自分の世界は自分が作る。
と、よく聴きますが、実際にどのようにされていますか？
好きなものを選ぶとか、自分に嘘はつかないとか、そうなる自分を認める、とか。
わたしが普段から思うのは、自分に対しての行動を起こすだけではなく、そこに、『誰か』がいたとき、どんな言動ができるのか？だと思います。
誰かが困っていたら助ける、とか、誰かに優しくされたら感謝する、とか、
誰がいた時に、何を感じ、どんな氣持ちで、どんな行動をし、どんな言葉を投げ掛けるのか？
そんなエピソードを書いてみます。
先日、とある場所での出来事。
中学校の学生さんのある姿をみて、学校に連絡した話です。
レッスンの帰り道、その日は風が強く吹いていまして、自転車のかたはヨロヨロと危ないくらい。
わたしは車でしたが、ふと歩道をみると、飲食店の前の歩道に大きなゴミ箱が風で吹かれ倒れ、転がってきていました。
強い風で、車道にまで入ってきそうなときに、自転車に乗った中学生くらいの男の子が、わざわさ自転車を止め、車道に出そうなゴミ箱を歩道の脇に運んでくれていたのです。散らかったゴミも拾いあつめてくれていました。
もし、車道に出てきたらとても危険でしたし、自転車とぶつかっても転倒の危険もあったと思います。
彼は中学生くらいの男の子でしたが、ゴミ箱をよけて通ることもできたのに、わざわざ、自転車を止め、当たり前のことをやってくれました。
当たり前のこと、簡単なことですが、
そんな当たり前の簡単なことができることが、私は素晴らしいと思ったのです。
大人は、たくさん稼ぐとか、成功する、とか、より難しいこと、より大きなこと、人より優れていること、ばかりを考えている氣がします。
人より目立つ、人より凄いといわれるためなら頑張るけど、、目の前にある当たり前にすぐできることを大人は大切にしない氣がします。
しんどい時や、困ったときは、誰かに助けてもらってアドバイスしてもらったことを忠実にやったりしますが、
調子のいいときは、誰かの親切なアドバイスなんて忘れてしまうでしょう。
でも、この中学生は、簡単な当たり前のことを当たり前にできる子。
そんな姿をみて、わたしは幸せな氣持ちになれました。
そんな学生の行動を、ちゃんとみてる人がいること、そしてそれを誉めてもらえる社会であってほしいと、私は思いました。
彼のような姿が、大人の見本になるんです。
だから、学校に連絡したいわ、と、
この通学路がどこの学生さんか知りたかったという話なんです。
学校には、メールでお伝えしました。
これが、自分の世界は自分で作る、
と言うことだと思うのです。
ぐうぜん、私はその場を見ることができました。
そして私らしい行動にでたわけですが、
世界が優しいこと、愛の行動をしたら誉められること、そんな愛の世界になってほしいと普段から思っているから、その、簡単な当たり前の出来事に嬉しくなり、そんな現場に出くわし、学校に連絡をするのです。
そして、愛の行動をした彼は、こんな当たり前のことが誉められるんだ、、見てる人がいるんだ、と、知る経験をするわけです。
もしかしたら、その姿を見ていても、
私が感動しなかったら、学校にも連絡しませんね。
むしろ、ゴミ箱が風で吹かれていたことに、飲食店を批判する選択も出来るのです。
自分の世界は、自分で作る、
とは、そう言うことから始まるのだと感じます。
すべて、自分の感じること、言動が、自分の世界を作ってるんです。
優しい、愛の世界に生きることを決めたら、
何に感動するのかさえも、違うのですよね。
すべては自分。
グループレッスンのご案内
↓↓
火曜日 13時 鈴鹿スポーツガーデン(初級)
火曜日 19時 アクティ文化センター(初級～中級)
火曜日 20時 アクティ文化センター(初級～中級)
水曜日 11時 エベックモア(鈴鹿市岡田)(初級)
木曜日 11時 エベックモア(鈴鹿市岡田)(初級～中級)
木曜日(第1第4) 19時 リーフ(鈴鹿市)(初級)
木曜日(第2第3) 19時 エベックモア(鈴鹿市岡田)(中級)
金曜日(第３) 10時 尾鷲レッスン(初級～中級)
土曜日 10時 エベックモア(鈴鹿市岡田)(初級～中級)
土曜日 19時半 エベックモア(鈴鹿市岡田)(初級～中級)
上記以外の時間帯にて
予約制のプライベートレッスンや、
マンツーマン、出張グループレッスンなど、うけつけております。
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ベリーエクササイズ協会 山田久美子