エンジンオイルのうんちく | マサ 公式ブログ

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ライブに行けてないので
最近は自己満記事になっております。

 

おはこんばんちわ!

 
 
エンジンオイルのうんちくを。。。

どうでもいいのでわからない方はスルーして下さい。

 
 
 
車のエンジンオイルの種類には大きく分けて2種類。
 
鉱物油と化学合成油。
 
鉱物油は原油から不要成分や有害成分を取り除いて精製されたオイル。不純物等は残ってる。
簡単に作れるオイル。値段も安い。(ミネラル)
 
化学合成油は高度で複雑な過程を施して精製し、不純物を可能な限り排除した高純度のエンジンオイル。値段は高い。(フルシンセティック)
 
 
間に部分合成油
 
部分合成油は鉱物油と化学合成油を混ぜた中間オイル。値段はそこそこ高い。
 
 
 
大事なのはベースオイル。(鉱物か化学合成)
 
元になってる油。
 
基油とも言う。
 
8割位がベースオイルで、残りの2割が添加剤で作られております。
 
2割の中で大きく分けて7種類の添加剤が入ってます。(割愛します)
 
8割が元になってる。

だからベースオイルって大事なの。
 
 
そしてオイルにはグループI〜グループⅤに分けられる。
 
グループⅤ (5)   化学合成油
グループIV (4)  化学合成油
グループⅢ(3)    鉱物油
グループII (2)    鉱物油
グループI (1)     鉱物油
(上から下へ値段も安くなります。)
 
 
このようになってます。。。が!

これがまた面倒な事になっておりまして。。。
 
カストロール さんが数年前にグループⅢの鉱物油を水素化処理(VHVI又はHIVI)して不純物を取り除き綺麗に精製されたオイルを「化学合成オイル」と販売してしまいました。
 
鉱物油には不純物が混ざってます。
 
 
それに怒ったモービルさん。
 
「それは元は鉱物油だから化学合成油ではないだろ!」と訴訟問題となりました。
 
しかしモービルさんは負けてしまい、カストロール さんの言い分が通ってしまった。
 
 
それによりグループⅢのオイルは「化学合成油」と記載OKとなりました。
 
 
一昔前から水素化処理したオイルは化学合成油ではなく、半合成油や合成油と記載されてました。
 
しかしこの裁判の後にメーカーによるけど
 
鉱物油と記載してるメーカーもあれば部分合成油や半合成油、全合成油、化学合成油、全化学合成油
 
凄いのは100%化学合成油と記載してるメーカーもあり。
 
簡単に言うと「何書いてもいいよオイル」になってしまった。
 
もう何でもありありのハッキリ言ってわかわかめオイルがグループⅢ。
 
 
 
本当の化学合成油は先に書いたベースオイルがPAO(ポリアルファオレフィン)やエステル系がベースとなってます。
 
ようはグループIVとⅤ(4と5)がホントの化学合成オイルなのです。

ただしグループV(5)はエステルだけではベースオイルは作れず、PAOやVHVI等を混ぜたオイルとなるらしいです。

 
グループⅢのオイルは鉱物油の不純物を限りなく無くしてキレイにし、添加剤等を入れたオイルなので、現在では全合成油みたいな記載になってます。
 
それかシンセティックオイル。
 
 
確かヨーロッパではこの記載は認められてません。
 
最近4L缶で¥1980や¥2980など異常に安い化学合成オイルが売られてます。

 


  
まさしくコレがそのオイル。
 
こうゆうオイルがあるので車好きには大変困る。
 
こちらは化学合成と記載して現在の法律ではまちがいないんですけど、元は鉱物油。
 
言ってみりゃ「なんちゃって化学合成オイル」
 
どれがホントの化学合成オイル(シンセティック)
なのかわからなくなっております。
 
 
勘違いで「こんなに安いの?」って知らない人はなりますね。
 
 
見分けは値段しかない。
 
本当のグループIV〜Ⅴ(4〜5)の100%化学合成オイルは4Lで¥2980なんかじゃ買えませんから。
 
本当の100%化学合成オイルは

1Lで¥1500〜¥2000前後。
 
4Lで¥6000〜¥8000前後とか。
 
高いのは1L¥3000超えるのもある。

4Lで¥12000とかね。


オイル交換で純正以外を入れようと思ってるなら純正オイルと同等の値段くらいか、ちょい高めがオススメですね。
 
4Lで¥5000超えてればそれなりのオイルかな?って。
 
このオイルはグループ○○など記載があればいいんだけどね。
 
 
カストロール さんのおかげで最近の日本では
 
グループⅤ (エステル系、動植物由来、その他グループⅠ~Ⅳに属さない全て)

グループⅣ(PAO/ポリアルファオレフィン)
グループⅢ 高度水素化分解基油(VHVI等)
グループⅡ 鉱物油(部分合成)
グループⅠ 鉱物油
 
となっていて
 
グループⅢ〜Ⅴが化学合成オイルと認識されてるようです。
 
親切なメーカーはグループIII、VHVI(水素化精製油)など記載してくれてるので、元は鉱物油なんだな!ってわかる。
 
 
グループⅢの精製された鉱物油が悪いわけではありませぬ。
 
現在は技術の発展によりかなり良いです。
 
簡単には 化学合成オイルに近い鉱物オイルって感じですかね。
 
動粘度も本物の化学合成オイルと同じ位になってきてます。
 
今後はこのベースオイルがほとんどになるようです。
 
そして純な化学合成オイルは無くなる傾向にあるそうな噂が。
 
値段がね、高いから。
 
現在はグループⅢの精製されたオイル(VHVI)をベースとしてグループIVやグループⅤのPAOやエステルを混合させたものを100%化学合成オイルと言ってるそうです。
 
例 
ベースオイル
VHVI+PAO=グループIV(4)
VHVI+エステル=グループⅤ(5)
VHVI+PAO+エステル=グループⅤ(5)
 
 
オイルでエンジンの持ちは変わります。
 
安い鉱物油でもマメに変えてればOKという方もいますが、個人的にはやはり鉱物油はスラッジやカーボンと言ったゴミが混ざってます。
 
マメに交換しててもいつかはエンジン内部は汚れて燃費等が落ちてきます。
 
 
しかしメーカー純正オイルを入れてればオイルでエンジンが壊れると言うことはありません。
 
自動車メーカーは自分ちのオイルでエンジンを設計してますからね。
 
わからない方はディーラーで交換してもらえば間違いないです。

書いておきますが鉱物油が悪い訳でもないです。

旧車を大切に乗られてる方は逆に鉱物油の方がよろしい場合もあります。

ただここ数年の車に乗られてる方はそこそこのオイルの方がエンジンには優しいってことです。

それとべらぼーに安いオイルは 化学合成油と記載されていても避けた方が。。。
 
 
ボクの通ってるトヨタのディーラーのサービスマンはトヨタキャッスル純正オイルは100%化学合成オイルです。って言ってたし。
 
トヨタ純正オイルは厳密に言うと鉱物油ベースの水素化処理されたグループⅢの全合成オイルです。
もしかしたらXHVIという天然ガスを原料とする基油かも。
 
 
 
もうね
 
記載表示がオイルメーカーによってバラバラだし
 
これからは成分表とは言わないけど、このオイルは油温が100度でどうなる。。など公表してるメーカーのオイルを入れる事にします。
 
 
上記のようなのが記載されてるオイルにね。
 
表示がないとなんだかわからないし。
 
 
今ノアはトヨタキャッスル。
 
グループⅢのVHVIベースオイルの全合成油です。
 
ん?違うか?
 
カストロールのマグナテック全合成油かな?

あれ、部分合成油だっけか?
 
 
 
 
いつかはワコーズのオイルかTAKUMIオイル。
 
気になってるのがLOVCA(ラブカ)オイル。
 
ラブカのベースオイルはPAO+エステルらしい。
(粘度によってHIVIもある)
 
 
オイルはグループIVのオイルを入れたいと思っております。
 
 
オイル交換とオイルフィルターの交換は車の前さえ持ち上げることができたら自分でできるし。
 
上抜きならオイルチェンジャーを買わないとならないね。
 
エレメントまで交換するなら車を持ち上げないとならんし。
 
 
モービル1も捨てがたい。。。老舗うだし。
 
 
ちなみに日本一、究極に速いと言われている日産R35GT-Rの指定オイルは4Lで
 
 
 
 
 
これぞ本物の100%化学合成オイルなのです。
 
 
こだわるとねぇ…。。
 
ウチの可愛い子だから。
 
オイルは良いもの入れてやりたいし。
 
人間で言うとオイルは血液なのです。 
 
 
( ´ ▽ ` )ノ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

腎臓結石、尿管結石を出しやすくするお茶。