みなさん包丁研ぎはしていますか?
恥ずかしながらわたしはとっても苦手。
理屈はだいたいわかっているのですが、どうもセンスがないようで・・・
研ぐたびに「前の方が切れた!?」と思ってしまうことが度重なりくじけます。
くじけると同じくらい憧れも日に日に増して、
自分で完璧に研げたら楽しくて気持ちいいだろうなと思うのです。
大切に思う料理にとってある意味一番大切なお道具が包丁だから、
自分の手で日々ケアができたら素敵ですよね。
そう思い、くじけてはトライして、またくじけて・・・。
結局ひどい状態で時々プロの方に研いでいただくことを繰り返してきました。
(いまのところサロンのものは購入したメーカーさんに定期的に研いでいただいています)
それでも上手な方もいれば、う~んと思う方もいたりします。
横浜の地元の高島屋さんに出店していた研ぎものやさんは悲しかったなぁ・・・
散々ご自身の腕自慢をしていたにもかかわらずまったくきれない刃がまるまった包丁になってしまい、
あまりにひどくて結局高島屋さんがわたしの包丁のメーカーさんに研ぎなおしてもらう結末でした。
おかげで包丁を作っている職人さんが研ぐと切れ味がまったく違うという体験をしたのでした。
(無駄な経験はないものですね~)
四国にきていい研ぎ屋さんいらっしゃらないかなと思っていたら、
いつもお世話になっている自然食品店「水神市場
」さんに研ぎ屋さんが!!
しかも高知の有名な刃物やさんのご主人。
やっと愛用している包丁を研いでいただくことができました。
ぴかぴか~。
包丁研ぎがなかなか上手にできないこと、
習いに行きたいけれど教えてくれるところがないことをちらっとお話したら、
なんと簡単におすすめの研ぎ方を教えてくださいました!
ちょっとしたコツや砥石のメンテナンスも。
そして、いくつかの改善点を発見!
なんてありがたいことでしょう。
よくよくおうかがいするとたまに包丁研ぎ教室をされたりしているのだそうです。
包丁を作るのが専門で、研ぐことは趣味で、研ぐことは楽しいからみんなに知ってほしいとのお言葉。
一人の人が研げるようになれば、そこからまた広がって、みんなが研げるようになったらうれしいと。
その気持ちすごくわかります。
ある意味わたしのマクロビオティックに対する想いと一緒。
ちゃんと研げていない包丁で作るお料理はいろんな意味でストレスフル。
お野菜の細胞がきれいにきれないし、
見た目もエネルギーも美しくしあがりません。
ということは食べた人への影響も・・・。
第一お料理することが楽しくなくなりますよね。
第一お料理することが楽しくなくなりますよね。
まずはわたしが気持ちをあらたに日々くじけず練習しますね。
そして、みなさんにもシェアできるようになれたら。
いつかこの方の作られた包丁でお料理させていただけたらと思った素敵な出会いでした。
そんな素敵な職人さんはこちら。
迫田刃物さん