「行き詰まった内発的動機論」
宇宙開発でソ連に遅れをとったスプートニクショックから、アメリカで60年代から80年代まで教育革新運動が続けられた。結果は惨憺たるものに終わったという。
基本理念は自主性尊重の教育改革であり、次の3点を骨子とする。
(1)悪いのは、生徒ではなく制度である。
(2)従来のように、全ての生徒に画一的な学校体制を強いるのはよくない。
(3)個人個人に違った教育があってしかるべきである。
イギリスでもその時期に、「子ども中心主義の教育」理念による教育改革が進められ、この中で推奨された「トピック学習」は我が国の「総合学習」にあたるという。
和田秀樹著「大人のための勉強法」パワーアップ編より
「ゆとり教育」が批判されてはいるが、「個性に応じた教育」「選択制の重視」の方向性はまだゆらいでいない。
「選択科目が豊富にあることで個性に応じた教育ができる」
これは、我が校の特色の一つでもある。総合学科高校がつくられて十年余になるが、「4次報告」をふまえながらも総合学科の新しい「モデル・方向性」を打ち出す時にあるような気がする。

和田 秀樹
大人のための勉強法―パワーアップ編