断食だったり、ちょっとした養生だったり、油や粉、甘味料を控える期間がしばらくあると毎回決まって思うのだけれど、、、
「排水溝=腸」
だったりするんだろうなぁ・・・と。
上記の食材が入らないシンプルなご飯が続くとあきらかに排水溝が汚れない。あの独特のぬめぬめが出てこない。数日お掃除おさぼりしても大丈夫なくらいに。もちろん臭わない。そもそも動物性をとっていないから臭いはもとからないのだけれど。
ところが、養生期間が終わり、少しずつそういうものが入りだすと・・・ぬめぬめがつきだす。テキメン。
「全く同じとは言わないけれど、腸もそんなかんじだろうなぁ・・・」と掃除をすることになる。
ペンションでアルバイトをしたり、マクロビカフェの立ち上げをしたり、旅館を貸し切りでクシ先生の宿泊セミナーを開いていただいたり・・・なんだかんだいろいろな飲食の現場の厨房を見る機会があったのだけれど、まぁすごいです。あ、学生時代はファーストフードも経験しました(笑)
だいたい排水溝をみるとどんな姿勢でお仕事されているところか見えてくる。表はきれいにしていても、これずっと掃除してないよねっていうこともある。
フレンチ系のおしゃれなお料理を出す現場の排水溝を掃除した時のことを今でも鮮明に覚えているのだけれど、ふと排水溝を掃除しようと蓋のような役割のものをまわして持ちあげたら・・・まっしろいものがび~っしり積もりに積もっていた。何センチという単位で。本当に真っ白。マクロビオティックなど知らぬ学生時代のわたしだったけれど「これは乳製品だぁ!」と愕然。あまりにショッキング過ぎて光景が忘れられない。もうまさに、日々のメニューでこびりついた乳脂肪の塊。チーズやバターや生クリーム・・・かなり高温のお湯で洗浄していたシンクだけれど、そのありさま。
積もらないのが一番ですが・・・
せめて積もる前に、こまめにお掃除、お掃除。
以前「大きな便りが教えてくれること 」という記事をかきましたが、排水溝さんにも教えてもらえることたくさんありそうですね。ありがたや、ありがたや。