみーちゃんってお利口だわ~~~。 他の子よりとってもお話が上手なのよ。」
ってなもんです。
で、この低レベルな会話でも何時間でも飽きることなく続いていくわけです。
がっ、このみーちゃんと、みーちゃんのお隣に住んでいる30才独身OLが
親友になれるかというと、
そうはいかんでしょう。間違いなく。
「マー君のこと、みーはいいっていうけどさ?
もう少しマー君の将来性とか見極めたほうがいいよ。
ほら、みーって面食いじゃん? 」
「でも まー君、おもちゃ貸してくれたもん。」
「気前いい男は、下心あったりするから、
うかつに信じないほうがいいって。
それよりさ、私ぶっちゃけ、今奥さんいる人と付き合っているんだけどさ、
もうすぐ離婚するっていうのよ。どう思う? 」
「みーちゃん、わかんない。」
「もういいよ。みーは自分のことしか話さないんだからっ。」
↑
ってなくらいかみ合わないのは 間違いありません。
ところで、B(旦那)と私は、暇さえあれば限りなく話します。
拙いながらも、今自分が思っていることや、過去の話。
どんな人生観を持っているかとか、
先々どんな人生を歩みたいかとか、将来の夢、希望。
ありったけ話します。
そして不思議なことに、この下手な英語でも
自分の言いたいことは
たいてい伝えられてます。
そしてBの言いたいこともよくわかります。
ちなみに日常のつまらないことの方が伝わりづらかったりします。
「壁に絵をかけたいんだけどね、
裏面がシールになっている壁掛けだと、
絵が重過ぎて、落ちるかもしれないからさ、
壁に打ち込むタイプのフックを買ってきてくれない? 」
↑
こういうことを言うほうが難しかったりして。。(汗)
まあ結論は、「愛に言葉はいらない」ってことでしょうか。
(多少はいるかな。。たぶん。。)
く、くさい。。。(///∇//)
でも相手の言うことを理解しようと、努力する作業って
やはり「愛」だと思います。
今日はちょっとまじめちゃんになってしまった私です。
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