子供のころみやこ昆布が好きでした。
甘酸っぱく加工されたおつまみ的なおやつ。
ヘルシーと思いきや、
今思えば添加物たっぷり・・・。
それとは明らかに違うのですが
我が家では時々昆布のおやつがでます。
はい、見ての通りただの昆布。
これは出し汁用に大袋で買っている昆布を
ちょきんと鋏できったもの。
種類や産地でずいぶんお味が違います。
固いもの、柔らかいもの、
しょっぱいもの、甘いもの。
お好みのものを探してみてくださいね。
個人的には羅臼昆布は
甘くてやわらかくておいしかったです。
ちょっと内臓がつかれているときとか
甘いものたくさん食べたあととか
半断食明けの復食期間とか
とっても重宝するのです。
ちょきちょき切って持ち運びもできるし。
なんとなく口さみしくなったり、
塩味が欲しくなったりしたら
お口の中にポンと入れて、
少し柔らかくなるまでしゃぶってると
海の塩味と昆布の甘味&旨みがたっぷり出てくる。
バレンタイン明け&スイーツ試作で
自分のキャパ以上に甘味をとったものだから
なんだかミネラル不足な感じがして
昆布をおやつにしていたらすっきり。
そして突然欲しくなくなる。
つまり、満たされた合図。
からだってうまくできてますね。
「甘いものはミネラルを排出する」
↓
「ミネラル不足」
↓
「昆布を食べてミネラルを補おう」
昔はそんなふうに考えながら選んでいたけれど
さすがに10年以上そんなことを繰り返していると
からだが自然に教えてくれる。
出し汁をとるときに
無性に昆布がおいしそうに見えたり(笑)
コツコツ続けていたら理論ではなくて
からだが自然に教えてくれる。
「食べたいもの=いのちを養うために必要なもの」を。
それは私が特別なわけではなくて
全ての人が本来持っている本能です。
人間だって動物だもの。
せっかくマクロビオティックに出会ったら
理論がいらなくなるまでぜひ続けて欲しい。
かといって、理論がないのも問題なので
最低限は理論を身につけて、
あとはこつこつできる形でとりいれて
たくさん体感して・・・
そしていつか・・・
気がついたら身体が教えてくれるようになってる。
楽しいですよ。
あ、何事も適量があるので
こればかり続けて食べないでくださいね~。
何事もほどほどです。