面接にいきました。 -2009年8月- | バーテンダーoluoluのハワイ崖っぷち生活

バーテンダーoluoluのハワイ崖っぷち生活

ホノルル空港(ダニエルK イノウエ空港)でバーテンダーをしています。

最近の趣味はピアノです。
まだまだ人に聞かせられるレベルではありませんが
暇さえあれば練習してます

ハワイ生活の面白話、失敗談など、
くすっと笑えるブログを目指しています

さてさて、家具も買い、生活必需品もそろったところで、


そろそろ仕事でも探すか~~


「ちょっと待ってください。あなた、税関で不法就労を疑われたばかりですよね??}

と突っ込まれそうですが


不法就労ではなく、合法的に働く気満々でした。

無知は怖い。能天気にもほどがありました。。。


海外で労働するのには労働ビザが必要です。

これはもちろん私でも知っています。


ただ、労働ビザをとるのにどれだけ大変か。

これがまったくわかっていなかった。


とりあえず面接いけば、どこかで「じゃあうちがスポンサーになりますから、明日から来てください」

なんて具合にいくのでは とかなり安易な考えでいました。


まず日刊サンの求人広告欄を見て、片っ端から電話かけました。


「働けるビザはお持ちですか?

「いえありません。」

「では残念ですが。。」

玉砕しました。あっけなく。ガクリ


でもその中で一軒 「とりあえず今から履歴書持ってきてみてください」といってくれたところがあった。

あわてて、履歴書を書き、自転車すっ飛ばして行ってみました。

めちゃくちゃカジュアルな格好で。。(自転車だし。)(笑)

個人商店レベルの小さな店のバイトだったので。。。


店長さん(社長さん?)とおぼしき温和な感じの方が

「あ、オルオルさんですね。お待ちしていました」とにこやかに対応してくださった。


「ところでビザは?」


「観光ビザなんです。。。」ガーン


「観光ビザで雇ってくれるところはないよ。

かといって、ワーキングビザ取るのはまず不可能といってもいいよ。

一番の近道はね、アメリカ人と結婚することだよ。

グリーンカードさえあれば、仕事はすぐに見つかると思うよ。」


「いや、それがその予定はないんですよねえ。。」


「じゃあ、J1ビザしかないねえ。。」

J1ビザと言うのはねえ、語学学校に二年くらい行くと、研修用のビザを出してもらえるから、(ここ激しく勘違いですが、ショック!それは後でまたおいおい書きます。

それだと1年くらい研修生ってことで仕事ができるんだよ。


まあたいていの日本人の子はその1年の研修中にたいてい現地で結婚相手が見つかって、

そのまま結婚ってパターンが多いね。


大変なのは男だよ。男の子はまずアメリカ人女性と結婚ってことにはならないから

男の子はハワイに住もうと思っても無理だろうなあ」


そ・そうなんだ・・・

まあ私もけして 「女の子」という年ではないので、

「結婚」してハワイに住むという可能性はないと思います。。

思いますが、「女の子」扱いしてくれてありがとう、おじさん。

(まして離婚したて)


と喜んでる場合ではない状況で、とぼとぼと家に帰りました。


しかし、「この履歴書は預かっておきますから、ビザ取れたら来てね」

と優しく微笑んでくれた社長さんには少し癒されましたが。

(ビザ取れたらって何年後のことよ???)


とにかく、

仕事するのは限りなく無理そうだ。。。


ということだけは確信しました。