おせちの思い出 | 【フードケア】シンプルでパワフルな体質改善

【フードケア】シンプルでパワフルな体質改善

どんな方法でも治らない不調を改善する最終手段は食べ物&食べ方

おせち料理を作っていると大晦日に母と祖母が新年にむけてたくさんのおせち料理を作っていた光景が目に浮かぶ。親戚が一日に集うからちょっとした量をすべて手作りしていたのでした。母は年末が近づくと食材の買い出しで大忙し。車もない中でよくやっていたなぁと感心するくらいよくやっていた。買ってしまえば楽だったものを一から全部作ってくれていたのでした。

子供のころに見ていた光景というのが自分の中の『当たり前』になっているのだなぁと思うことがよくある。子供にとっては与えられたものが全てだから、純真無垢なままそれを吸収する。もちろん育つ過程で様々な価値観に触れ、たくさんの体験をし、自分なりのものを生み出すこともいっぱいあるけれど、やはり根っこにあるものは親が作っていた日々の中にあるあれこれのような気がする。年とるごとに母と自分が似てるところを見つけたりもして。

父親が早くに亡くなりその分フルタイムで働きながら全て手料理で、夜更かししては服を縫う母に育ててもらったわたし。小さなわたしはなんでも大好きな母の真似をしたくて、料理もお裁縫も母の横で好奇心のままさせてもらっていた。いまだからわかるのだけれど、それができた母はすごいなぁと・・・小さなわたしにやらせるって実は時間も手間もかかることなのに。そのおかげでお料理もお裁縫も好きというよりもそれ自体がごくごく日常的なものになったのだと思います。それはとてもありがたいこと。わたしにとってはたからもののようなこと。それがなければいまのわたしもなければ、KUUーKUUもないかもしれないのだから。

おせち料理はそんな母と持ち寄り。もう親戚が集まることもなくなり親子で集うだけだとそんなに量もいらないので、それぞれ作ったものを持ち寄るのが負担も無駄もなくていろいろ楽しめてよいから。断然わたしよりおいしい母のお煮しめをちゃっかりお願いして、わたしはそれ以外を担当。

松風焼き、伊達巻き、がめ煮、ゴマ豆腐、七福なますなどなど・・・
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そうそう、黒豆もいいお豆と絶対おいしくぷりぷりに煮える方法に出会い今年もきれいにできあがりました。
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母のお煮しめと一緒に並べたらこんなにたくさん。
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今年もしあわせなお正月。
もちろん全てマクロビオティック仕様、ベジのおせち料理。