吉田 新一郎
効果10倍の“教える”技術―授業から企業研修まで

タイトルよりも目次の内容にひかれて購入しました。

第1章は「間違った習慣からの脱出」と題して、 
「これまでの教え方・学び方」を
 「工場モデル」
 「硬くて、暗くて、真面目で、楽しくない」
 「講義を聞くだけでは10パーセントしか身につかない」
 ・・・・などとし、

「これからの教え方・学び方」を
 「「学び」は楽しく、エキサイティングなもの」
 「楽しむ部分と、真面目な部分の両方が大切」
  ・・・と魅力的な?項目が並びます。

 「これからの教え方」を実践しようにも、自分自身がそのような教育を受けてこなかったため、「どうやって?」という思いがずっとありました。

 総合学科高校の特色科目や選択科目には、今の工夫でもできそうなものもたくさんありますが、例えば世界史のような科目では「どうやって?」という思いあります。この本を読み込んでそれができるようになるでしょうか?

つづく
フランクリン・コヴィー・ジャパンより、誠意のある返事がきました。
発売延期の理由は既発売の「7つの習慣 ティーンズ」と新発売の「7つの習慣ギフトボックス」の ISBNの固有性の問題でした。

先のメールで、コヴィー社のミッションを疑うような書き方をしたのですが、真摯で誠実さのにじみ出る返事でした。また、ミッションにかけるプライドを感じることができました。

自分自身のミッションをとらえなおすいい機会となりました。
 今日現在、『7つの習慣 ティーンズ ギフトボックス』は書店に入荷していません。発注した書店の話では、担当者も電話に出なくなったとか・・・。

 フランクリン・コヴィー・ジャパンのミッションは「クライアントが望む結果を手にすること」ですが、2ヶ月待っても手にしていません。
コヴィー・ジャパンのWebからはいつの間にか、この本の案内が消えていました。ヤフーと楽天の出店では、NEWということで販売していますが・・・

 あまりにひどい対応と思い、先ほどクレームのメールを出しましたが反応するでしょうか。
 春休みにオープンキャンパス(以下OC)を実施する大学は多くない。

 目標をしっかり定めることが成功の第一の条件であることは、どの成功本にも書いてある。志望大学へ合格するためには、少しでも早く志望校を決めることが必要である。この大学へどうしても入りたいという気持ちがなければ、自分の力を伸ばしきった結果は出てこないだろう。

 本校の2年次生の場合、まだ志望校をしっかり定めることが十分におこなわれていない。2年次後半の指導が不十分だったことは反省すべき点である。

 受験勉強のスタートを早く切ってもらいたいこちらとしては、2年の終わりのこの時期に、自分の目で大学を見てモチベーションを高め、4月からのスタートに備えて欲しい。この3月の行動が持つ意味は非常に大きいように思える。

 しかし、大学側の対応は、「大学訪問」は随時受け付けるが、OCを実施する大学は驚くほど少ない。「大学新聞」(大学新聞社発行)によれば、1・2年生、高3生などと、対象者別にOCを実施しているかという質問に、わずか6.9%しか実施していない。現在検討中の大学は9.2%あるが、81%が検討すらしていないのである。従来の推薦入試に加えて、AO入試が年々増大していることを考えると、低学年向きのOCに対する大学の対応が遅れているように思う。

 本校では、AO入試を考えている生徒に、期末テスト終了後にガイダンスを行うが、アドミッションポリシーに対応した準備を本格的に進めていくためには、この時期大学側からの情報提供やメッセージがあっていいと思う。


 1、2年生のOC参加が増えてきている今、「今後、他大学との差別化は、いつ、誰を対象にOCを実施していくのかが大きな課題となる」と「大学新聞社」は言う。

 大学が「斜陽産業」になってきたというならば、このような努力が必要ではないだろうか。大学上層部の思いを、教授陣がしっかり共有して、このような学生を育てたいと一丸となっている大学へ生徒を進ませたい。
仕事や職業について、2つの考え方があると思う。

 一つは自分の望む職業(自分に合った職業)に就くために、「目標」を定めてかなえる方法や態度を説くもの。もう一つは、そもそも「自分に合った職業」を求めるのがおかしい。だから働かなくなる人が出てくる、という主張です。

 養老 孟司著の『バカの壁』は後者に当たり、「仕事というのは社会に空いた穴」であって、「『自分に合った仕事』なんかない」と主張します。・・・「若い人には、あなたはオンリーワンではなく「ただの人」だというべきです。それを自覚して社会に空いている穴を埋めろ。そうすれば幾ばくかの金がもらえる」と。

 確かに、誰かが与えてくれるものではなく、自分から取りにいかなければならないのです。そのために学校教育では、「自分は将来なんらかの『職業』に就き、経済的に自立していくのだ」ということをしっかり根付かせることが必要です。

 そこへ、「夢」や「自分の好きな方向へ向かう」ことをバランスよく入れ込んでいけばいいのではないでしょうか?


 「若い人たちが夢を持てなくなったから持てるようにし向けよう」は過保護であり、かえってマイナスなのでしょうか?




養老 孟司
超バカの壁
 授業の中で考える力を養いたい。

 今学期は授業中に生徒にできるだけ発問し、考えさせることをおこなった。前回の授業評価では、生徒に「考えさせる機会を設けているか?」という問いに対して、否定的な評価が目についたことも理由の一つである。

 世界史の場合、どうしても説明的、解説的になってしまい、難しいと思っていたが、発問を意識して行うといろいろ工夫も出てくることがわかった。まだ、答えを間違えることを恐れずに出してくるのは数人だが、根気よく、またこちら発問のテクも上達させて続けていきたい。
 
 「ソクラテスの対話」という考える力を鍛える方法があるという。アメリカの企業や学校では自己啓発のためによく用いられる手法出そうだ。これを世界史の授業でやってみたい。
 
 例えば「ドレフュス事件」でフランス世論がまっぷたつに割れていたとき、自分が大統領だったらどのように決断するか。国際情勢も鑑みながらレポートを書かせることなどできないものだろうか?

 RPG的に自分を歴史の主人公にして、自分が○○だったらどういう行動をとるか考えさせる実践をしてみたい。
 ライフカードの今のCM、新人社員がオダギリの部下につくのだが、これがどうしようもない今時の若者の典型。CMでは、発注ミスで土下座するオダギリを「すげぇ!土下座。初めて見た。」といってシャメするのだが、それに対するオダギリの手にしたカードは「説教」「理解」「罵倒」「我慢」のどれか。

 「続きはWebで」というので、観てみました。おもしろい!
 実に興味深いのは「理解」(逆説なんですが)。

 新人君に合わせながら、彼を持ち上げて、いつのまにか土下座させているテク。これが、一番の勝ちだ。

 スゴイ! マネしたい・・・。
 開塾以来、現役高校生のための塾ということで、明確なコンセプトをかかげ急成長してきた早稲田塾の方に本校に来ていただいてお話を伺った。昨年から注目している予備校であったが、Webで「7つの習慣J」を取り入れたことが紹介されていたので、なおさら興味を引くことになった。

 私たちが大学へ進学したときは浪人の割合が約50%以上あることも珍しくなく、第一志望校に行くためには浪人があたりまえの時代であった。また、高校側にも、難易度の高い大学にいくには浪人しなければという「甘え」があったのかもしれない。

 そういう状況の中で、現在の少子化を迎える前から、「現役高校生のため」に「一生モノの力を養成する」というミッションステートメントを掲げ、それを実践しながら蓄積してきたノウハウやそのシステムは大変参考になりました。しかも、偏差値重視ではなく本人の自ら学ぶことを重視した合格のあり方は、本校の「生涯にわたる学び」を育てる目標と通じる物があると考えました。

 「AO・推薦入試で求められるのは、自分が研究したいテーマと大学の学問とを結びつける構築力、その仮説を立証していく展開力、そして大学へ向けての発進力」である。(早稲田塾・パンフレットより)

 「本物の英語力」「勉強のやり方」「本物の勉強法」「天声人語の全文筆写」「プレゼンテーション対策講座」「講義理解力審査対策講座」等々、たくさんの先進的な取り組みが行われています。この予備校には、我々、高校側がやるべきこと、また個人的にやっていることを、教育モデルとして作り上げ、組織全体でそれを協力に推進しています。

 高校ではなぜそれができないかを整理し、一つ一つ克服していかなければならないだろう。
 Macのウィルスが出ているとの報道や、10.4 Tiger に変えて.Mac をやめたことで、フリーのアンチウィルスソフトのClamXavを入れてみました。インストールやアップデートは簡単にすんで(日本語のマニュアルがついている)、スキャンをかけて一晩おいたら、去年あたりのウィルス付きメールが2,3コひっかかりました。
 ただ、日本語のファイル名やパス名が文字化けしているので、解消したいのだけれど、まだ解決方法を見つけていません。これが、なおればかなり使えそうです。
1000日のアン 図書部の方で視聴覚関係の予算に少し余裕があるということで、購入希望の再調査がきました。買ってもらおうと思い、「1000日のアン」のDVDを検索しましたが、発売されていないようでした。ビデオは既に絶版になっていて、amazonでも中古で高い値がついていました。ネットで検索したら、多くの人がこの映画を高く評価していました。DVDの発売かWOWOでの上映を熱望します。

 この映画は、高校生のときに観に行きました。もう30年以上もまえのことですね。世界史の教員になってからは、ヘンリ-8世のところになると必ずアン=ブーリンの話をします。そのとき買った映画のパンフレットを使いながらの授業は、これまでのどの学校の授業でも大変好評でした。エリザベス女王の抜群の知名度と自分の命と引き換えに娘エリザベスに王位継承権を残したアン=ブーリンの姿、スケベで非人間的なヘンリ-8世など、高校生の理解しやすい構図があるのだと思います。生徒が興味を持てる構図をいろいろな素材を活用しながら作り上げるというのが、「受けてみたい授業」につながるのですね。無意識的に、こうすれば効果があるだろうということで、図版を多用したプリントなどを工夫していましたが、もっと構図・構成を意識して授業を再構成してみよう。



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