震災から3年 | 【フードケア】シンプルでパワフルな体質改善

【フードケア】シンプルでパワフルな体質改善

どんな方法でも治らない不調を改善する最終手段は食べ物&食べ方

あれから3年。


14:46 山に向かって黙とう。


復興庁の資料によると

避難者数は1月の時点で27万人。

内10万人は今なお仮設住宅。


復興庁→ http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat2/sub-cat2-1/20140128_hinansha.pdf#search='%E5%BE%A9%E8%88%88%E5%BA%81+%E9%81%BF%E9%9B%A3%E8%80%85%E6%95%B0'


今も終わらない震災。

地震の大きさもあるけれど

やはり原発事故が大きい。


これからは先進国が新エネルギーへ

後進国が原発推進へと進む時代と何かで見た。

人間は学ばない・・・

原発にしろ、新エネルギーにしろ

大量に使えばなんであれ同じこと。

そもそもエネルギー消費が多すぎることは

何も考えないのだろうか。



横浜にいた私でさえいろんな思いがめぐる。

地震の記憶。

そして原発事故の記憶。


長周期震動で立てないほどの大きな揺れで

外にでたら目の前のアスファルト道路が

ぐにゃんぐにゃんと大波のように揺れていた異様な光景が

今も鮮明に焼きついている。


古い家だったから上手に揺れてくれたおかげで

何一つものは落ちず壊れずに済んだことと

水道とプロパンがいきていたことが

電気がなくてもずいぶん助かったことだった。


瞬く間にお店から品物が消え、

ガソリンも買えず、

電気がとまればすべてが使えず、

トイレすらままならない・・・


属する社会の仕組みのもろさに気付いた日。


自分で暮らしているつもりになっていたけれど

本当は何にもできていなかった。

すべて誰かが作ったものを買っていただけ。

この社会・世界すら一部の人の利益になるよう

そしてそうは見えないように描かれ続けてきた。

社会そのものが幻想のように思えて

すごく怖いと思った。


それまでは単純に

自然の中が心地よくて好きだからとか

少しでも環境に負荷がかからない暮らしがしたいとか

畑をしてみたいとか

自分の趣味趣向のようなところで

のんびり移住地探しをしていたけれどお尻を叩かれた。


動かなきゃって。


それはもちろん放射能のこともあったけれど

まずは自分から暮らしや生き方を変えようと思った。


人にとっても地球にとっても持続可能な形を

いろんなところでいろんな人が個人個人で、

そういう人たちがつながるトランジションといううねりとして

模索を始めている。


わたしもできることから。

自分の暮らしの成り立ちがわかる暮らし。

身の丈にあった暮らしから。


ひとりでできることは小さいけれど

細胞一つ一つが変わらないと身体は元気にならないように

この世界を作るひとりひとりが変わってゆくことなしに

世界は変われないから、

わたしの小さな一歩も未来の何かにつながると信じて。


地球に美しい未来が続きますように。